お前たち、今年の胃の内視鏡は済ませたの?
私は今年はちょっと早めに胃と大腸の内視鏡を済ませましたよ。
大腸にあったポリープ1つの生研結果はまだだけど、胃の方の結果は出ましたよ。
昨年の胃のポリープ数・・・22個。
日本で日本食を食べ続けて1年、ポリープ数が減ったことを期待しながらの胃カメラ2019。その結果は・・・
医者「ポリープの数はねぇ・・・23個!」
G「先生、なんで嬉しそう?てか、1個増えてる」
生研の結果、23のポリープはいずれも典型的なポリープでした。癌化するようなポリープ、つまりピロリ菌によるポリープだと除菌が必要ですが、我がポリープ23はふつうのポリープだったので今のところセーフ。
大腸のほうは1個見つかったので今検査中、見た感じは大丈夫ぽい。
あとアメリカでやった大腸内視鏡検査で見つかった憩室はまだ健在でした。
ポリープ23 in 2019 の報告でした。
今年はちょっとやるのが早かったので、暑くて敵わない。できれば10月11月の秋頃がおススメです。毎年同じ時期にやるようにするとタスク化されていいですよ。
さてポリープ23の話のあとは、Amazon Primeで視聴できるイギリスBBCのドラマ【サーティーン/13 誘拐事件ファイル】を視聴した感想です。
【サーティーン/13 誘拐事件ファイル】はシーズン1全5話のミニシリーズです。
【サーティーン/13 誘拐事件ファイル】あらすじ
13歳のアイビーは誘拐・監禁される。13年後、自力で脱出した彼女は、両親と妹の前に姿を現す。そんな中、犯人は新たな誘拐事件を起こす。誘拐された被害者を救うため、アイビーは"ある手段"に出るのだが...。
サーティーン/13 誘拐事件ファイル-Amazon
「あらすじ」にある「ある手段」て何のことかなぁ。アレのことかなぁ。でも「手段に出る」という表現とはかなり意味合いが違うけどなぁ。
【サーティーン/13 誘拐事件ファイル】感想
物語は26歳のアイビーがフラフラとイギリスの民家から出てきて警察に保護されるところから始まる。
アイビーは13年前に何者かに誘拐され、その後13年間にわたって監禁されていたのだった。
アイビーは失った13年間を埋めるため、家族やかつての旧友と時間を過ごし、少しずつ元のノーマルな生活に慣れようとするが、13年の間に社会も家族の構造も変わっていた。
そんな中、アイビーをさらった犯人と思われる男が新たに10歳の女の子を誘拐する事件が発生する。
刑事たちは犯人の居所を見つけるため、アイビーに聴取をするが…
というような内容です。
13歳を13年間とか、西洋人は13という番号が好きだよなー。「13日の金曜日」「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」「13デイズ」「オーシャンズ13」「アポロ13」「13時間」「13の理由」「アサルト13」「13ゴースト」「ヒトラー暗殺13分の誤算」「ロシアンルーレット」も原題は13だし…ポリープが13だったら面白かったんだけど…
主人公のアイビー
まずねー「アイビー」という名前からして縁起悪くて、意地悪さを感じるわ。世の中のアイビーさんには悪いけれど、アイビーというとスイートで愛らしい性格だけれども繊細でどんなに虐げられても耐える内気な女性というイメージがあるのねぇ。いかにも誘拐の被害者になりそうな名前でさぁ…たとえばハイディていう子はまず誘拐されなそうなイメージ。
そんな名前にピッタリの主人公アイビーがこちらです。
雰囲気出てるなー。アイビーちゃんはよく見るとオデコに傷があります。傷なのか脳骨の出っ張りなのかは分からないが、デコ中央から向かって右下に円形にボコッとしている。
これが誘拐監禁の被害者という立場にあって妙に生々しく、考えたくないダークな想像を掻き立てられる。スリラーやホラー映画において直接的な恐怖シーンは、私のような嫌味な観客に作り物・フェイクと冷ややかな目で嘲笑される傾向にあるが、逆にこうした「劇中で触れられない傷」が見えると、その背景にある真実を探そうと想像力が働き怖くなるのである。
それも踏まえてのキャスティングだとしたら、なかなかの選定能力だと思いますよ、キャスティングディレクターは。
さらにアイビーちゃんは、①犯人と知り合いだった可能性がある、②ストックホルム症候群の可能性がある、という刑事による憶測から、犯人を庇っているのではないかと疑われます。
このアイビーちゃんにかけられた疑いの眼差しについては後述するけれど、アイビーちゃん脱出後の心理的な苦悩・葛藤は分かりやすく描けている。
「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソン主演映画「ルーム(感想ここ)」では監禁から脱出した後の人生の取り戻し方については最低限しか触れられてなかったが、本作では監禁された13年間については殆ど触れられず、フラッシュバックもない。完全に閉ざされた13年間であり、ドラマの主題はむしろ自由を手に入れてからのアイビーちゃんと彼女の家族の建て直しである。
無能すぎる警察
本作をカテゴリ分けするとき、クライムサスペンスなのか人間ドラマなのか迷うところだが、その両方だと言っていい。だが断じて犯罪捜査ものとは言わせない。
本ドラマの警察たるや、警察の体を成さないほど無能であり、結局最後まで警察が役立ったことは一度もない。
冒頭でアイビーが脱出したのも自力でだし(犯人の単純ミス)、○○を救ったのもアイビーだし、最後のピンチも自助力だし、警察が役立った試しがひとつもない。
むしろ刑事たちは精神科医によるインタビューをすっ飛ばしてアイビーを聴取し始め(弁護士さえ同伴していない)、なんなら「犯人を庇っているかもしれない」と共犯扱いし始め、「司法捜査の妨害で逮捕するかもしれない」と被害者であるアイビーを脅すというおよそ法の執行者とは考えられないほどの冷血非道ぶりを見せる。
挙句の果てに担当刑事二人は痴話喧嘩までし始める。男の方はアイビーに感情的に共感し始めて近づき過ぎるし、女の方は嫉妬心を感じ始めて「アイビーはストックホルム症候群」だとか「犯人を庇ってるかも」とか言い始める。目糞鼻糞。
このドラマを観ようと思ったのは、13歳で誘拐されて13年間も監禁されて脱出した少女・女性の苦悩、トラウマ、建て直し、犯人逮捕というドラマが見たいからであって、刑事二人の痴話げんかを見にきたわけじゃない。
ショッピングモールのシーンも、35人だか40人だかの刑事がアイビーを見守っているとか言いつつ、サービスアクセス口をカバーしていないというあるまじき愚鈍行為。とにかく警察の捜査はすべてあり得ないことばかりなので、終始苛々させられる。
犯罪捜査ができないのであれば、最初から多大な時間を捜査に割くべきではなかった。家族との再会、家族関係の変化、友人との再会というヒューマンドラマの面はよくできていただけに残念である。
エロイーズム
エロイズムではなく、エロイーズムです。なんのこっちゃ。ここでエロイズムを語ろうとしているわけではないのでご安心下さい。
アイビーの友人にエロイーズというエロい名前の女性がいます。エロイーズはアイビーのかつての親友で、アイビーが誘拐された日にアイビーと会うことを約束していた人物でした。
エロイーズはアイビーの初恋の相手ティム君にとても良いことを言いました。
ティム君はアイビーと再会して、アイビーに同情し慕情を寄せます。でもティム君はすでに結婚しててヤズというヤキモチ焼きの嫁がいます。
「アイビーのことを愛しているのかも」とフラフラする既婚者ティムに、エロイーズはこう言います。
「あんたが好きなのは13歳の時のアイビーであって、今のアイビーではない。ノスタルジーと罪悪感のせいよ」
ティム「アイビーといると、なぜか気持ちが軽く感じるんだ」
エロイズム「初恋の相手だもの。帰りが遅くなっても連絡しなくても怒らない。面倒なことも一切なし。それは本当の生活じゃない。ヤズが本当よ」
これぞエロイーズム!
そんなエロイーズムの雄々しい姿をアマゾンプライムで!