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【ウイッチャー】Netflixドラマ第2話あらすじ感想:イェネファー登場

Netflixウイッチャードラマ

今年期待の大型ドラマ【ウイッチャー】第2話のあらすじと感想です。

【ウイッチャー】は小説を原作にしており、ゲームも大人気ということで、かなり前からドラマ版への期待が寄せられていました。

次期ゲースロとの呼び声高い期待大のドラマなのです。

開始早々にimdbをチェックしてみたら、なんと脅威の9.2点でした。そもそもドラマや映画は個人の好みがあるので採点は割れやすく、imdbや腐ったトマトの採点も参考程度に留めるべきなのですが(特に映画は)、ドラマについてはさすがに9点以上はおもしろいものが多いです。

今みたところ「ウイッチャー」のimdbのスコアは9.0点まで落ち着いていました。私の感覚ではドラマでは8点以上あれば観ておいて損はないドラマだと感じています。

Netflixで配信中なので、さっそく第2話まで視聴してみました。

【ウイッチャー】のメインキャラクターと第1話の感想については、こちらをご覧ください。

 

【ウイッチャー】第2話のあらすじと感想

ヴェンガーバーグのイェネファー登場

前回の記事でキャラクターの紹介をしましたが、主人公のゲラルトと王女様シリラのほかにもう1人イェネファーを紹介しました。イェネファーは第1話では登場していませんが、第2話はイェネファーの物語となります。

ちなみにウイッチャーであるリヴィアのゲラルトはこの人。ちなみにお前たち、リヴィアをリビアと言ってしまい、ゲラルトをジェラートと呼んでしまわないかい?

白狼ウイッチャー「リビアのジェラート」

後ろ姿じゃわからん。

あこっち向いた

こちらは南からニルフガード軍に攻め込まれ、命からがら逃げおせたシントラ国の王女様シリラがこの少女。シリともいう。SiriじゃなくてCiriなのでグーグルからは怒られない。

シントラの王女シリラ。仔獅子の異名をとる。怒るとライオンのような唸り声を轟かせて破壊活動する。

そして第2話で気の毒な身の上を披露したメインキャラがこの魔法使いのイェネファーです。

魔法使いイェネファー

ちょっと見返りショット多すぎ問題があるけど、まぁ監督が好きなんだろう。

さてこのイェネファー、実は第2話では顎と背骨が曲がった奇形の身体で登場します。イェネファーの父は養豚場を営んでいるんだけど、イェネファーは母が他の男との間に作った子どものために「この子豚め」と父から迫害されていました。奇形の身体のせいで近隣同年代からは虐められます。

虐められてストレスがマックスに達したときイェネファーは無意識に魔界の扉を開いて入ってしまい、イストレッドという魔導士に出会います。

イェネファーが現実世界に引き戻されるとティサイア・ド・ブリエスという魔法使いが家にきてました。そしてイェネファーを疎ましく思う父に4マルクでティサイアに売られます。

魔法使い訓練所の学長ティサイアは、イェネファーの魔法使いとしての潜在能力を見抜いたのでした。

ティサイア・ド・ブリエス、魔法使い訓練所を運営している(多分)

イェネファーは他の女たちと一緒に魔法使いの訓練を受けます。

「雷を小瓶に詰めて」とか無茶言われます。

怒りをコントロールできずに苦戦するイェネファーでしたが、最終テストに残ります。

イェネファーは隙をみて魔導士イストレッドと逢引きを重ねていました。イストレッドはイェネファーに好意を抱いているようでした。イェネファーはイストレッドに「学長に逢引きがバレたから退学させられる」と言います。また、自分の本当の父はエルフであり、大浄化で殺されたと告白します。

二人は口づけを交わし、イェネファーはイストレッドの特別な花を持っていきます。イェネファーは学長ティサイアにその花を渡します。どうやらこれが最終テストだったようです。

ティサイアは他の訓練生たち3人を洞窟に呼び出すと、3人ともナメクジウナギに変えてしまいます。よく分からんが「脈になる」と言っていたので、この3人はウナギとして脈になったほうが貢献できるということなんでしょう。

具体的に何をするかは分からないけど、イェネファーみたいな強大な魔女の力を高めるとか、あの地の魔力を高めるとか。でもウナギにされちゃうのはちょっと可哀そう。

そして魔導士イストレッドも魔法使いストレゴボール(第1話でゲラルトと接触した魔法使い)のスパイとして動いていたようで、イェネファーがエルフの血を引いていることをストレゴボールに密告してました。

学長ティサイアと魔法使いストレゴボールが、イェネファーとイストレッドをそれぞれまだ見ぬ壮大なゲームの駒として使っていたという体です。

 

ゲラルトと親友ジャスキエル

一方、主人公のリヴィアのゲラルトは何をしているかというと、ビラヴィケンの町から追い出されたゲラルトは、新たな仕事を求めて再び愛馬ローチと旅路に着きました。

ゲラルトは、立ち寄った酒場でジャスキエル(ゲームではダンデライオンという愛称)という歌語りに付きまとわれます。

ゲラルトの「親友」ジャスキエル

一匹狼のゲラルトは個人主義ですが、ジャスキエルはゲラルトを気に入り、ゲラルトの親友だと自負しています。

ゲラルトのように武骨で一本調子の男の魅力を引き出すには、かけがねのないキャラクターなのですが、ジャスキエルの人選はこれで良かったのだろうか。

どちらかというと「ゲーム・オブ・スローンズ」のラムジー・ボルトンのように裏切りそうな顔してる。なんでも小説やゲームではファン一番人気のキャラクターらしいですけど、ドラマ版はちょっと微妙だな。どうせならラムジー・ボルトンのイワンを起用しちゃえば良かったのに。

ゲラルトとジャスキエルは道中、何者かに不意打ちを食らい、捕まります。

二人を襲ったのはエルフたちでした。エルフの王を名乗るフィラヴァンドレルという男は、数人のエルフたちと共に洞窟に隠れて生きていました。

エルフたちは「大浄化」の名の下、人間たちに虐殺されたのでした。

ゲラルト自身もミュータント(変異体)なのでエルフたちに同情し、人間たちのいるこの場所から抜け出し、新天地で幸せに暮らすように助言します。しかしエルフたちは故郷を捨てることなど考えられないようです。

最終的にエルフたちはゲラルトたちは脅威ではないと理解し、二人を解放します。

フィラヴァンドレルが本当にエルフの王かどうかは分からないけど、フィラヴァンドレルはきっとまた再登場するんだろうな。

シリラ王女が古代エルフの血を引く末裔で、魔法使いのイェネファーもエルフの血を引いている。エルフたちは人間たちに虐殺された。ウイッチハンターのゲラルトは本来モンスターを狩るのが仕事だけど、この世界はモンスターより人間の方が恐ろしい存在になっているという世界観です。こら楽しみだ。

気になったのは酒場で男がゲラルトに「お前は捕虜を取らないと聞いた」というセリフです。第1話でまったく同じセリフを聞きましたよね、故キャランセ王女から。ニルフガード軍は捕虜を取らない、と。ゲラルトの出生について知らないんだけど、もともてゃニルフガード民ということはないよね?

 

シリラ王女

シリラ王女は三日三晩森の中を彷徨い続け、ダラというある少年に助けられます。

まもなくシントラ王国の国民たちのキャンプ場を見つけ、王女という身の上を隠してある家族のテントで世話になります。家族はシントラの女王(シリラの祖母)を嫌っていたようでした。

就寝中、ニルフガード軍がキャンプを見つけて攻撃してきました。テントの中で家族の母親が小間使いのドワーフがヘマをしたことで殴りつけると、ドワーフが激高して母親を滅多刺しにします。(ドワーフもエルフ同様、人間たちに虐殺され、生き残ったドワーフも人間に奴隷扱いされていた)

シリラ王女が恐怖に慄いていると、先ほどのダラという少年がどこからともなく現れ、助けられます。ダラはエルフでした。

イェネファーもシリラ王女もエルフの血を引いていて、ゲラルトが道中でエルフ民の愚痴を聞いていることから、ゲラルトが二人と会い、エルフたちを守るために人間と戦うということになるのかなー。ということは魔法使いストレゴボールは悪い人間ニルフガード軍の方につくことになりそう。

どうやら今まで登場しているキャラも再登場していくようなので、各キャラの運命がどう交差していくのか楽しみです。ゲースロほどの壮大なプランが練られているといいけどなー、あそこまでは無理か…

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