かねてから一つ欲しいと思っていたバッグパック。
リサーチすること数日…
わたくしは決めました。
「ミステリーランチ」のバッグパックを購入することに。多分。
「ミステリーランチ」概要については、他のブログでも詳細に説明されているので、ここでは割愛します。
ミステリーランチを紹介しているサイトのページをクリックするたびに「ミステリーランチとは」というブランド情報から始まるので、商品情報やレビューなどの情報にたどり着くまでが長い。
ブランドについて一旦知ると、ブランド情報は不要になるので、このスクロール作業に苛々させられるのです。
なので、私は省きます。
一言で紹介しますと「ミステリーランチ」は米軍特殊部隊に卸しているメーカーが民間の人向けに作った耐久性がウリのバックパックででございます。
ほら、なんたってうちの旦那、米軍人、そこはやっぱり踏襲しないと。と言いたいところなんですが、ミリタリーを醸すと…実は怒るんですよね。気難しいところがあって。
多分、「ミリタリー舐めんな」的な思いがあるんじゃないかなぁ。アメリカの右派によくあるワナビーミリタリーとかに超イラついてますもの。
でも、もともとオサレ系より無骨な外観の方が好きだし…いいよね?
というわけで、「ミステリーランチ」のバックパックの人気モデルで、購入候補をまとめてみました。
ここではミステリーランチのY字ジップを採用したバッグパックのおススメを紹介します。
「ミステリーランチ」のバッグパック オススメ5選
バックパックの用途
バックパックを選定する際、まずは自分の用途を事前に想定する必要があります。
大学生だったら重い本を運んだりするのである程度の容量が必要だし、普段使いするなら容量は少なめになります。バックパックの用途は人によって異なるので、想定用途に応じたバックパックを選ぶのが大切です。
私はというと、普段は女性用のバッグを使っているので、普段使いはあまり考えていません。
想定用途はこんな感じです。
- メイン用途:飛行機の機内持ち込み
- サブ用途①:テーマパーク、公園など家族で一日外遊び
- サブ用途②:旅行先での外出、ハイキング
旅行は国内外ともにスーツケース使うので、バックパック1つで旅行ということはまずなさそうです。
飛行機の機内持ち込みは、これまでロンシャンの万能トート「ル・プリアージュ・ネオ」を使っていました。あれは本当に万能。バッグ自体が軽いし、たくさん入るし。
実は15インチのパソコンもそのまま直にロンシャンのバッグに入れてましたー。今でもこれに勝る機内持ち込み用バッグはないと考えているのだけれど、一眼レフカメラを買ったのでカメラも入れなきゃいけなくなってですね…さすがにPCプラス一眼レフカメラを入れると、トートではメタクサ重くて肩が悲鳴をあげます。
急きょ機内持ち込み用に7000円くらいのバックパックを買ったんだけど、背負い心地悪ッ。そして下の物が取り出しにくい。
というわけでメイン用途は機内持ち込み用…というわけです。
サブ用途①の外遊びですが、我が家は家族で出かけることが多いのですねー。そうすると皆の分の荷物を入れることになるんですねー。カリフォルニアは湿気がない分、夜になると気温がグンと下がったりするので、夕方以降はパーカーが必須だったりします。自分の分と子供の分のパーカーを入れたりするわけです。
普段使っている女性用バッグだとパーカーなんか入らないからね。かといって、A4が入るトートだと重くなって肩が痛くなる。一日遊びに行ったりする時はやっぱりバックパックが必要なのねー。
バックパックに求める仕様
バッグの仕様については割とうるさいですよ、私。大して使ってないくせに。
バッグパックたるものぉ~
- サイドにドリンクホルダーが付いている
- PC収納用のパッドが付いている
- PCの取り出しが簡単なこと
- A4サイズの書類が曲げずに入る
- 内側にポケットがある
- 外側にポケットがある
- 重さは1kg前後
- 容量は21L~28Lくらい(機内持ち込み可能なもの)
- 防水仕様だと嬉しい
- 中身が見やすい
- 背負い心地がいい
「PCの取り出しが簡単なこと」はかなり優先順位が高いです。というのも、飛行機のセキュリティチェックでPCをバッグから取り出して別の受け入れ容器に入れないといけないんですね。
そこでモタモタするのが嫌だし、セキュリティを通ったあとにバックパックにPCを入れる動作がスムーズにいくようにしたいのです。子どもがいると、なおさら空港のセキュリティでのスムーズさが大事なのねー。
それからサイドポケットね。サイドポケットがないリュックがいまだに多いのだけれど、子どもいるとマストだよね!
片方に自分のボトル、もう片方に子どものボトルと入れられるから、両方のサイドに付いていればベストです。
バックパックのデメリットのひとつは、荷物を出すときに一旦背中からヨイショと下ろさないといけない点なのねー。夏の暑い日に喉乾くたびに背中からおろすのって…面倒やん…
バックパックにおけるサイドポケッは、バックパックを背負ったまま手を伸ばして取ることができるポケットなんですねぇ。だから大切なのです。
ボトルでなくても、日傘・雨傘、タオル・ハンカチ・ティッシュ類など入れることもできますでしょう?
あとは主に収納がしやすい(内外ポケット)こと、アクセスがしやすことですかね。
バックパックのデメリットの2点目は、底部へのアクセスが良くないことです。バックパックの底にあるアイテムを取り出すとき、ふつうのバックパックでは上のものを取り出さないといけません。
ミステリーランチのアイコンともいえるY字ジップは、上のアイテムを取り出すことなく下の方にあるアイテムを取り出しやすい仕様になっています。
ではでは、ミステリーランチで人気のアイテムで、リサーチの結果、候補として選定したバックパックを紹介します。
1.アーバンアサルト(21L)
MYSTERY RANCH ミステリーランチ Urban Assault アーバンアサルト バックパック リュック 21L 110884 (Forest)
ミステリーランチのバックパックとして最も有名なのが「アーバンアサルト」です。
スッキリとした外見はいかにも都会的で、普段使いバックパックとして大変人気があります。
これより一回り小さい18Lサイズもあります。
21LはA4サイズが収納できます。
外側ポケットは、トップ部に1つあります。ファスナーが背中側にあるので、防犯上も少し安全ですね。
- 500Dコーデュラナイロン素材
- 外ポケットは上部に1つ
- 内側背面にジップポケット1つ
- 内側に小さめのメッシュジップポケット2つ
- 内側背面にオープンポケット(タブレットや小さめPC収納が可能)2つ
- 寸法:約53(H)×29(L)×18(W)cm
- 容量:21L
- 重量:910g
15インチのPCを収納するスリーブがないこと、ポケットが少ないこと、サイドポケットがないこと、縦長形状であるといった理由から、私の最終審査には残りませんでしたが、日用必需品が入ってコンパクトでスリムでオサレなバックパックがご希望ならまずコレを検討したいですね。
厚みが薄めなことから、電車やバス混雑時も人にぶつかったりしなそうです。
2.アーバンアサルト24(24L)
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ) URBAN ASSAULT 24 アーバンアサルト24 19761327 ブラック ONE
2019春夏の新作「アーバンアサルト24」は、私の最終候補に入っているおススメアイテムです。
まず容量が24Lと丁度いい。
21Lと比べて縦横寸法はほぼ変わりませんが、マチが5㎝ほど広くなっています。
そしてパソコン用のコンパートメントが背面に追加されています。5cm分はこの分かなと思います。
パソコンやタブレット専用コンパートメントがあるのはアクセスしやすく、高得点!
これならセキュリティでも他の荷物を露出することなく簡単にパソコンだけ取り出せます。
ただし、一眼レフカメラをメインコンパートメントに入れていると、PCコンパートメントと両方開いて出さなきゃいけないかもしれません。だとするとちょっと面倒ですね。
空港のセキュリティは、だいたいセキュリティでは電子機器を出すように書かれているので、一眼レフも出さないといけないと思うんですよね。(この夏アメリカに往復したときは両方出しました。)
そうすると1つのコンパートメントのほうが楽ちんだったりします。
あとはスッキリした21Lアーバンアサルトの形はそのままに、サイドポケットが両サイドに付いているところがポイント高し。
内側のポケットもアーバンアサルトより多く、整理がしやすいように改良されています。
- 500Dコーデュラナイロン素材
- 両サイドにサイドポケット2つ
- 外ポケット上部に1つ
- 内側背面にジップポケット1つ
- 内側に小さめのメッシュジップポケット2つ
- 内側背面にペンポケットや小さめスリットポケット
- 寸法:約51(H)×29(L)×23(W)cm
- 容量:24L
- 重量:1.2kg
なお、アメリカのサイトによれば、15インチのPCも収納できるとレビューに書かれています。
これにフォーチュラ・ヨーク・システムが付いていたら完璧で、間違いなくこれを選ぶでしょう。
3.クーリー25(25L)
クーリー25は店頭で実際に試したところ、背負い心地にビックリしたバックパックです。
背負い心地の良さの秘密は、ミステリーランチの真骨頂「フォーチュラ・ヨーク・システム」にあります。
フォーチュラ・ヨーク・システムって何かと言いますと、ハーネス部分の上下位置を調節できるシステムです。
これにより自分の体型に合わせてハーネスの位置付けが可能になります。
このフォーチュラ・ヨーク・システムのハーネスは、同ブランドの他のハーネスよりパッドが肉厚でソフトです。
店頭でこのクーリー25とアーバンアサルト21Lを両方とも背負ってみました。アーバンアサルト21Lのほうも背負い心地は良いのですが、クーリー25の背負い心地のほうが断然良かったです。
ミステリーランチにはこのフォーチュラ・ヨーク・システムが付いているものと付いていないものがありますが、やはり付いているものの方が良いなぁというのが本音です。
フォーチュラ・ヨーク・システムが付いているとそれだけ重量も増えますが、このクーリー25は素材を330デニールロービックに変えて軽量化を実現しています。
それでも1.3kgあるので、空の状態でも手に取ったときにある程度の重さを感じましたが、フォーチュラ・ヨーク・システム付きのバックパックは荷物を入れた状態に背負い心地の真価を発揮するそうなので、このくらいの重量なら仕方ないかも。
ウエストベルトにも小さなポケットがあって便利ですね。
- 330Dロービック素材
- フォーチュラ・ヨーク・システム
- 外側にポケット4つ
- 外側トップにポケット1つ
- 内側ポケットは背面にオープンポケット
- ウエストベルトにポケットあり
- 寸法:約59(H)×26.7(L)×30.5(W)cm
- 容量:25L
- 重量:1.3kg
機内持ち込み荷物の寸法規定は「3辺の合計が115cm以内(幅55cm×高さ40cm×奥行25cm以内)」とされています。
ただ、私が愛用するシンガポール航空は3辺の合計が115cmとしか書かれていないので、トータル116cmになっちゃうけど、へこませれば多分イケそう。この辺は航空会社によって規定への許容度も異なると思いますが、厳しいところは避けた方が良さそう。
クーリーのマイナス点は、内側ポケットが1つしかないこと、そしてパッド付きPC収納ポケットがないことです。外側にポケットがたくさんあるものの、内側にポケット1つというのは残念…
でも登山などの用途では内側ポケットに入れるような細々したものがなさそうなので、登山などには最適かも。
4.フロント(19L)
「フロント」もフォーチュラ・ヨーク・システムを採用しています。
MOLLEと呼ばれる外側のウェビングが特徴的なデザインで、アーバンアサルトなどに比べるとミリタリー色が強いですね。
このウェビングには色々なアクセサリを付けれるようになっています。ハンティングではサイドにライフルの銃身などを付けたり、カメラの三脚やトレッキングポールを入れたりなど。
- 500Dコーデュラ素材
- フォーチュラ・ヨーク・システム
- 外側サイドポケット2つ
- 外側トップにポケット1つ
- 内側に小さめメッシュポケット2つ
- 内側背面にオープンポケット
- 寸法:約56(H)×32(L)×23(W)cm
- 容量:19L
- 重量:1.3kg
クーリー25同様に、内側にポケットが少ないのと、PC収納のためのパディングがないのが短所です。
5.2デイアサルト(27L)
このなかでは一番ゴツめのフェイス「2デイアサルト」は、今一番の候補です。
けっこう本格的にゴツイですね。でもそれが可愛い気がするんだな。
- 500Dコーデュラ素材
- フォーチュラ・ヨーク・システム
- 外側サイドポケット2つ
- 外側トップにポケット2つ
- 内側に小さめメッシュポケット2つ
- 内側に水ボトルが入るスリットポケット2つ
- 内側背面にパッド付PC収納スリーブ
- サイドのジッパーからメインコンパートメントへのアクセス可能、PCをサイドから収納できる
- 寸法:約53(H)×30(L)×28(W)cm
- 容量:27L
- 重量:1.4kg
とりあえず私の希望をほぼ備えたバックパックです。容量的にはアサルト24Lの方が良さそうなんだけど、アサルト24はフォーチュラ・ヨーク・システムを備えていない…何故なんだ…
このほかスイートピーという可愛いモデルもありますが、スイートピーは33Lとけっこう大容量なので、一日外出に使うことを考えると2デイアサルトの27Lまでがギリギリ許容範囲かなと思います。
MYSTERY RANCH(ミステリーランチ) スイートピー 19761028 スローバック ML