「シカゴ・ファイア」シーズン10を観終わった感想です。
シーズン10は全22話です。
ネタバレ注意
「シカゴ・ファイア」シーズン10粗筋まとめ
過去記事でお伝えした通り、シカゴ・ファイアの通算200話目(S10E5)であの人物が降板となり、シカゴ・ファイアは大きな節目を迎えました。
その人物とは・・・
なんと・・・
マット・ケイシー扮するジェシー・スペンサー!
降板の理由としては、ジェシー・スペンサーは10年以上にわたってドラマに出演してきて、今は家族と過ごして家族の面倒をみたいという意向によるものです。
シカゴ・ファイアとしてはジェシー・スペンサーが希望するならいつでも大歓迎!ということで、シーズン10の最終話にジェシー・スペンサーが顔を出します。
でも、その後のことは未定、おそらく暫くは戻ってこないのだろうな、と感じています。
一応、ドラマ内ではオレゴンに3年間という設定ですが、ジェシー・スペンサーが復帰を希望しない=そのままオレゴンに留まるというシナリオも十分考えられますしね。
そういえば「ウォーキング・デッド」の主役リック・グライムズ扮するアンドリュー・リンカーンもシーズン9で降板していますね。10年近く同じ番組で同じキャラを演じていると、他にやりたいことにチャレンジしたくなってくるのも分かる気がしますね。
とはいえ、「ウォーキング・デッド」映画3部作の話もおじゃんになったようで、今度はリックとミショーンのスピンオフドラマとか言ってる辺り、節操ないなぁと思っています。もうええよ…
まぁ、アンドリュー・リンカーンは家族と過ごすためと言っていましたが、ドラマの質が駄々下がってつまらないドラマになってしまったので、降板したくなる気持ちも十分理解しましたが。(フィアー・ザ・ウォーキング・デッドなんてもっと酷いです。)
マギー役のローレン・コーハンも別ドラマの主演に起用されて、沈む舟「ウォーキング・デッド」から逃げ出したけど、結局新ドラマがキャンセルになったから出戻ったようなもんでしょう?ミショーンの人だってマーベル映画起用になったから辞めたけど、結局売れないというかパッとしないから戻ってくるんじゃないのかなぁ。
降板劇があるとドラマの粗筋にも影響しちゃうから、視聴者としては冷めちゃうよね。
とにかく「シカゴ・ファイア」としてはかなりの痛手。
ジェシー・スペンサー降板後の第6話、第7話、第8話については、こちらの記事で紹介しています。
粗筋を要約してみます。
- S1の消防士仲間が遺したデュラハム家男児二人の面倒を看るためにマットが3年間の期限でオレゴンに引っ越す(ジェシー・スペンサー降板)。
- シルヴィはマットと遠距離恋愛を続けますが、離れ離れが辛くなり、暫くオレゴンに遊びに行く。シルヴィは最終話近くで戻ってきます。
- マットの代わりのペルハムはやがて皆にも慕われるようになりますが、最終的に他の部署での永続地位をゲットして惜しまれながら異動していきます。
- マットの代理のペルハムもいなくなった穴はどうするのかというと、予想通りステラ・キッドが小隊長を務めることになります。
- ステラは何故かセヴライドの連絡を無視し続けて、セヴライドは別れを予感します。ステラは「ガールズ・オン・ファイア」というプログラムと自分のキャリアを天秤にかけていたそうで、最終的に自分の居場所はやはりここだと帰ってきました。(てな話だったと思う。よく分からん。)
- しかし、これがきっかけでステラとセヴライドの仲は暫くギクシャクします。どうやら、二人ともマリッジブルーのような恐怖感を味わっていたようです。
- シルヴィが留守の間、エマというEMTが入ってきますが、エマはヴァイオレットを追い出して自分がEMTのボスに収まろうと画策します。
- エマはヴァイオレットとホーキンスの仲を嗅ぎつけ、二人を脅し始めます。
- 最終的にエマは火事の最中に火に恐れおののいて職務放棄、皆にもスカンされ、ホーキンスも自分のクビを覚悟しながらエマにクビを告げます。
- セヴライドとステラの結婚式で最終話は幕を閉じます。
- セヴライドはその少し前にトラックの火事絡みで大量の薬を発見し、その薬を取り返したい悪い輩とトラブルになります。
- セヴライドとステラのハネムーン先に忍び寄る影・・・
という粗筋です。
感想
まずね、やっぱりジェシー・スペンサー不在は痛いなと思った。
ジェシー・スペンサー扮するマット・ケイシーのことを特別好きだったわけではないんだけど、やはり主役ですよ、主役。
主役に必要なITファクターてのをジェシー・スペンサーは持っているわけだわ。
セヴライドもシカゴ・ファイアに欠かせない主役級ではあるけれども、少し違うんだよね。セヴライドは右腕として生きるキャラで、「ウォーキング・デッド」のダリルみたいなもんだ。
だからマット・ケイシー不在のシカゴ・ファイアは、やはり違和感があるというか、何か物足りなさを感じました。
その代わりに入ってきたペルハムも一時的なキャラだったし(他分署に異動後に何度か出演してくれるよ)、ケイシーの後釜にステラというのも、予想通りとはいえ、やっぱり物足りなさを感じる。
ケイシーとシルヴィの遠距離恋愛もどうなっちゃうの?という感じですけど、最終話の様子からすると別離の方向に進んでいくのかなとも思います。
これは最終話のセヴライドとステラの結婚式のシーンですが、シルヴィは「やっぱり自分の居場所はシカゴにある。シカゴから離れることはできない」と断言していて、マットは「今この瞬間、僕は君と一緒にいる」とだけ言って言明を避けていました。
実際のカップルだったらお互いが一番大事となるでしょうけどね、ドラマの都合があるから仕方ない。
ジェシー・スペンサー戻ってこないかなぁ…
ジェシー・スペンサー降板後、ステラとセヴライドがパワーカップルとなりドラマを牽引していきます。
ステラが連絡を絶ったあと暫くずっとギクシャクはしていますが、最終的には結婚してめでたしめでたし。
途中でシーガーがまた登場するんで、セヴライドが浮気するんじゃないかと心配しましたが、セヴライドのステラへの愛は本物でした。こんな素敵なドレス着て、イケメンと共演してキスしたり抱きついたりしてたら好きになっちゃいそうだよなぁ。。。
結婚式にマットが登場してくれて嬉しかったなー。引っ越したとはいえ、セヴライドの結婚式に出席しないのは変だもんね。
ジェシー・スペンサーはオーストラリアから飛んできたのかしら…大変だわ。
シルヴィがオレゴンに行って留守にしている間、エマというEMTが入ってきてドラマを掻きまわします。
こんな悪魔みたいな人おる?て思うくらい嫌な人物で、ヴァイオレットとホーキンスの仲を知って脅しにかかります。
ヴァイオレットはだんだん可愛くなってきてて、性格も良いしスタイルも良い。次シーズン以降もレギュラー出演して欲しいな。
視聴率的には、マットがいなくなった次のエピソードでガクンと落ちました。
その後は600万台後半~700万台で推移していますが、前シーズンと比べるとやはり視聴率は少し低下していますね。
はい、というわけで「シカゴ・ファイア」シーズン10の粗筋まとめと感想でした。