「シカゴPD」もついに大台を迎えました。
祝シーズン10!
いやー早いものだね。時の流れは、実に早い。
2022年10月10日現在、シカゴPD「シーズン10」は第3話まで放映されています。
第3話で大きな変化がありましたので、ここで紹介したいと思います。
ネタバレ注意
「シカゴPD」シーズン10開始
時間軸はシーズン9のすぐあとです。
考えてみたらシカゴ・ファイア、シカゴPD、シカゴ・メッドはクロスオーバーもあるんで、時間軸が同じじゃないと辻褄が合わなくなってしまうのんねー。
シカゴ・ファイアではセヴライドとステラがシーズン10の最終回で悪党に襲われそうになっててシーズン11の第1話でその後が描かれているので、シカゴPDもシーズン9の最終回のすぐ後という設定じゃないといけないわけだ。
シカゴPDのシーズン9の粗筋感想はこちらを読んでね。
アンナの死の余波
シーズン9でボイトの大事なCI(情報提供者)だったアンナが命を落としたため、第1話ではボイトが執拗にあのベイカリーのワンブロック一帯につきまとって、地元の小悪党らから嫌がられていました。
ヘイリーとジェイはボイトを心配します。
今回、ボイトの上司にあたる人物にマイケル・ガストンが投入されました。(上司がコロコロ変わる)マイケル・ガストンは最近では「Five Days at Memorial」というドラマでカトリーナ禍の病院で終末患者を勝手に安楽死させた医師の調査員を好演していました。(Five Days at Memorial の粗筋感想はこちら)
ボイトはガストンから「気持ちは分かるが、あの一帯をウロウロすんのは止めろ」と下令を受け、気持ちにケリをつけます。
マイケル・ガストンはこのポジションにおいては珍しく話がわかる上司というか。ボイトとはうまくやっていけそうな上司だね。
新メンバーのダンテ・トレス
シーズン9で初登場したダンテ・トレス(ベンジャミン・リーヴァイ)はシーズン10からレギュラーメンバーに昇格!
やっとスペイン語話者が入ったよー。現実問題としてスペイン語話者やヒスパニック系メンバーが重要チームにいないというのは致命的ですからね、これは良い判断だったと思います。アントニオ以来だね。
あとダンテが無口でコミュ症気味という、人々が想像する明朗快活な今を生きる系ヒスパニックという先入観を無視した人選もイイ。
第1話ではさっそくボイトの急な要求に意表を突くアイデアで連携プレーに成功、見事悪党を成敗しました。
これからが楽しみなキャラクターです。
キムとアダムが同棲を決意
シーズン1からくっついたり離れたりを繰り返してきたキムとアダム。
シーズン9でアダムが突如自分が生まれ育った父親の家を購入することを決意(なんかいいよね)、養子マッケイラを迎え入れたキムに三人で同居することを提案しました。
キムは迷った挙句、アダムと同居することを決意します。おめでたい。「もう、いい加減くっつけよ」と思ってた人も少なくないでしょうから。
それに後述するパワーカップルがあんなことになったので、この二人は安定したカップルとして君臨させておいた方がいいと思うな。
だけど同棲することにはなったけど、恋人同士になるかどうかは微妙なんだよな…あくまでマッケイラのことを考えて…ていう頭もあるみたいだし。同居しておいて、お互い他に外で恋人作っったら、子どもの養育的には良くないよね。
この二人はアダムがプロポーズした時に結婚させといたほうが良かったかも。
そのうちキムからプロポーズという展開を期待したいな
ジェイ・ホルステッドとヘイリー・アプトン
少し前に電撃報告がありましたが、シーズン1からレギュラー出演していたジェイ・ホルステッド役のジェシー・リー・ソファーが第3話をもって降板することになりました。さらばイケメン。
降板理由については明らかにしていませんが、同じキャラクターを10年演じてきたので違うことに挑戦したくなったのでは、というのが大方の推測です。といってもジェシー・ソファーの今後の俳優業の予定はほぼブランクになっているので、もしかしたら俳優業を一旦休憩して私生活や他のことにフォーカスしたいと思っているのかもしれませんね。
いやーでもイケメンを失うのは痛手。ダンテが入ってきたもののダンテは新入りだし、ボイトと対等にやっていけるくらいのイケメンキャラを入れる必要があるんじゃないかな。
で、ホルステッドがどう退場するかという話ですが、これがけっこう強引だったのでファンは納得していないでしょうね。
ホルステッドはドラッグストアの薬を狙う凶悪犯罪グループに遭遇します。そこで退役軍人の男性が民間人を庇って撃たれます。その男性は何度も勲章を受章した人物で、仲間からの信頼も厚く、元軍人のホルステッドは感銘を受ける。
ところがその男が実は凶悪犯罪グループの見張り番だったことをヘイリーが突き止める。そのことがバレたら男の家族は路頭に迷ってしまうので、ホルステッドはヘイリーに口止めし、奥さんにだけ真実を話して男のパソコンにアクセスし、犯人のアジトを見つける。
スタンドプレーがすごい。この時点でもうホルステッドのキャラがどっかいっちゃってるんだけどさ、こっからがもっと無理矢理感溢れる。
アジトをひとりで嗅ぎまわってたら犯人の男と遭遇、意外に男が強かったのでホルステッドが殺されそうになる。ホルステッド、ナイフで男を刺し殺してしまう。
そこにヘイリーとボイトが到着(ヘイリーがボイトに話した)。
証拠隠蔽、司法妨害、違法捜査の上に男を殺しちゃったホルステッドは呆然とする。
隠蔽工作の匠ボイトが「これこれこういう情報でお前たちがここに来てー、襲われてーやむを得ず反撃して殺しちゃったーという筋書きでいくよ?聞いてる?」と筋書を立てる。
ホルステッドはこれ以上巨匠ボイトの真似事が我慢できなくなり、ボイトの上司ガストンに真実を告白しに行く。
ところがガストンも「退役軍人の男は民間人を庇って亡くなった英雄でしたし、犯人は30人以上も過剰摂取と銃撃で民間人を殺した悪党。そいつを貴方が倒したわけですが、めでたしめでたしで...いいと僕は思うんだがね...?」とか言う。
ホルステッドはそのまま「あざす」といって辞職する。
ホルステッドは退役軍人の男の仲間たちに誘われて、ボリビアで対麻薬カルテルのミッションに参加することを決意、やぶからぼうにヘイリーに伝える。
ホ「今日ボリビアに行くわ」
ヘ「きょ、きょ、今日!?」
突然!
ヘ「いつ帰ってくるの?」
ホ「9か月後くらい?知らんけど」
ヘ「そんな・・・」
ホ「でも俺のラブ・オブ・マイ・ライフは君だけ」
とかいって行っちゃう。
ヘイリーの顔が皺だらけになる。皺だらけのヘイリーは可愛い。
そんな簡単に夫が突然いなくなっちゃうなんて困るよなぁ…
でもまぁヘイリーは自分が原因の一端でもあるので、止めるに止めれないんだ。清廉潔白でいたかったホルステッドだけど、愛するヘイリーを守るために隠蔽工作に加担したので。
ヘイリーとホルステッド。美男美女だけど、この二人はどうしてもカップルに見えなかったというか、全然ケミストリー感じなかったなー、私は。
飛行場でボイトがホルステッドを呼び止めます。
ホルステッド曰く、「ボイトになりたい自分がいて、それじゃ駄目だと思った」ということらしい。
ボイトが後釜にしようと考えている右腕がいつも消えていく。アントニオ、ホルステッド・・・
ホルステッドがいなくなるとビジュアル力が落ちるな。
トレス以外にも新しいキャラを入れてください。