ミセスGのブログ

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Netflix「デッド・トゥ・ミー」シーズン3で終了だけど観る価値あり

Dead to Me@Netflix

現在、我が家はカリフォルニアの義兄の家に居候しているのですが、先日届いたガス代が500ドルに飛びあがっていました。

前月のガス代は280ドルくらいだったそうです。

ここ最近、私は毎日シャワーを浴びるのをやめて2日か最低3日に1回シャワーにしていたのですが、ガス代のことが気になって試しにシャワーを止めながら入ってみました。

どういうことかというと、洗髪と洗体の時はシャワーを止めて、洗い流すときだけシャワーの水を出す。わぁ、天才。天才だけど寒いわぁ。

よし、これで行こうと思いました。

次の日、風邪ひきました。

なんやの。

シャワー止めて入る案は即却下しました。

昔から髪の毛を乾かさずにウロウロしていると風邪をひくタイプなんです。乾かさないとすぐに風邪ひいちゃう。毛量が多いからなのかしら。

 

さて、ネトフリの「デッド・トゥ・ミー」を視聴しました。

クリスティーナ・アップルゲイトが出てたので何の気なしに観始めたら割と面白かった一作です。

 

【デッド・トゥ・ミー】

主演のクリスティーナ・アップルゲイトが多発性硬化症を患っているため、「デッド・トゥ・ミー」は惜しまれながらもシーズン3をもって終了しました。

シーズン3ではアップルゲイトが病気のせいで体重が20kgも増えてしまい、脳と身体のコミニュケーションが取れなくなっていたそうです。

アップルゲイトの病気を知った後に観たので、彼女の目に見える変化が悲しかった。体重増加もそうだけど、あまり動かないのよね。大変だったんだろうなぁ、その中でも撮影をこなすなんて女優魂以外の何者でもない。

はい、それはそうと、このシリーズ結構面白かった。

1エピソードが30分くらいと短めなのでお手軽に見れる。

最近はYouTubeでさえ長く感じる若者層がTikTokに集まっているので、テレビドラマも長いの観られなくなっちゃってるの?と心配しそうになるけど、テレビドラマは昔からこの20~30分の短めエピソードのショーも多いです。

その割に密度が薄いと感じることは殆どないので、重要なのは尺の長さより中身なのよね。「セックス・アンド・ザ・シティ」は私のオールタイム大好物ドラマですしね。

 

「デッド・トゥ・ミー」粗筋

さて、「デッド・トゥ・ミー」はどんなドラマなのかと言いますと、南カリフォルニアの高級住宅地域ラグーナ・ビーチに住むクリスティーナ・アップルゲイトは、轢き逃げで夫を失います。

失意のアップルゲイトは、地元のグリーフ・セラピーの会に参加し、そこでジュディ(リンダ・カルデリーニ)に出会います。

ジュディ(リンダ・カルデリーニ)

二人はすぐ意気投合し、眠れない夜を語り合って互いを慰め合う唯一無二の親友に。

しかしジュディには大きな秘密がありました。

というお話しです。

 

「デッド・トゥ・ミー」感想

ジュディの秘密はまもなく明らかになるんで、言っちゃっていい?言っちゃっていい?

もう終了しているし、いいね?

言っちゃうよ!

 

実は・・・

ジュディはアップルゲイトの夫を轢き逃げした犯人だったのです。

うわぁ・・・でしょ?

ジュディは罪悪感と贖罪の気持ちからアップルゲイトと残された息子二人の面倒を見なきゃ、という思いに駆られてアップルゲイトに近づいたのです。

最低なんだけど、でもね、意外にもジュディはアップルゲイトに嘘を付き続けることに耐えられず自白するんだ。

もちろん最初は拒絶されるんだけど、物語の展開でアップルゲイトが許す方向に向かう。

しかもアップルゲイトもアップルゲイトでジュディに言えない大きな秘密を抱えることになるので面白い。

最終的には両者とも自白するんだけど、その上でベストフレンドのままでいられるのがすごい羨ましくて。こんな親友がいたらいいな~なんてウットリしていました。

ジュディの婚約者役にジェイムズ・マースデンが出演しています。

「Xメン」で目から光線出してた人だよね

ジェイムズ・マースデンもなかなか貢献してくれました。

でも一番の見どころはやっぱりクリスティーナ・アップルゲイトとリンダ・カルデリーニが生み出す友情。

ジュディ役リンダ・カルデリーニはエイジレスな可愛さを振りまく純真無垢で利他的なジュディを完璧に表現していましたし、クリスティーナ・アップルゲイトはいつものアップルゲイトの悪態節、正直ここまで「ファック」等タブーワードを言っても反感を抱かない人はいない。むしろずっと悪態ついていて欲しい。

轢き逃げ事件、殺人事件の中で二人が織りなす友情を是非堪能してみてください。