いよいよ【ウイッチャー】も佳境です。
もうあと2話で終わるから、もう少し我慢して下さいねぇ。
確かNetflixでストーカードラマ「YOU~君がすべて~」シーズン2も配信開始されてたよね。
観たいような観たくないような。それより来年放映されるThe Outsiderが気になる。
今回は【ウイッチャー】シーズン1の第7話のあらすじと感想をお送りします。
【ウイッチャー】第7話あらすじ&感想
複数の時間軸で展開してきた「ウイッチャー」シーズン1でしたが、ついにこの第7話で時間軸がほぼひとつになりました。
ウイッチャーのゲラルトと魔法使いイェネファーの時間軸はすでに一つになっていましたが、シリラの時間軸だけは未来でした。
この第7話でゲラルトとイェネファーの時間がシントラ王国が攻め込まれた時の第1話に戻ります。バック・トゥ・ザ・フューチャーみたいなやつな。
第7話の地図。クリックで拡大。
魔法院アレツザはテメリア王国にあったんですね。
シリラ王女のためにシントラ王国を訪城していたゲラルト
ときはニルフガード軍がシントラ王国に攻め込んでくる前。
ウイッチャーはナムル峠の高見からニルフガードの進軍を見下ろし、「驚きの法」の子シリラを助けるためにシントラ王国に来城します。
そうかぁ…ウイッチャー、ちゃんと「驚きの法」の義理を果たしてシリラを守るためにシントラ王国に戻っていたんだね。あれから12年ぶりに。
ウイッチャーの騎士道精神と誠実さから鑑みるに、ニルフガードが攻めてくるというときに「驚きの法」の子を見殺しにすることは考えにくいものねぇ。
ウイッチャーはシリラ王女を自分に託して城から逃亡させることを提案します。
キャランセ王女は過信からウイッチャーの申し出を断ります。
しかし、ニルフガードが迫っていることから最後は渋々同意した・・・
と思ったらしなーい。
あのキャランセ女王がすんなりと孫娘を渡すわけないランセ。
キャランセはご丁寧にシリラの替え玉を用意します。まぁ、そうなるよね。
でもウイッチャーが
「うぅむ(最近よく言う)何か変だなー」
と思いながら中庭に出てみると、替え玉の子が
「もう行かねば。キッズたちよ、あばよ。王女様、さようなら。」
と別れを告げているシーンが。
あのとき第1話でシリラ王女が変装してキッズたちと中庭で遊んでいるときに何もない扉の方をみていたのは、運命の相手ウイッチャーの気配を感じていたからなのね!
シリが変装しているのに周りが「王女」と呼んでたじゃない?だから、なんで周りが知っているのに変装しているのだろうか、とあの時、思ったのよね。キャランセがシリラをウイッチャーから隠してたのかぁ。
あぁ、こういうの好き。後から「あのときの!」みたいな演出があるとグッとドラマの纏まりが出てくるよね。
パヴェッタ王女と元ハリネズミのダニーが婚姻したとき、マウスサックが「驚きの法を無視したら災いが我々に降りかかる」と予言していたけれど、災いはウイッチャーの責任ではなくキャランセ王女が頑なに高慢さを壊さずにシリラを渡さなかったことで現実のものになってしまったんだよねぇ。
とはいってもウイッチャーがシリラを保護して城から抜け出していても、ニルフガードは進軍していたはずなので、単なる信仰に過ぎないとみるのが合理的なんだろうけど。
キャランセの夫のアイストさんも当時は「驚きの法」を称賛していたものですが、キャランセ王女への愛と過信のほうが強くなってしまい、選択を誤ってしまったのですねぇ。
夫、騎士道精神をちゃんと持った良い人ぽかったけどねー。なんであんなにキャランセを盲愛していたんだろうな。
アイストはスケリッジ諸島に援軍を頼みに行ってましたが、嵐でスケリッジの艦隊が遅延の上、沈没してしまったようです。
ウイッチャーは牢屋に入れられてしまいます。
ニルフガードがシントラ王国を破壊している混乱に乗じてウイッチャーは牢屋から出てシリラを探します。途中でキャランセが投身自殺。
イェネファーは元カレと再会
まだニルフガードがシントラに攻め込む前。
イェネファーはニルフガード領土となったナザイル(シントラ国の南)で元カレの魔導士イストレッドに再会します。
子宮も取り返せず、ゲラルトとの愛は魔術による偽りと思い込んでいるので、自暴自棄になってるイェネファーは、イストレッドと「前に行ってた旅しようぜ」と誘います。
前って…30~40年前だろ。
時間スパン長いわー。
30年前に好意抱いてた人なんて...私なら山形くんになっちゃうな。
でもイストレッドは今仕事に生きているので断ります。
ニルフガードの説明では、民は以前は飢えていたと言ってますねぇ。ニルフガードのおかげで仕事ができて経済活性化したとかなんとか。
イストレッドが去ったあとイェネファーにヴィルゲヴォルツとかいうインド系のイケメン魔術師が近づいてきます。
なんでもニルフガードが魔法使いたちを集めて大陸制覇を目論んでいるとかで、魔法院のティサイアがイェネファーを必要としていると言われます。
ニルフガードとシントラ王国の戦いに魔法院は?
イェネファーは魔法院に戻って、ティサイアの弟子の子たちに「魔術師ってのはな」「魔術師なってもいいことないで」とか講釈を垂れたり、混ぜたら危険!なハーブを混ぜて「ティサイアには内緒やで」といって弟子たちをトリップさせたりして遊んでます。
魔法院は、来たるニルフガード軍とシントラ王国の戦いへの対応で、真っ二つに分かれます。
ニルフガードの魔法使いフリンジラもやってきて「邪魔しないで。シントラを倒して大陸を救う」みたいな演説をします。
ティサイア、侍ヴィルゲヴォルツたちは魔法使いたちが介入すべきという考えですが、ストレゴボルやフリンジラの叔父たちは反対し、放っておくべきだという考えです。
投票の結果は・・・放置が多数だったみたい。
ティサイアはイェネファーに力を貸してほしいと頼みます。
でも戦いのときに魔法使いたちいなかったよね?
第8話で戦いの詳細が描かれるのかな?
もしかしたら活躍して国民を救っていたりしてたのかも。
シリラはスケリッジ諸島を目指す
シリラはスケリッジ諸島を目指します。
スケリッジ諸島は地図でいうと西側のグレイト・シーに浮かぶ諸島ですね。北方同盟の一つであり、6つの諸島からなります。
ノースとか言われると「キング・オブ・ザ・ノース!」とか言っちゃうなぁ…※ゲースロネタ。
魔術師マウスサックの故郷でもあり、キャランセの夫アイストの故郷でもあります。
シントラ王国とは長年の同盟国で、アイストがニルフガードに殺されたあとは、ニルフガードの残党を見つけて復讐していくそうです。
シリラはというと、白馬を盗んで野原で一人でキャンプをしていました。そこにシントラ民が通りがかります。その中にはかつて一緒に遊んでいたキッズの姿が。
しかし彼らはシリラに怒りを抱えているだけでした。どつきまわされたシリラは仔獅子に変化!
天を仰ぎ、悪魔がとりついたかのような声で「白炎がどうしたこうした」とか叫び出しました。
どうした?
白炎のこと、なんかよく分からなくて気持ち悪いから調べてみたんだけど…↓
ニルフガードの皇帝エムヒル
姿は見えませんが、ついにニルフガードのボス名が出たっぽい。
皇帝エムヒルさんです。
一応、シントラ王国に攻め込んでいるのはニルフガードの皇帝エムヒルさんの指揮の下らしいんですけど、この人の名前をググッてしまったらゲーム版ではとんでもない事実が書かれていたので
え~~~~何をどうしたらそういうことに!?
と驚きました。
確かにアレについてはちょっと言及しただけだったんで、きっと何かからくりやバックストーリーがあるに違いないと思ってたんだけどねー。
まだまだウイッチャーには奥深い秘密のストーリーがたくさんあるんですねー。
とはいえゲーム版のストーリーをドラマでも継承しているのか分からないので、書いてあることと違う可能性もありますが、とりあえず皇帝エムヒルさんについて分かっていることは…
皇帝エムヒル
ウイッチャー・サーガで最も強大な国、ニルフガード帝国の皇帝。別名「白炎」。皇帝エムヒルは小説とゲームの最大の敵ボス。
エムヒル自体が白炎だったのか。
ニルフガード兵のカヒルが「白炎が導いてくれた」というのは、エムヒルが導いてくれたということですね。でもエムヒルはなんでシリラを探しているのか。シントラを征服するだけだったらとっくにカヒルにシリラを殺させていただろうし。気になる!
これシーズン2早く出してくれないと。