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SF嫌いだがNetflix『ストレンジャー・シングス』シーズン3もやっぱり面白い!第1話あらすじと感想

ストレンジャー・シングスシーズン3あらすじ感想

ストレンジャー・シングス@Netflix

ついにNetflixの看板ドラマ「ストレンジャー・シングス」の新シーズンが放映されました。

Netflixに入っている人はもう観ている人も多いでしょう。

「ストレンジャー・シングス」といえば、SF嫌い、ファンタジー嫌い、キッズ嫌い(初耳)の私を虜にして寝かせないSFファンタジーキッズドラマです。

苦手な要素が全部そろっているのにチョー面白いドラマなんて、そうそうありません。

シーズン2から実に2年の月日が経過してますが、えらく時間かかりましたね。早くしないとキッズ成長しちゃうよ!とちょっと心配してたんだけど。

シーズン1の感想

SF嫌いな私の【ストレンジャー・シングス】感想~Netflix海外ドラマ(ネタバレなし)

シーズン2の感想

Netflixドラマ【ストレンジャー・シングス】シーズン2の感想(ネタバレなし)

 

『ストレンジャー・シングス』シーズン3第1話のあらすじ

予告も観てないのでストーリー全容は分からないけど、第1話のあらすじや状況はこんな感じ。

  • ロシア人がロシアで怪しい実験をしてて、ストレンジャー・シングスの妖怪を出そうとしているようでヤバめ。
  • アメリカの廃屋倉庫にネズミが大量に集まって勝手に体が自爆死する(人々はまだ知らない)。
  • キッズたちの設定は、あれから1年後。
  • ナンシー(高校のITガール)とジョナサンは(ウィノナの長男)地元の新聞社で働き始めたばかり。
  • スティーブン(ナンシーに振られた元ジョックスのトップ)は大学受験に落ちて、新しくオープンしたショッピングモールのアイスクリーム屋で働いている。

スティーブンとダスティン
  • ダスティン(歯列矯正児)は暫くどこかに出かけてて、帰ってきてキッズ仲間と合流。
  • ショッピングモールができたせいで町の商店街が過疎化、閉店する店が激増する中、ウィノナはまだ店を構えている。
  • ホッパー(保安官)とウィノナの友情は健在だが、ホッパーはウィノナを誘いたい様子。
  • マイクとエル(超能力少女)がラブラブなので、ホッパーが怒る。

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ガールズ・ハングアウトもするようになるエル(右はマックス)
  • ビリー(赤毛そばかす転校生少女マックスの義理の兄)は、ネズミが集まっていた倉庫でモンスターらしきものに襲われる。
  • ウィル(ウィノナの次男、シーズン1で失踪して戻ってきたキッズ)の様子がおかしい(誰も気づいていない)。

 

『ストレンジャー・シングス』シーズン3第1話の感想

シーズン3開始~!

観始めたらきっと止まらないと思ってたので、他の映画や通常運転ドラマを観てたんだけど、時差ボケが完全に治らず夜中に時間があったのでうっかり第1話を観てしまいました。

やめられない止まらない。

やっぱりこのドラマ面白い。 

Netflixのオリジナルドラマは微妙なものが多いのだけれど、「ストレンジャー・シングス」だけは心からお勧めしますよ。もちろん私のようなSF嫌い、ファンタジー嫌いにもお勧め。

さてさてそんな「ストレンジャー・シングス」ですが、2年ぶりにカムバックということで、やはりキッズの成長ぶりが半端なくて驚きました。他人のキッズは成長がより早いですね。

マイクなんてもはや成人のような背の高さだし。

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マイクが想像以上にキモくなっているが、キノコヘアーのせいだと思います

オリジナルキャストがそのまま全員集合しているのは、視聴者としてはとても嬉しい展開です。視聴者はオリジナルキャラを大事にしますので。

第1話しか観ていないので新キャラが投入されるのかはまだ分かりません。

シーズン2で出てきたナルシストのビリー(マックスの義理の兄)も出てきて多少笑かせてくれましたが、何よらトラブルに巻き込まれてしまって果たして大丈夫なのかどうか。マックスに暴力的な義兄なので同情はしませんが、S1のスティーブのような強力キャラなので、改心して味方になると良いのですが。

そしてストレンジャー・シングスの舞台は84年です。80年代を懐かしむジェネレーションX世代としては本当に嬉しいし楽しいんですよねぇ。洋服、髪型、メイク、色使い、電話、音楽などなど観てるだけで懐かしい要素がいっぱいです。

あの頃はシンプルな社会でしたね。

劇中にあったようにショッピングモールが台頭してきたのも80年代頃なのかな。

劇中で「このモールやけに人が多すぎない?」と思っていたら、どうやら町に新規オープンしたモールで人が大勢います。

とはいえアメリカではショッピングモールが現在大苦戦中。町の商店が大型ショッピングモールに潰されたように、今度はショッピングモールがオンラインショッピングに潰されそうになっているのが現状です。

私が住んでいる南カリフォルニアのショッピングモールでは、空き店舗も多く見られたり、店舗が変わることは日常茶飯事です。ひとけは多いものの、人々がそこで買い物をしないんですね。日本のイオンと同じような状況とも言えます。

JCペニー、トイザラスなど、物理店舗からオンラインショッピングにうまく変遷できなかった企業は次々と淘汰されています。

こういうこともあってアメリカのオンラインショッピングはFree Shipping & Free Returns(送料・返送料ともに無料)のところも多いので、ショッピングするには天国です。

私も日本にいると節約志向になって洋服も買う気が起きず、せいぜいユニクロで最低限の洋服を買って制服のようにローテーションして着まわしているだけですが、アメリカに来ると何故か買い物したくなるんですねぇ。(これはいつか記事にしようかと思ってたんだけど、とにかく買い物がしやすい。)

お金持ちエリアにあるショッピングモールは別かもしれません。たとえばニューポートビーチにあるファッション・アイランドは、植栽もディズニーランドのように綺麗に整備されているし、海が見える屋外のショッピングモールなので、人々は犬の散歩をしたり、ガジーボに座ったり、レストランで食事を楽しんだり、と買い物以外のアクティビティもさかんなので、つぶれる心配はあまりなさそう。

ショッピングモールはもはや買い物をする場ではなく、人々がハングアウトしたり、ベンチに座って話し込んだりするような憩いの場(あるいはエアコンに涼む場)になりつつあるのかもしれません。

あるいはショッピングモールに取って代わる複合型スペースができていくかもしれませんね。

脱線したので話を戻すと、超能力少女エルはあのままホッパーの家で親子として過ごしています。エルがマイクとラブラブなので、ホッパーは気が気じゃありません。その様子がおもしろ可笑しくて、何度も声を出して笑ってしまいました。

マックスの兄ビリーがプール監視員として格好つけて登場する時も、ダサ面白くて。現代で見たら寒気がするけど、80年代らしいダサさを堪能できて楽しい。

ホッパーとウィノナはくっついてもよさそうな気がするのに、ウィノナが頑なに拒もうとするのは何故なのかしら。あとウィノナはこの2年の間にかなり老けたような…もともと好きな女優ではないものの、このドラマのウィノナは好き。

ホッパーのちょっと出たお腹が可愛いよねー。可愛くない?あぁ、そう。

スティーブとグルになってキッズが映画館に無料で忍び込み、映画を観るシーンがあるんだけど、なんとその映画が「死霊のえじき」!!逝去したジョージ・A・ロメロへのトリビュートかなぁ、ありがとう「ストレンジャー・シングス」。

というわけで、ストレンジャー・シングスはシーズン3も好調なこと請け合い!あと9話?残っているので観るのがチョー楽しみです。