毎月恒例の新作公開映画ピックアップでございますよ。
2019年6月公開の新作映画ピックアップ
6月のピックアップはこの10作です。
スパイダーマンとか入れてないから。
アラジン(6月7日公開)
アラジンの実写化ですってよ。ウィル・スミスがジーニーやってること以外知らない。
監督はガイ・リッチーなんだ。
あんまり観たくないけど娘が観たがっている。
スノー・ロワイヤル(6月7日公開)
「模範市民賞受賞」「キレル」「ファーゴのキレ味」「タランティーノが96時間を撮ったらこうなる」「全世界15ヵ国No.1ヒット」「パルプ・フィクション、ジャンゴのプロデューサー製作」といった訳の分からないパワーワードが並んでいます。
何を言っているのかさっぱり分からない。
目を細めてもっとよく見てみると「壮絶な、全くかみ合わない戦いが始まる」とか「勘違いが勘違いを呼び、気づけばクセモノだらけの四つ巴のた戦いへ」とか書いてあるから、勘違いバトルロワイヤル系か…あ、だから邦題にロワイヤルついてんのか。
噛み合わない戦いって書いてあるから、要はふかづめさん✖やなぎやさんのバトルに爺さんが加わるみたいな戦いかもしれない。
戦うオヤジラバ―なら観てみてはどうでしょうか。
クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅(6月7日公開)
クローゼットに閉じ込められて世界一周旅行する話です。
稲中の田中みたいなもんか。
予告観たら、いたく面白そうなんですよねこれが。
メン・イン・ブラック:インターナショナル(6月14日公開)
メン・イン・ブラックの続編、シリーズ4作目は、ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズからクリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソンにバトンタッチ。
てかメン・イン・ブラックじゃないじゃん。ウーマン入ってるじゃん。そこはかとなく漂うポリコレ浸食感。ウーマンの活躍を称賛したいだけに、既存の映画へのごり押しに反発したくなるんですよねぇ。
ゴースト・バスターズを全員女性にしたやつみたいに、ウーマン・イン・ブラックでも作りゃぁいいのにさ。何がしたいんだよ!
先日もタランティーノ監督の新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のプレミアのインタビュー(ブラピ、レオ様、マーゴット・ロビー様という豪華キャスト!)で、どこぞの女性が「マーゴット・ロビーのセリフが極端に少ないのは何故ですか」というバカな質問をしてタラちゃんが怒ってたもんなぁ。こんな質問されたらイーストウッドだったらキレるだろうなぁ。
I reject your hypothesis.
Quentin Tarantino
空気を読んで機転を利かし、「私が演じた役は行動や身のこなしで十分描写されていた」と説明するマーゴット・ロビーがいじらしかったですよ。
そういえば先日最終シーズンを終えたゲーム・オブ・スローンズでも、シーズン8の「女性のセリフ量がめちゃめちゃ少ない」という記事が出てましたよ。病的だと思いませんか。お前らどんだけ暇なんだ。
会議の場で女性に十分な発言の場が与えられなかったことに文句言うなら当然だけどさぁ、作ったアートにポリコレケチつけられたらウンザリしちゃうよね。
だから昨今の映画やドラマは説明しまくりなんだなぁ。そんなにセリフが多ければ多いほど良いなら、ずっと女性に喋らせまくる映画でも何でも作りゃあいいよ!
ガラスの城の約束(6月14日公開)
「ルーム」でアカデミー賞を受賞したブリー・ラーソン主演、ショートタームの監督が再タッグを組みました。
ブリー・ラーソンは「キャプテン・マーベル」を除いて好きなので観たい一作です。
ホームレスの父役にウッディ・ハレルソン、ホームレスの母役にナオミ・ワッツ。豪華なホームレス親だ。
ニューヨークで自立して暮らす主人公の女性が、関係を絶っていたホームレスの父親との再会をきっかけに、本当の幸せをつかむための人生を再び歩み始める姿を描いた。
人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていたが、ある日、ホームレスになっていた父親のレックスと再会する。
かつて家族のために「ガラスの城」を建てるという夢をもっていた父レックスは、仕事がうまくいかなくなり、次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていった。
高校生になったジャネットは大学進学を機にニューヨークへ旅立ち、親との関係を絶とうとしたが……。
映画.com
ハウス・ジャック・ビルト(6月14日公開)
きました問題作。
連続猟奇殺人犯の12年を描いた映画です。殺人犯役にマット・ディロン、第一の犠牲者にユマ・サーマンです。
殺人犯ジャックのモデルは誰なんだろう?と気になったところ、モデルは本作のランス・フォー・トリアー監督自身だろうという声もありました。
ランス・フォー・トリアー監督(デンマーク出身)の代表作は、アンチクライスト、ダンサー・イン・ザ・ダーク、ドッグヴィル、奇跡の海、ニンフォマニアック等々、問題作ばかりでございます。
一般的に「鬱になる映画」リストに人々があげそうな映画ばかりですが、これらは私は全然鬱にならなかったんですよねーまあ衝撃は受けましたし、監督のメンタルの闇を覗きたくもなりますが、実は鬱の中に希望が見えたりする映画だったりしてますし。
本作がどんな感じに仕上がってるか気になります。
ちなみに2018年のカンヌのプレミアでは100人が退席したものの終了後にはスタンディングオベーションという両極端な評価を頂いています。同様にimdbや腐れトマトでも50~60点と評価が割れている様子が伺えます。
X-MEN:ダーク・フェニックス(6月21日公開)
マーベルの新作はX-MENシリーズの7作目「ダーク・フェニックス」。
アメコミまだ続くんか。
アベンジャーズ:エンド・ゲームは3時間の長丁場でも耐えたし楽しかったけどね!
ダーク・フェニックスには「ゲーム・オブ・スローンズ」のサンサ・スターク役ソフィー・ターナーが主演に抜擢されています。ソフィー・ターナーは顔が大きいから主役向けかもしれないですね。
ジェニファー・ローレンスも出てます。亡霊のようにジェシカ・チャスティン様も見える。ジェイムズ・マカヴォイも見える。
X-MENは3作目か4作目くらいまで観たと思うんだけど…ライアン・レイノルズが口を閉じられて日本刀振り回して襲ってきた一作まで。あれは何作目なのだろうか。
毎回同じような内容だから飽きちゃうんだよね。 同じような内容じゃないのかもしれないですけど。
パピヨン(6月21日公開)
脱獄映画の金字塔「パピヨン(1973年)」のリメイク!
スティーブ・マックイーンの役をチャーリー・ハナム(「サンズ・オブ・アナーキー」「パシフィック・リム」)、ダスティン・ホフマンの役にラミ・マレック(「ボヘミアン・ラプソディ」)です。
さすがにスティーブ・マックイーンの代理は無理難題ていうもんですから、柴犬ハナムを楽しむつもりで観てみようと思います。
ジョナサンーふたつの顔の男ー(6月21日公開)
「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルコート主演のスリラーです。
一人の青年に2つの人格があって、午前7時と午後7時に人格が入れ替わり、12時間ずつ生きていたものの、ある女性と出会ったことで平穏だった日常が崩れ始めるという話です。
アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(6月22日公開)
フィンランド史上最高の製作費と観客動員数を記録した戦争映画だそうです。
さあ、戦争映画に小うるさいやなぎやさん、これは見逃せませんよ。
なんと1テイクに使用した火薬の量がギネス記録認定だそうです。
どーするよ、やなぎやさん。
北限の大地で3年2か月にわたりナチスドイツと戦ったフィンランド軍の話です。
さぁ、ふかづめさん、私が一番観たいのはどれですか。当ててね!