ミセスGのブログ

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【シカゴ・ファイア、シカゴPD、ロー&オーダーSVU】今シーズンのキャスト降板が痛手

「ディック・ウルフ」プロデュースの3作品

時は2023年、2月。

今シーズンは「ディック・ウルフ」プロデューサーによる人気ドラマシリーズに大きなキャスト降板が相次ぎました。

ディック・ウルフのプロデュース作品にはもうひとつ「シカゴ・メッド」がありますがメッドはあまり好きじゃないので観てません。

 

「シカゴ・ファイア」「シカゴPD」「ロー&オーダーSVU」今シーズン降板のキャスト

まずはシカゴ・ファイアから。

「シカゴ・ファイア」シーズン11の降板キャスト

シカゴ・ファイアは前シーズン10で主役マット・ケイシーを務めるジェシー・スペンサーが降板したばかりです。

そして今回、これまた主役級のケリー・セヴライド演じるテイラー・キニーが私事の理由から一時的に降板することを発表しました。

シカゴ・ファイアきっての色男ケリー・セヴライドを演じるテイラー・キニー、一時的に降板を発表

ガーン、ガーン、ガーン!!

ジェシー・スペンサー不在のシカゴ・ファイアは、テイラー・キニーをはじめ他の準主役キャラたちが健闘してきましたがやはり求心力を失った感は否めません。

そこにきてテイラー・キニーが一時的とはいえ降板というのはかなりの痛手です。

ジェシー・スペンサーの後釜は結局女性リューテナントになったステラ・キッドが埋める形でステップアップしていますが、キッドはもともと助演キャラでしたし、好感が持てるキャラではあるけど、ジェシー・スペンサー程のXファクターを感じられません。

この状態でツートップの両者を失うとなると、シカゴ・ファイアの存続が危ぶまれる気がします。

テイラー・キニーは「一時的に」降板と発言しており、戻ってくることを前提としていますが、心情や状況がどう変わるか分かりませんからね。

ドラマも10年前後同じキャラを務めるとそろそろもういいかな、と思うのかもしれませんね。降板する俳優がどっと増える気がします。

ドラマの制作陣はどいつもこいつもオリジナルキャスト(初回からのキャラ)を過小評価している気がします。俳優は使い捨てくらいに思ってるかもしれませんが、ファンにとってどの俳優がキャラを演じるかは大問題です。オリジナルキャラには感情投資してきてますしね。

このせいでシカゴ・ファイアの視聴率が下がってキャンセルにならないといいけれど。

 

「シカゴP.D.」シーズン10の降板キャスト

シカゴP.D.の今シーズンの降板キャストは、昨年当ブログでも報じたようにジェイ・ホルステッド演じるジェシー・リー・ソーファーです。

シカゴP.D.をシーズン10で降板したジェシー・リー・ソーファー(ジェイ・ホルステッド役)

オリジナルキャストでありイケメンキャラであり主役のハンク・ボイト(ジェイソン・ベギー)が最も信頼し、ボイトの後継者に指名される存在でした。

ジェシー・リー・ソーファーは「シカゴP.D.」のプロデューサーとして戻ってくるそうですが、オンスクリーンでジェイ・ホルステッド役として戻ることは今のところ考えてないようです。

先日放映されたエピソードでは、妻のヘイリー・アプトンが軍に電話してホルステッドがいつ戻ってくるかを問い合わせたところ、ホルステッドが軍務期間を延長したという答えが返ってきてヘイリーがまた悲しみに暮れるシーンがありました。このままいくとヘイリーが離婚を選択する可能性もありそうだな、と。

 

「ロー&オーダーSVU」シーズン24の降板キャスト

最後は「ロー&オーダーSVU」です。

シーズン24と全米最長のドラマになった本作、私もシーズン1からしっかり視聴しております。

シーズン24で残念ながら降板となったキャストは、アマンダ・ローリンズ役のケリー・ギディッシュです。

「ロー&オーダーSVU」シーズン24で降板させられたアマンダ・ローリンズ役ケリー・ギディッシュ(左)、右はSVUの顔で主役のオリビア・ベンソン役マリシュカ・ハージディ

これもショックだったわー。

ケリー・ギディッシュは辞める気は全然なく、制作側の意向で降板となりました。

ギャラの交渉で合意に至らなかったとか。ケリー・ギディッシュはシーズン13から登場しており、ファン人気も高く、制作側には高くついたのでしょう。ケリー・ギディッシュに高額払うより、新キャラを入れた方が安い。酷いもんです。

SVUはオリビア・ベンソン以外は誰でも首を斬られる可能性があると思います。

アマンダ・ローリンズは有能でも弱い所をもった刑事で、それでも少しずつ成長していき、今ではオリビア・ベンソンが最も信頼を置く部下になっていたのです。それなのに!

エピソード9あたりが最後の登場ですが、オリビア・ベンソンとの友愛に泣きました。

最後はオリビアとアマンダが二人とも泣いていて、俳優たちはどんな思いでこのシーンを撮影したんだろうなぁ、と涙目になりました。

オリビアに別れを告げる最後のシーン

せめてもの救いは、サプライズでアマンダとカリーシが内輪で結婚式を挙げたことですかね・・・

ケリー・ギディッシュは降板させてほしくなかったわ・・・

予想通りファンから大批判の嵐で、制作陣は脅迫予告まで受け取ったとか。