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【ウイッチャー】第8話最終回ネタバレあらすじ感想:シーズン2は2021年か

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ウイッチャー今回ほぼ出番なし

ついに【ウイッチャー】シーズン1も最終回です!

あーやっと終わった。もうこれ以上書かなくていいんだ。

いやいや、面白かったよ!

ゲースロ並みとは言えないけど、シーズン1としては満足いく出だしだったと思います。

最終回らしく、善玉魔法使い VS 悪玉ニルフガード軍のド派手なバトルは迫力ありましたし、サブキャラも活躍してたので興奮しました。

魔法使い、全員格好良かったよね。

面白いし、これ10話構成でも良かったんじゃないかなー。

 

【ウイッチャー】第8話あらすじ&感想

第8話の舞台はソドンの丘ですよー。ソドムの市じゃないからねー

中央ちょっと右寄りあたりにピンク色の文字で書いてあるよー。

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最後の砦ソドンの丘

北軍対ニルフガード軍の戦い、シーズン1の最後の砦はソドンの丘です。

上の地図の☆マーク付きで示したところがソドンの丘です。

シントラ王国の東にあたります。

シントラの北にはヤルーガ川といわれる大きな川が走っていて、渓谷になっていますが、その川が一番狭くなっているところがソドンの丘です。

つまり、ソドンの丘にある橋を食い止めれば、ニルフガードは最も有効な陸路を絶たれることになりますから、ソドンは軍事戦略上とても重要な地点になります。

対ニルフガード軍への戦いに参戦することを決めた魔法使いたちは、総勢60名で船でソドンの丘へ向かいます。ソドンにあるこの城が最後の砦です。

川や渓谷はCGですが、お城は本物で、ポーランドのオグロジェニエツ城で撮影されています。最近のドラマや映画の景色はCGとは分からないほど綺麗ですね。

このお城があるポーランドは、ご存じ「ウイッチャー」原作者アンドレイ・サプフコスキーの母国です。

ウイッチャー第8話の城、ポーランドのオグロジェニエツ城

ポーランドのオグロジェニエツ城

アクションシーンにはハンガリーのピリスにある人工城Az Egriが使用されました。これはハンガリー映画の撮影のために1960年代に作られた偽のお城です。

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ハンガリーのピリスにあるお城で撮影されたシーン

ニルフガードが迫る中、現地の人民も逃げずに最後まで戦おうとします。

イェネファーはそれをみて「馬鹿じゃないの。早く逃げればいいのに」とヤサグレ態度ですが、人民と話をするうちに感化されていきます。

イェネファーはさぁ、更年期かと思うぐらい、いつも苛ついてるよね。まるで私のよう。

そういう性格のキャラなのかなぁ…

ひねくれててあんまり好感がもてるキャラではないですよね。ゲースロのデナーリスは超可愛かったし、サーセイは嫌な奴だけど魅かれたし。そういう愛着力がないというか。

それが狙いで、そのうちギャップを見せられて「愛ラブ・イェン」になっちゃうのかもしれないけど。

さて学長ティサイアは魔法使いたちを適所に配置し、イェネファーは塔の高いところでカオスをリザーブして溜め込んでおくように言います。

イェネファーは学長が知る限り最強の魔法使いなんでしょうね。そのパワーたるや未知数なので、最後の最後までイェネファーのパワーは温存しておく戦略です。

魔法使いのコーラル(コーラルだけに赤毛)は骨ポキ攻撃、サブリナは弓矢攻撃、トリス(テメリアでゲラルトを助けてあげた魔法使い)は毒キノコ攻撃(ベジタリアン系魔法使い)。

侍ヴィルゲヴォルツは直接カヒルのもとに向かいます。まぁ、向こう見ず!

ヴィルゲヴォルツは魔導士には珍しく、実戦もOKですが、勢い勇んで行くのはちょっと短絡的よね。でも、もしかしてスパイだと考えれば納得がいくかも。

ニルフガードも魔法使い集めてたけど、魔法使いの奴隷扱いがけっこう酷い・・・

だって自らを巨大な火の玉に代えさせて(=死)、砦に向かってカタパルト(投石機)で投げちゃうんですよ。身を体にした火の玉も、あっけなくイェネファーにキャッチされて他の方向に飛ばされちゃうし…

それぞれが善戦しますが、フリンジラはダークサイドに落ちてる側だけに、巧みな技を使います。

魔法をかけたゴカイみたいな寄生虫を砦の中に侵入させ、寄生虫がサブリナやキッズに入り込んで、自爆テロみたいなことをさせて中から砦を崩していきます。

サブリナ生きとって!

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麗しのサブリナ

学長ティサイアはフリンジラを説得しようと直談判にいくも、フリンジラに何かをかけられて魔法の能力を止められてしまいます。それから最後の方まで気を失っているので役立たず。

砦の門を植物性トリスが植物生えさせてブロックしようとするも・・・

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イェネファーに「何とかできんか」とテレパシーで頼まれて「そんなこと言われても~」と言いながら植物で門を封鎖しようとする健気な草食系魔女トリス

植物なので火で焼かれちゃう。(トリスは火傷を負うけど生きてる)

トリスってすごく良い子っぽいよね。

砦がピンチに陥り、学長がやっと戻ってきてイェネファーと再会。そこでこれまでのわだかまりが消えた二人。学長はイェネファーにこれまでの怒りをカオスに変えて皆を救ってと頼みます。

イェネファー、カオス出すー。

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ヤー

わぁっー火が出た。

これじゃぁドラゴンいらないよねー。

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ヤー(名はボーチ)

ニルフガードはだいたいイェネファーのファイヤーにやられ、ソドンの丘チームはほとんどニルフガードにやられ…

魔法使いの殆どは体力を極限まで使い尽くし、ニルフガードに殺されていきました。コーラル可哀そうだった。

学長はイェネファーを探しますが、イェネファーが消えました。どこ行っちゃったのか。

侍ヴィルゲヴォルツはカヒルと実戦の末、戦い急いでしまい、土手から蹴落とされてしまいます。

目が覚めるとダークサイド側で起きてたヴィルゲヴォルツ

突然、味方の魔導士を惨殺!

こいつ、もしかしてスパイ?

シーズン2は要注意ですよ!

フリンジラはというと、どうやらスケリッジ諸島からの艦隊50隻だかを、嵐を起こして!沈没させたの!

自然災害じゃなくフリンジラのせいだったんだねー。ていうか嵐を起こして50隻沈没させるってイェネファーより凄いんじゃないの・・・?

顔もブスだし、フリンジラは一番 love to hate キャラになりそうです。

とりあえずソドンの戦いはニルフガードが余力を残していったん終了という感じかな。

あっ!終わったころにテメリアのフォルテスト王という援軍がやってきたよ。間に合わなかったねー。フォルテスト王はウイッチャーに恩もあるし、シントラより北では最も大国っぽいので、軍は大きいんじゃないのかなー?

シーズン2の前線はどこになるのか。ニルフガードは果たしてヤルーガ川を越えてしまうのか。戦闘の続きが気になる!!

 

ウイッチャーは地底系ゾンビに噛まれて負傷 

冒頭、炎上するシントラの首都から始まります。

時間軸はシントラがニルフガードに攻め込まれたすぐ後ね。

この画をみて「ゲーム・オブ・スローンズ」のキングズ・ランディングを思い出さない人はいないだろうな。

ウイッチャーは馬に乗ってシントラ王国の首都を去ります。

森の中でシントラ民の遺体を善意で片づけてあげてたおじさん(ユルガ?)が、死体を糧にする地底系ゾンビクリーチャーに襲われるもウイッチャーに命を救われます。ウイッチャーは一通りクリーチャー退治に成功しますが、ひざを噛まれていて倒れてしまいます。

おじさんはウイッチャーを連れて自宅に行きます。

途中、ウイッチャーは幼い頃の思い出と幻想が入り交じり、意識が混濁していました。

ウイッチャーは幼い頃、ママに置き去りにされ、ウイッチャー養成所に連れていかれたようでした。

もうろうとしていると、夢に母ヴィセンナが出てきます。

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ゲラルトの母、ヴィセンナ

ゲラルトは自分を置き去りにしたヴィセンナを恨んでいるようでした。その後、ヴェセミルという男に育てられたようです。(ウイッチャー養成所の人かな?)

名前が似てるけど、兄妹とかじゃないよね?

ヴィセンナがゲラルトをウイッチャー養成所に送った理由など、そのほかゲラルトの幼少期については情報は語られなかったので、シーズン2で明らかになるでしょう。

ゲラルトは夢か幻想か現実か、おそらく母に傷を治癒してもらい、少し元気になり、おじさんの自宅へ向かいます。

ていうか、最終回、ウイッチャーまるで役立たず。

この大事なときに!

 

シリラ

シリラは目を覚ますと男たちが周囲に吹き飛んで死んでました。馬も。

村で話しかけてきた女性がやってきて、女性の家に向かいます。

女性の家には息子がいました。

ニルフガードが迫っていることで不安そうな女性と息子。

翌朝、シリラは祖母に「リヴィアのゲラルトを探しなさい。あなたの運命よ」と言われたことを思い出し、こっそりと女性の家を出て森の中へ入っていきます。

女性の夫が戻ってきました。

ウイッチャーと一緒に。

きゃぁ!運命!

ゲラルトはシリラの気配を感じ取り、森の中に入ってきます。

二人はお互いを見つけ、シリラはウイッチャーの胸の中に飛び込みました。

「イェネファーて誰?」

とシリが言ったところで終わりました。

おっさんと少女というコンビは無敵。泣いた。

運命か・・・

 

まとめ

ウイッチャーを助けたおじさん、けっこうタイプだなぁ…

そのうちボルトン家のルース様みたいな渋い方出てくるかなぁ。

そうそう、「ウイッチャー」には渋オジが足りてないよね。渋い中年オヤジの威力を分かってない!農民らにはけっこういたけど、カヒルだってヒヨッコだしさぁ、全然渋い中年が出てきてないんだよぉ。全体的に年齢層若めですよね。

カヒル自体は悪くないけど、悪の軍を率いるにはもう少しご年配の方のほうが迫力ありますわよね。

ウイッチャーのヘンリー・カヴィルは運命のキャラをやっと見つけた感がありますね。

映画やドラマ的に扱いにくいイケメン・カヴィル、ウイッチャー役に合っていたと思います。

肉体派でもなければ演技派でもないイケメンて一番使いにくいじゃないですか…

でもセリフの少なさ、絵になる外見、ニヒルなウイッチャー役なら、ありのままのヘンリー・カヴィルはで成功しる!

シーズン1はどっちかっていうとイェネファーのほうが主役級だった気もする。イェネファーの女優の人はまだあんまり好きになれないんだけどね。

というわけでどっぷり「ウイッチャー」の世界に浸かりたい思いで一杯にさせられたところでシーズン1は幕を閉じました。

こんな気持ちでストーカードラマの「YOU」なんか観る気にならないなぁ…どうしようか…

シーズン2は2020年初期に撮影開始になっているので、リリースされるのは2021年になってしまうかもしれませんねー。一説では18か月くらいとの話もあるし、ネトフリのドラマはちょっとシーズン間のブレイクが長いのが欠点だよなー。