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【ウイッチャー】超期待のNetflix新作ドラマ:第1話あらすじ感想

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ついに超期待の新作ドラマ【ウイッチャー】がNetflixで放映開始されました。

大好きだったドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」がシーズン8をもって終了し、「ウォーキング・デッド」がグダグダになってしまい完全に戦意喪失の2019年でしたが、「ウイッチャー」がドラマファンの救世主となるかもですよ。

「ウイッチャー」がどんなドラマなのか軽く紹介するとともに、さっそく第1話を鑑賞してみたので感想を述べてみますよ。

 

新作海外ドラマ【ウイッチャー】

「ウイッチャー」の原作はポーランドのアンドレイ・サプフコスキー著の小説シリーズです。

ゲーム版もリリースされているのでゲームファンも取り込めそうですね。

「ウイッチャー」の小説は現在までに5冊の長編集と2冊の短編集が発行されており、全世界で300万部を超えるベストセラーとなっています。

「ゲーム・オブ・スローンズ」同様に小説を原作としていることから、次期「ゲーム・オブ・スローンズ」との呼び声も高く期待が集まっていました。

 

【ウイッチャー】登場人物とキャスト

原作者がポーランドなので日本語・英語しか分からない私には固有名称が非常に覚えにくい。

メインキャラクターは次の3人らしいので、この3人だけひとまず覚えておこう。

変異体のモンスターハンターリヴィアのゲラルト

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変異体(ミュータント)で超人的な身体能力を持つ一匹狼のモンスターハンター。「白狼」「ブラビケンの殺し屋」といった異名をとる。長命で魔法も多少使える。

ゲラルトはポリティクスや善悪といったものに関心がなく、名誉より金を選ぶ。人々には感情を持たないと言われているが、知能が高いクリーチャーは殺さなかったり、ソフトな面もある。

演じるはケツアゴ俳優のヘンリー・カヴィル。「スーパーマン」でバッドマンと化してジャスティス・リーガー達を困らせたり、「ミッション・インポッシブル:フォールアウト」でトーマスを困らせた長身イケメン俳優。

正直没個性のイケメンという印象しかないけど、「ミッション・インポッシブル」では二面性のあるエージェントを好演していたので伸び代はあるのかもしれない。クリーンな印象をどこまで汚く人間くさく掘り下げられるか。本作でゲースロのように世界を熱狂させ、一躍ときの人となるか。

王女様シリ(シリラ)

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シリ(シリラ)王女

シントラ国の王女だが、シントラ国にニルフガードが攻め込み、命からがら亡命した。

「シントラの仔獅子」の異名をとり、途絶えたとされる古代エルフの血筋の末裔。

第1話では王国にニルフガードが攻め込んできて辛酸を嘗めた。怒りの感情がクライマックスに達すると塔を倒せるほどの強大な魔力を持っているが、コントロールはできていない模様。

 

ゲラルトの恋人・強力な魔法使いヴェンガーバーグのイェネファー

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ヴェンガーバーグのイェネファー

イェネファーを演じるのはインド系イギリス人のアーニャ・チャルトラ。

イェネファーは第2話で登場する。背骨と顎が曲がった奇形の身体を持ち、養豚場の娘として惨めな暮らしを送っていた。父親によってティサイア・ド・ブリエスという強力な魔法使いに売られる。

イェネファーは魔法使い訓練所に入学を果たす。
 

【ウイッチャー】第1話あらすじ

リヴィアのゲラルトはブラヴィケンという町の近郊でキキモラ(巨大な人面蜘蛛)を倒すと、市議から報奨金を貰おうと居酒屋に立ち寄る。そこで、かつては王女だったが呪われた存在であり、盗賊に変身したレンフリという女に出会う。

レンフリは自分を流刑にしたストレゴボールという魔法使いを狙っていた。ストレゴボールは市議の娘マリルカを使ってゲラルトを誘い出し、レンフリ殺しを依頼する。ゲラルトは依頼を断る。

ゲラルトが森の中にいるとレンフリが現れ、提案をする。ゲラルトはレンフリを見逃す引き換えにブラヴィケンを去るようにいう。レンフリは同意するとゲラルトを誘惑する。

翌日ゲラルトは目を覚まし、レンフリがストレゴボール殺しを諦めていないことに気づく。レンフリを止めに市場に向かうが、レンフリの手下の男たちに止められる。男たちを倒すと、マリルカを人質にしたレンフリが現れる。

ゲラルトはレンフリと戦い、レンフリは重傷を負う。レンフリは死の淵で、ゲラルトの運命である少女について告げる。

そこへストレゴボールが現れ、レンフリの遺体を解剖するというので、ゲラルトが怒り、触れないように言う。町民が集まり、ゲラルトがレンフリと手下たちを理由もなく惨殺したと勘違いし、ゲラルトに罵詈や投石する。マリルカはゲラルトに町を去り、二度と戻らないように言う。

ゲラルトはレンフリのブローチを手にとる。

シントラ王国が南からニルフガードに攻め込まれる。ニルフガード軍はシントラ軍を破り、首都に進軍し、王城に到達する。シリラ王女の祖母であるカランセ女王は、逃げのびてリヴィアのゲラルトを探すようにいう。戦いで深手を負ったカランセ女王は窓から飛び降りる。

逃げる途中、シリラ王女はニルフガード軍のカヒールに捕まる。炎上するシントラ王国と王城の光景に怒りがこみ上げたシリラ王女は、魔法で建物を倒し、カヒールと自分の間に地割れを起こし、その間に逃げる。

 

【ウイッチャー】第1話の感想

いんじゃないの、これ?

さんざん知ったかぶりしてなんだけど、実は原作も読んでないしゲームもよく知らないの。でもさすがに世界観がしっかりしていて、次期ゲースロと呼ばれるのも納得の出来栄え。

上述したようにヘンリー・カヴィルには何の印象も持ってなかったのだけれど、フラットな存在のゲラルトには合っているのかもしれない。

ファンタジー満載のクリーチャーは私の好みではないのでノーコメントとしても、対人間戦はド迫力。185cmで恰幅の良いゲラルトが猛スピードで振り下ろす剣さばきはパワフル且つ凄烈で圧倒される。

口数も少なく、無駄な弁明もしないどころか興味もないゲラルトが、この先、シリラ王女との運命でどう変わっていくのか、どんな面を見せてくれるのか超楽しみです。

シントラ王国がニルフガード軍に攻められていくシーケンスも、予備知識やバックグラウンドがない状態で鑑賞してもなかなかの迫力がありました。

「捕虜は取らない」とか言うなぁ!確か戦中のアメリカ軍もソ連軍も捕虜あんまり取らなかったよね。そんな中、捕虜を7万人も預かってしまった旧日本軍、戦後に「死の行進」と糾弾させられる。死人に口なし。納得いかんが、歴史や世界とはそういうものだ。

魔法使いも多いけど、ハリーポッターのようにキッズ向けファンタジーではなく、「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフ系の魔法使いで、それぞれ出来ることには限界があるようだし、人それぞれ違うようです。シリラ王女は未知数の力を持っているようです。

まだ第1話を観ただけなので、これからどう展開していくかを楽しみに進めていきたいと思います。

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