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【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン6第9話のあらすじと感想(ネタバレ)

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海外ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン6第9話のあらすじと感想です。

「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン6の過去エピソードのあらすじと感想:

第1話・第2話 第3話・第4話 第5話・第6話 第7話 第8話

 

【ヴァイキング】シーズン6第9話あらすじと感想

ビヨルンがイングリッドを第二夫人に娶る

前エピソードでビヨルンがイングリッドと逢引きしている場面に妻グンヒルドが登場し、怒られるかと思ったら「イングリッドを第二夫人に」と提案されたのでビックリビヨルン。略してビッキョルン。

「一夫多妻制で行きますか」という正妻からの提案には、ビッキョルンだけでなく愛人のイングリッドも驚いたし私も驚いた。

とはいえビヨルンの恋愛史を振り返ってみれば、ひとりの女性を征服したら次の女性を征服しにいくといった根っからの恋愛さすらい人。

グンヒルドはそんなビヨルンの性癖をよく知っていたので、第二夫人を据えることで他の女性を征服しに行こうとするビヨルンの恋愛パターンを封じ込めようとしたのだろう。

グンヒルドの心痛は計り知れないものだが、互いの愛を維持しながら互いを失わないための最善の策ともいえる。

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ビヨルンのストッパー係にされたイングリッド

イングリッドが浮かない顔をしているのは、ビヨルンが最も愛しているのは第一夫人のグンヒルドであること、そしてグンヒルドのそんな思惑に気付いているからだろう。

イングリッドとしてはビヨルンがグンヒルドを捨てて自分が唯一無二の女王になることを望んでいたはずだ。

そこにグンヒルドから先手を打たれた状況なので、だとすると、やはりグンヒルドの提案は間違っていない

イングリッドとの結婚儀式の夜、ビヨルンが正妻グンヒルドの隣に寝ようとすると、グンヒルドは「結婚初夜なのでイングリッドのところへお行きなさい」と寛大なことを言う。

ビヨルンはグンヒルドを傷つけていることを知っているので躊躇うが、グンヒルドが譲らないのでイングリッドの元へ行くことにする。ビヨルンは浮気してグンヒルドを裏切った罪悪感でいっぱいなので、この先ビヨルンもグンヒルドには迂闊な真似はできないだろう。

グンヒルドは気丈に振舞うが、ビヨルンがいなくなると静かに涙を流す。胸が痛む。

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グンヒルドは強さと聡明さ、賢さを備えた女性であることを証明しました。

 

中世ロシア人の侵攻

ハーラルの動向を懸念するビヨルンはエイリックと偵察隊を周辺警備に送る。

エイリックたちは森の中でオレグが送り込んだ斥候隊(アイヴァーもいる)と遭遇し、局地戦となる。

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双方が撤退し、エイリックは中世ロシアの旗を持ち帰る。

アイヴァーは森の中で偶然ヴィットゼルクを発見。キエフ公国に連れて帰る。

帰路の船の中でアイヴァーの肩にもたれかかるヴィットゼルク。

アイヴァー「お前は何故いつも俺から離れないんだ?でもお前に会えて嬉しい。」

この二人は不思議な兄弟関係だけど、血の繋がりが他の誰よりも濃い。

中世ロシア人が侵攻してくるかもしれないことを知ったビヨルンはハーラル王と協力するしかないとグンヒルドに進言される。ヴァイキングが総力を決して戦っても勝ち目があるか分からないのに、カテガット或いはハーラル王が孤軍奮闘したところで勝機は望めない。

ビヨルンはエイリックをメッセンジャーとしてハーラル王に送るが、ハーラル王は犯罪者のエイリックを殺したがっているのでひっ捕らえて殺そうとする。でもオラフの進言でエイリックを解放してあげる。

ハーラル王は、ビヨルンがカテガットの防御をあきらめてハーラル王たちの元に加勢にくるという条件でビヨルンと協力することに合意する。

 

キエフ公国に戻ったアイヴァーとヴィットゼルク

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金ぴか。

ヴィットゼルクは「あの雌犬(ラゲルサ)を殺してやった」とアイヴァーに伝える。

アイヴァーは一瞬誰のことだか分からない様子だったし、ヴィットゼルクの報告に驚きながらも反応してなかったので、今のアイヴァーにはラゲルサのことは大した問題ではないのだろう。

ヴィットゼルクがラゲルサを殺したのは復讐心からではなく偶然と脳内混乱が生んだ事故だった。「ビッチを殺したった」というヴィットゼルクのマッチョじみた台詞はアイヴァーからの感心を得たいがためでしょう。

オレグはアイヴァー達にキエフ公国軍の戦列歩兵を見せつけます。

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キエフ公国の軍隊

この軍隊を率いてスカンジナビア半島を侵攻しようとするオレグ公だけど、歴史上オレグはこれだけの大軍を率いてスカンジナビアに侵攻した史実はないのでこれはドラマ上の脚色のようです。

オレグが南進してコンスタンチノープルを襲撃していたのは史実だけど、キエフと同じような寒冷地帯のスカンジナビアに侵攻する理由がオレグにはあまりないものね。

このキエフ軍のファランクス、画面ではよく見えないので確認できないけど、それぞれ100名ぐらいいる?それが横に7個、縦に8個ぐらい?とすると、これで5600人ぐらいということになるのかな?

史実とは異なるにしてもヴァイキング対中世ロシア人というのはまぁ見てみたい気もする。

でも再びアイヴァー&ヴィットゼルク対ビヨルンという構図に持って行っているような気がしてしょうがない。

兄弟同士の戦いはシーズン5で散々観てきてお腹一杯なので、もう観たくないというのが正直なところです。

 

アイスランド

アイスランドではトービがウベとの最初の子を出産する。

難産のためにトービの腹を切らなければいけない瀬戸際だったが、なんとか無事に出産できてトービも無事。安堵。

ちょっと待てよ?考えてみたらトービとウベてすごい年が離れているよね?

トービが大人ですでに出産していた時にウベって少年だったわよね。

ということは・・・

ウベは熟女好き。

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ウベ、バイキングきっての熟女好き。

この難産も高齢出産という演出のひとつだったのでしょうね。

トービの外見がまったく変わってないので若いままのトービのまま思考が止まっていたけれど。

それからアイスランドでフラットノーズが紹介した男は、実は北欧人ではなくキリスト教徒であることが分かる。というのもトービが分娩中で危険な時に男がお祈りをしていたのだが、それがキリスト教の祈りであることにウベ(いちどイングランドでトービと改宗したことがあったので覚えていた)が気付いたからだった。

フロキの行方はまだ不明で、フラットノーズもこのキリスト教徒の男も何かを隠している様子でいまいち信用できない。キリスト教徒の男は何かを企んでいるようには見えないが、何かを隠している様子だし、フラットノーズは強欲で権力を欲していることを隠している様子。

ウベはラグナルの息子の中で唯一権力に溺れずに開拓という道を選びましたね。

キリスト教徒の口からついに出た「ゴールデン・ランド」。

ついにウベが北米大陸に到達する日がくるのか。