「ナルコス:メキシコ編」祭りも今日が最後ですわよ。
北の国から「やれやれ」という幻聴が聞こえてきた。
史実と違うところもチラホラありますので、その点も解説していきます。
【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第10話 あらすじと感想
さぁ、泣いても笑ってもこれが最後!
すべてを手にしたフェリックスですが、フェリックスの終焉を感じずにはいられない展開、果たしてシーズン2の最終話はどうなったのでしょうか!?
LAのシルマーで20トンのコカインが押収される
1989年9月、ロスアンゼルスの倉庫にFBIとLAPDが押し寄せる。倉庫はコロンビアの麻薬カルテルの米国流通センターである。
押収したコカインの量は実に20トン、末端価格にして70億ドル(7000億円強)にも上り、史上最大の麻薬押収量であった。
コカインのほかに1200万ドルの現金(12億円強)も押収された。
きっかけは地元民からの通報だった。倉庫は6ドルの南京錠しかかかっておらず、FBIにとっては棚から牡丹餅と言える快挙だった。(それまでのアメリカでの最大押収量はフロリダで4トンのコカイン)
コカインはパチョのものだったのでパチョ大激怒。
ティワナ・カルテルはコロンビアからの支払いを受ける前だったのでティワナも困った様子を見せる。
劇中ではこのコカイン押収を密告したのはフェリックスと描かれている。(史実は確認が取れませんでしたが、当時の新聞によれば
concerned citizen who observed suspicious activities in the area
とのこと。
パチョへの雪辱を果たすフェリックス
フェリックスはパチョに呼ばれ、グアダラハラのレストランで会う。
ここでフェリックスは前回ガルフ・カルテルとカリ・カルテルに出し抜かれた雪辱を果たします。
フェリックス「あらっ?まだ生きてたの?よくパートナーが許したわね」
パチョ「・・・些細なことですからね」
フェリックス「本当にィ?70億ドルのコカインを失ったのに?些細な事?」
パチョ「・・・ええ。コカインまだ作れますから」
フェリックス「あたしへの手数料もあるわよねぇ。2億1000万ドル(1ドル100円換算で210億円)」
パチョ「あたしたち、すごいことしたのよ?70トンのコカインを運んだじゃない。」
フェリックス「それは違うわよ!あーた、あたしのことハメようとしたじゃない!で失敗した。覚えておいて、あたし恨みは忘れないわよ!情けはかけないわ」
パチョ「・・・噂で聞いてるわよ~、あーたがどうやってのし上がってきたか。シルマーの倉庫の摘発は絶妙なタイミングで起きたわよねぇ?」
フェリックス「・・・ブツを運んでほしいなら、支払いの半分はコカインにしてちょうだい。それが嫌ならカナダ経由で運ぶのね。3000kmも遠くなるけど!」
パチョ「・・・危険な選択よ。よく考えたの?パートナーたちとは話し合ったの?」
フェリックス「パートナーじゃないわ。あたしが雇ってるの。じゃあ決まりね」
パナマでのパチョとフェリックスの会話、覚えてますか。
ことあるごとに仲間を売ってのし上がってきたフェリックスに、パチョは組織は仲間が大事だということを見せつけ、協定を結んだガルフ・カルテルにも裏切らせることで当てつけていましたよね。
それを今度はフェリックスがあくまでも「パートナーじゃないわ。部下だから。自分が支配しているから。」と改めて見せつけたという、ものすごい応酬劇だったわ。
アメリカ人はかなり率直だということは知られているけれど、私の体感ではメキシコ人というのはさらに率直でダイレクトな物言いや言動をする。ナルコスを観ていてもそう思うけど。あとめっちゃタブーワード連発していて、英語より頻出している気が…
パチョとフェリックスの俳優がこれまた雰囲気抜群で気迫があって好演しているんですよねぇ~。緊張感が半端ない。ディエゴ・ルナ・アレクサンダーはフェリックス役がかなり板についてて完全になり切っていました。
「スターウォーズ」のときは印象には残ったものの特になんとも思わなかったんだけど、やっぱりメキシコ人らしくメキシコ人の役をスペイン語でやらせると魅力が倍増するわね。
側近や他のカルテルからのアドバイスを聞かないフェリックス
パチョはフェリックスの提案に「考える時間をくれ」と伝えて去ります。
フェリックス側近のアスールは、「コカイン押収によってプラサが大金を失った現状でコカインの小売り踏み切るのは危険な賭け、他のボスたちは反対する。大事なことは他のボスたちと話し合うべき」と助言します。
でもフェリックスは「もう決めたことだから」と聞く耳を持ちません。
アスールはそれでも「パートナーの意見を無視してうまくいくとは思いません!」と食い下がる。
フェリックスは「お前、誰がボスだと思ってんだ」と少年みたいなこと言う。
もはやフェリックスにはこのアスールという側近しか残されていないのに、フェリックスは最後まで変わろうとしなかったんだよね。独善的で専制的。それに野望が底なしで留まることがない。頭脳明晰な人だからこそ余計にその面が強く出たんだろうなぁ。
但し、それが一概に悪いと言えないところがナルコスの難しいところ(詳しくは後述)なんですよ、お母さーん。
シナロア・カルテルのパルマの処遇
さてシナロア・カルテルのボスだったパルマは(反逆罪みたいなもので)フェリックスに命を狙われて以来、身を隠しています。
パルマの側近ホアキン・グズマン(エル・チャポ)は、フェリックスに再三パルマをボスに戻してほしいと頼んでいました。エル・チャポはフェリックスと違って忠誠心あるよね。結果的にそれが最終的にメキシコ史上最も有名な麻薬王に上り詰めることになるのですが。
しかしパルマの嫁ルペと子どもがアカプルコのモーテルにいることをフェリックスは突き止め、部下のクラベルを送り込みます。クラベルはルペの不倫相手で、フェリックスがパルマ一家暗殺のためにアスール達を送り込んだとき、ギリギリでルペに知らせた男です。
クラベルがやってきてルペは居場所がバレたと取り乱しますが、クラベルは「丸く収めるためにフェリックスはパルマを許したから大丈夫だ。家に帰れる。送っていく」と言います。
あーもう嫌な予感しかしないわな。
でもルペ役の女優さん、可愛かったー。
ちなみに本物のルペさんも美人でした。本物のパルマはブサオだったけど。
チャポがあれだけフェリックスにお願いしてたし、側近のアスールも自分でパルマを撃ちまくったくせに「許したれ」とアドバイスしてたし(ちゃっかりもの)、シナロア・カルテルは大統領選でも不正に協力してあげたし、パルマを許すのかと思ったけど…仲間のことを屁とも思っていないフェリックスだからね!
…クラベルが景色が最高な橋で車を止めて、ルペと幼い子ども二人を・・・
とても言えない!
このシーン、最悪だったわ!!!
ただし!
麻薬組織に関する本を多数出版した故ジョージ・グレイソンの著書「 Mexico: Narco-Violence and a Failed State?」によると、フェリックスはパルマの嫁ルペと彼らの二人の子どもの殺害は命じていません。
著書によれば、実際はこうです。
クラベルがルペを誘惑して不倫関係になったのは史実です。
ヘクタール・パルマ・サラザールは1978年にアリゾナで麻薬密輸の容疑で逮捕され、米国の刑務所に8年服役しました。パルマが出所すると、妻のグアダルペは子供を連れてクラベル(ベネズエラ人)と駆け落ちしていました。
しかしクラベルはルペの銀行口座から7億円を引き出させ、その後、ルペを斬首して殺害し、ルペの頭をパルマに送りつけました。
2週間後、クラベルはコロンビアとベネズエラの国境にあるコンコルド橋から子ども二人(4歳と5歳)を投げ落として殺害しました。クラベルはその恐ろしい殺害動画をパルマに送り付けています。
鬼畜。
但し、グレイソンの著書には情報源や引用元がないので、ドラマでは脚色してフェリックスが命じたことにしたというわけです。
パルマの妻子殺害の余波
パルマの妻子が殺害されたことはすぐに知れ渡り、フェリックスの元妻マリアの耳にも入ります。フェリックスが変わったと信じたマリアは激高し、フェリックスを自宅から追い出します。
まぁ、フェリックスが変わるわけないわね。
でもフェリックスて劇中でマリアに暴力を振るったことは一度もなかったね。マリアにナイフで切られても反撃しなかったから、麻薬王にしては意外だなと。実際はどうか分からないけれどね。
ティワナ・カルテルもその知らせにショックを受け、フェリックスと分離する道を探そうとします。エネディナは直接コロンビアのつてを辿ろうとします。
プラサ会議
フェリックスがボスたちを招集し、プラサ会議を開きます。円卓に座ったボスたちに、フェリックスは今後は自分たちもコカインをアメリカに売り、南のコロンビアだけでなく、北のアメリカも支配すると宣言します。
ボスたちは誰がそれを決めたか聞くと、フェリックスは自分が決めたと答えます。
またボスたちは、ロスアンゼルスの倉庫の押収の件を密告したか問います。
フェリックスは自分がやったと答え、コロンビア人を支配するための計画の一部だと答えます。
するとベンハミンたちがプラサ連盟から抜けると宣言し、次いでガルフ・カルテルのフアン・ゲラが続きます。
フェリックスの側近だったアスールも立ち上がり「これからはエル・チャポやパルマたちとシナロアを運営していく(ちゃっかり再び)」と言ってフェリックスを見放します。
お前、パルマの家を襲撃して妻子ともども殺そうとしたけどな。フェリックスの命令とはいえ、すごい水の流し方だ。
最後に残ったフアレスのアマドはこう言いました。
「アコスタが正しかった。俺はフアレスを引き継ぐ」と言います。
そして誰もいなくりました。
フェリックスは全員を失ったことを悟り、アマドにいつから反目を企てていたのか聞きます。
え?あーた、気付かなかったの?
あれだけ側近や仲間から言われ続けてきたのに?
なんだこの鈍感力は。
アマドはアマドらしく「けっこう前からだ。あんたのやり方は皆を不安にさせる」といって去っていきます。
見事な手のひら返しですよ、お前たち、良くやりました。
麻薬王の頂点から転げ落ちるのは、本当に一瞬でした。
フェリックスは呆然自失。
パルマの妻子殺害の件が我慢の限界となったわけですねー。
あれ?ちょっと待って、G子、さっき上でパルマの妻子殺害はフェリックスやってない言わんかった?とお思いでしょう。
このプラサ会議はもちろんドラマのために脚色されたものですので、実際のお別れプロセスにはもっと長い時間を要したそうです。
ご想像通り、最初にフェリックスと袂を分けたのはシナロアのパルマだったのですが、実際に分離したのはフェリックスが逮捕された後のことでした。
また、フェリックスは逮捕されたあとにパルマへの報復を企てています。それがフェリックス派の残党員とパルマ派との抗争につながっていきます。
さらにこれがエル・チャポ率いるシナロア・カルテル対ティワナ郊外のアレジャノ・フェリックス組織(ティワナ・カルテルの傘下)の抗争につながっていきます。まぁ、前からシナロアとティワナの因縁は凄かったものね。
この辺がシーズン3で描かれるかどうか。私としてはディエゴ・ルナのフェリックスが好きなので、刑務所からも存在感を出してくれることに期待したい。
マリアが言ったように、仲間と家族という最も近しい人が最大の力であることをフェリックスは学ぶことができず、陥落しました。
イザベラは再び蚊帳の外に
イザベラがオパイに行くと、そこにはベンハミン兄弟たちが待っていて、エネディナが手切れ金を渡します。
イザベラは「オパイ、なめんな」といって小切手を捨てて出ていきます。
その後、イザベラのオパイは、いつも賄賂を渡しているはずの警察からふつうに逮捕されて御仕舞。
しょぼい終わり方だけど、イザベラは架空キャラなので、落としどころがなかったというか…最初からいらなかったな、このキャラは。
ここにも、史実ベースや原作がないと途端にダメダメな展開になってしまうというNetflixの弱点が見られました。
フェリックス逮捕
フェリックスは自宅でウィスキーを飲みながら空(くう)を見つめています。
メキシコ司法警察の司令官カルデローニがやってきて逮捕します。
フェリックスはいつもの賄賂要求かと思い「500万ドルなら〇〇にある」と言いますが、カルデローニの目的はフェリックスでした。
ほぅら、トリプルスパイだった!聞いてる、knoriさん!トリプルスパイだったよ!
なお、カルデローニは加州サクラメントにいるウォルト捜査官を呼び出し、フェリックス逮捕の瞬間に立ち会わせます。しかしウォルトは「お前と俺は友人ではない」といって去っていきます。
フェリックスの専制統治は最後まで改まることがなかったし、結果としてそれが自分の首を絞めてしまうわけで、フェリックスに相応しい最期でした。まだシーズン3でフェリックスの出番があると信じたいな。
パルマ・サラザールの血なまぐさい報復
妻子を殺害されたシナロアのパルマが黙っているわけがなく、パルマはクラベルの居場所を突き止めます。クラベルがメキシコ・シティの靴屋で働いていると、パルマやチャポたちが店に入ってきます。パルマはクラベルを野球バットで殴り殺します。
あ~バットで殴られた顔は見せなくていいから。
さて、実はこれも史実ではないようです。
マイク・グレイの著書「Drug Crazy」によると、クラベルはパルマの妻子を殺害した後、ティワナ・カルテルで働き始めます。パルマは妻子を殺害された報復のため、ガヤルド(フェリックス?)の弁護士とクラベルの子ども3人を殺害しました。
どうやらベネズエラ人のクラベルはもともとティワナ・カルテルの構成員だったようで、ティワナのアレジャノ・フェリックス兄弟たちがシナロアに潜入させ、パルマの美人妻グアダルーペを誘惑するように命じたとのこと。そしてグアダルーペから7億を引き出させ、斬首して首をパルマに送った。
なお、クラベル自身もパルマの命令で刑務所内で殺害されています。
ドラマではパルマとルーペ達が襲撃される前にクラベルが電話で一足先に警告して助けていますが、これもフィクションとみるのが妥当でしょうね。ルペも子ども二人も殺すような人物ですから、ティワナが送り込んだスパイとみるのが妥当かも。
フェリックスに面会するウォルト捜査官
そして最後、ウォルト捜査官はフェリックスに面会しにやってきます。
立場は違えど、ゲームから負けた者同士がガラス越しに顔を合わせます。
カマレナ捜査官の写真を見せるウォルトが頼りない。
完全にフェリックスに食われとるがな。
だってDEAは今回大失敗を期したからね。
コロンビアでもこんな大失敗はなかったような。
DEAのキャストもスクート・マクネイリー以外に焦点が当てられてないし、名前さえ憶えていない。これはちょっと勿体ないよね。
あとスクート・マクネイリーもひ弱で頼りなさすぎだと思う。やっぱりペドロ・パスカルのペニャとかさぁ…戻してくれないかなぁ…まだ仕事終わってないよペニャ。
ペドロ・パスカルはNetflixのロケ地調査班がメヒコで撃たれて死んだ件を受け、俳優やスタッフの安全が確認されない限り戻ることはないと言っていたからなぁ…まぁそうだよね。
ということは、やっぱりアレだ。
いでよ!デルトロ!ヤー!
ウォルトは「プラサは解体されたし、自由貿易で政府はお前切ったし、お前もう終わりー」みたいな負け惜しみとも取れることを言うけど、フェリックスは続けます。
プラザは今はそれぞれ独立して動くけれども、やがて密輸のベスト航路や政府高官との繋がりを欲するようになり、抗争が始まると。獣は放たれた、俺がいなくなったことを後悔するだろうと。
失敗を重ねて麻薬王の座から転落したフェリックスですが、これから起きることはしっかりと把握していました。だってその通りになるからね。
確かにフェリックスは金だけが目的ではなかった。フェリックスはもっと壮大で安定したメキシコ麻薬経済圏を描いていたんだよね。だから局所的なカルテル同士の抗争はあっても、フェリックスが仕切っていた時代にはこれから起きる血みどろの麻薬戦争は起きていなかった。
(だから劇中でパブロの妻子殺害の罪をフェリックスに着せたのはフェリックスの人物像とちょっと矛盾してしまっている。あまり史実からかけ離れると一貫性がなくなってくるのでNetflixは注意されたい。)
パブロ・アコスタやアヴィレスのようなマリファナだけを扱っていた古参ボスの時代から、こうしてどんどん麻薬組織も変化していき、それに伴って暴力の度合いが増していったのだなぁ…
アマドの優秀さを見抜いているフェリックスは、フアレス・カルテルのアマド・カリーヨ・フエンテスがメキシコ最大の次期麻薬王になるだろうとウォルトに言います。
これは「空の支配者」アマドが主演になる日が来るか?コカインの供給元であるコロンビアのカリ・カルテルのパチョは、アマドのことは好きそうだしね。この俳優二人が好きだなー。
アマドがビッグになるということは、叔父さん(ドン・ネト、メキシコで収監中)の再登場もあるかなw
ラファにもまた会いたい。
ちなみに実際のアマド・カリーヨ・フエンテスは、1997年に死亡吸引と顔の整形手術中に呼吸器の故障のために死亡しています。麻薬王として稀な死に方だな…ちなみに実際のアマドも割とハンサムでした。
さらにアマドが死亡したその7か月後、アマドの手術をした二人の外科医は…ドラム缶、コンクリ…あとは分かるな?
まとめ
というわけでナルコス祭り、ついに終了~!
疲れたけど、超おもしろかった。
私はNetflixのドラマでは「ストレンジャー・シングス」と「ナルコス」が一番面白いと確信している。
登場人物が多すぎて分からないという人のために、シーズン2の登場人物もまとめてみたので見てみてね。
ゲーム・オブ・スローンズと一緒で、キーパーソンだけ把握すれば登場人物の多さは気にならないですよ。
史実を基にしているものの、ドラマを盛り上げるためにいくつかの脚色、フィクションがあることに留意して下さい。
何より俳優陣たちの好演に心からの祝福を送りたいな。
ディエゴ・ルナを筆頭に、パブロ・アコスタ、パチョ、アマド、パルマ、コチロコ辺りが特に魅力的なキャラに仕上がっていた。
DEAチームも数名魅力的なキャラがいたけど、一番はダニロ・ガルザ(俳優はミゲル・ロダルテ)ですわよ。
麻薬カルテル側のキャラが魅力的なキャラが多いのに対し、今回はDEAはダメダメだね。シーズン1はカマレナのマイケル・ペーニャとその上司しか覚えてないしさぁ。
本家「ナルコス」にはこういうのがいたでしょうが。
DEAチームにはもっと強力な助っ人キャラが必要だわよ。
いでよ!デル…
…もういいか。
あっ、いたわ、「善人」側の功労者ともいえるキャラが。
S3以降に求めることは…暴力描写は画面に映さなくてもいいですよー。メキシコの麻薬カルテルのあれこれをちょっと知ってしまうとね…
シーズン3まで待てないよ!
いでよ!シーズン3!デルロロ!
読んでくれてありがとうございました。8400字もこんなこと書いてました。
ベタコーソーが始まる前に終わらせたかったんだ。
それでは皆さん、シーズン3でまた会いましょう。
今回2度目の登場、ドン・ネトおじさん