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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第9話あらすじ感想:麻薬捜査局チームがコカイン荷下し現場を急襲

ナルコスメキシコ編シーズン2

Photo courtesy: Narcos Mexico@Netflix

ナルコス祭りも残すところあと2話!

ナルコシストの私としては、ナルコロスになりそうだから連続視聴したいところを少しずつ少しずつ引き伸ばして観ているのよ。もう一度観返そうかなぁとか思っちゃったり。

でもね、24日には「ベタコーソー」シーズン5が戻ってくるので、ベタコーソーで気を紛らわしますよ。ベタコーソーもまた麻薬絡みのドラマだけど…。

ドキュメンタリーもいくつか観てるけど内容が内容だけに全然面白いものではないし、別に麻薬や麻薬組織に興味があるっていうのではなく、ギリギリのところでの人間の心理戦・物理戦ていうのが面白いんだよね。分かるかい、knoriさん。

おまけに麻薬組織となると人間の最もダークで残酷な部分が明るみにでますわよ。そんな中で政治と警察を巻き込みながらのパワーゲームというのが味噌です。knoriさん、聞いてるか。聞いてないなきっと。たぶん、knoriさんは寿司巻いたりカサブランカ愛でたりしているに違いない。

 

【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第9話あらすじ感想

ナルコス:メキシコ編のS2は、回を追うごとにどんどん加速していくのだけれど、麻薬王ミゲル・フェリックスの終焉が刻一刻と近づいているのを感じさせるストーリー展開はお見事でした。

第9話ではフェリックスの過去の回想シーンが挿入されます。

警察の仕事を終えて自宅に帰ると、そこには愛する妻子が待っていて、庭ではかつての友人ラファがマリファナの栽培に成功して満面の笑みを浮かべてフェリックスを抱きしめる。

なんやこの「昔は良かった」回想は。

お前がすべて周囲の人間を裏切ってぶち壊したんちゃうんか。

なので多分これはラファを恋しがる人のためのサービスシーンだと思います。

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ラファの眩しい笑顔

今かんがえるとフェリックスがあのラファとマブダチだったなんて信じられないなぁ…

 

フェリックスは元妻マリアに許しを請う

フェリックスは元妻マリアに接近し、関係を修復しようとします。

あれ?後妻とその子達はどうした?

とずっと思ったんだけど、結局あれから最後まで後妻が出てくることがなかったので、彼女と赤ちゃんのその後がちょっと気になりました。

フェリックスにとって元妻マリアとの関係は、すべてうまくいってた幸せな頃の象徴なので、窮地に陥った時や不安な時は心の拠り所になるのだろうね。

まぁ女から言わせると

ケッ、何をいまさら!

の一言に尽きますけど。

基本的に女は別れたあとは過去の男のことを忘れるのに対し、男はいつまでも過去の女は自分のことを好きだと思っている節がないかい?だからGFや妻の過去の男に嫉妬する人が多い気がする。違ったら御免けど。

はっきりさせておくと、女は別れた男を引きずることはあまりないよ!女は、それまでなんらかの我慢を重ねてるから別れるときには相手への気持ちが冷めてるんだよね。私も別れた相手にはこれっぽっちも気持ちないや。それなのに夫に過去の男のことを嫉妬されると、無駄な心理的負荷はやめれと思うんだ。

フェリックスはコロンビアのカリ・カルテルと(口から出まかせで)約束したコカイン70トンを一度に運ぶ計画でした。これがうまくいけば万事OK、他のメキシコのカルテルたちも満足させられるし、フェリックスを出し抜いたガルフ・カルテルを出し抜き返してカリ・カルテルも満足させられます。(ちなみにカリ・カルテルとのパナマ会合のあとに襲撃してきたのは、劇中ではガルフ・カルテルということになっています。)

コカイン70トンという量は、当時アメリカに密輸されるコカイン量1年の半分の量にあたるそうです。その量をいちどに運ぶという前代未聞の大それた密輸なので、フェリックスの運命を決めるイチかバチかの大勝負というわけです。

フェリックスは態度が軟化した元妻マリアを大統領就任のパーティに誘います。麻薬王が大統領就任のパーティに出席するんだ…桜を見る会どころじゃないなぁ。

 

DEAチームが荷下ろしの現場を急襲する

ウォルトたちは追跡装置から飛行機の着陸場を確認し、荷下ろしの現場を急襲する決意をします。

立場は逆だけど、ウォルトもフェリックス同様に一世一代の大勝負に出るところですね。ウォルトは前回パブロ・アコスタの救出に失敗して大事な情報源を失って敗北したところだし、フェリックスもこの密輸が失敗したら一巻の終わりですから。

でも、あぁ~嫌な予感~

なんたって前回アマドが飛行機の追跡装置を発見しちゃってるからね!

しかも孤軍急襲とか…大丈夫かいな。人数も少ないし!

いざ出陣!

この急襲シーンとフェリックスの豪華な大統領就任パーティは、交互に画面に映し出され、DEA捜査官ウォルトと麻薬王フェリックス両者の対比を鮮明にさせています。

周辺の見張りの男たちを片付けてトラック3台を奪い、荷下ろし現場に迫るDEAチーム。

コカインにガソリンを撒き始め、荷下ろし人員たちを床に伏せさせます。

ダニロ・ガルザ(鼻が大きめのメキシコ人捜査官、俳優はミゲル・ロダルト)がコカインを味見して確かめてこう言います。

「コカインじゃないぞ」

まんまとカルテルが仕掛けた罠に引っかかってしまったDEAチーム。まずダニロが頭を撃たれて即死。あ~ガルザお気に入りだったのに!

格納庫から大勢の武装した男たちが飛び出してきて総攻撃を受けます。

ウォルト達は撤退しようとしますが、滑走路の平原で隠れるところも逃げるところもありません。

絶体絶命の大ピンチ。

撃たれた捜査官が自分を犠牲にし、ウォルトを含む捜査官3名が逃げますが、もう少しのところで1名が撃たれて地面に倒れます(まだ生きてる)。そこにカルテル2名がやってきますが、そのすぐあとに「よくやった」とメキシコ連邦警察司令官のカルデローニが現れます

カルデローニ…敵か味方か…

ウォルトは身を潜めて成り行きを見守ります。

次の瞬間、カルデローニがカルテル2名を撃ち殺します。

やっぱり!

ダブルスパイだったのね!

と思いきゃ、大勢の男たちが現れてきたので、やむを得ず?カルデローニは捜査官を撃ち殺します。

あ~トリプルスパイだった~!knoriさん、聞いてるの。

ウォルトともう1人の捜査官だけが現場を逃げおおせ、あとは見張りでトラックに残っていた1人だけが生き残ります。

最悪の結果ですわよ。

カルデローニはウォルトがその辺にいることに感づき、「お前のせいで捜査官たちが死んだ。俺を信じて情報を提供していれば、こんなことにはならなかった」と言ってました。

そんなこと言ったってなぁ、カルデローニ。あんた、信用できるかどうか分からない相手だし。強力な情報源になり得たパブロをみすみす死なせたこともあるし。

でも、ウォルトがDEAチーム単独で実行したのは確かに間違いだったかもしれないよね。ウォルトの過ちは、メキシコ警察やメキシコ軍を一切利用しなかったことかな。もちろん信用しないに越したことはないけれど、現地の協力と支援なしにカルテルは打倒できないわよね。だからこそ現地で信頼できるメキシコ警察の捜査官と軍とのコネを築いておくべきだった。

ナルコス本家ではペドロ・パスカルたちは現地の警察たちとかなり強力してたわよね。そして最後にパブロ・エスコバールを仕留めたわけだし。

極論すれば、現地の人々との交流、現地に馴染むことは、生存率を高める最大の方法であり、それは現代でも同じですわよ。

海外ドラマ「ザ・テラー」という全滅したイギリス海軍二隻のフランクリン隊を描いた史実に基づくドラマがあるでしょう?劇中では人食い熊だかが出てきてたけど、実際のフランクリン隊は、北極探検の経験が豊富な指揮官や最新式の装置をもってしても生き延びることができず全滅しました。その理由はイヌイットなど現地の人間からその地で生きる術を教えられず学ばなかったからだと考えられている。

イヌイット現地人と協定を結び、与えられるものを与えて生きる術や糧の入手方法を教えてもらっていたら生き残ることができたはずなんだ。

自分自身と野人の夫を比較してみるとよく分かるのだけど、私と違って夫はどの地にいっても現地の人と交流できる人間で、ハワイに住んでいたときも現地のハワイアンたちと交流をもち、狩りでとってきた豚を解体して足一本をハワイアンの家族にあげる代わりに夕食を頂いたりとかしてたわけだ。

たとえば自分たちが北極で遭難したときに、彼ならば現地の人にアザラシの捕獲方法だとかカマクラの作り方だとか教えてもらって生き延びることができると思うわけです。で私はきっとすぐ死ぬけど。

まぁ、そこまで極論じゃなくとも、外国に行って現地の語が分からないと何かあった時に困りますわよね?自然災害が起きた時に情報も手に入らないし。それの延長だと思うと分かりやすいかしら。

さて、アマドはフェリックスに電話をかけ、本物のコカインは翌日に運ぶと伝えます。フェリックスはアマドに礼を言います。このアイデア、アマドだよね?やっぱりアマドは優秀だね。

ウォルトはワシントンDCに戻され、その後、カリフォルニアのサクラメントに異動を告げられます。気の毒…

さぁ、残りは最終回のみ!

フェリックスの運命やいかに。

いつフェリックスが下剋上されるか楽しみで仕方ないな。

最終回に向けて期待が増します。