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ホラーファンが選ぶ、胸糞悪い映画ランキング!背筋が凍るおススメ作品一覧

胸糞悪い映画悪魔のいけにえテキサスチェーンソー

ホラー女がおススメする、胸糞悪い映画ランキングです。映像的にグロというだけでなく、精神的にもクルような胸糞悪い映画を中心に集めました。胸がムカムカしてくるような気持ち悪い、怖い映画を見たいときにどうぞ。
(随時更新中)

基本的にはホラー&スリラーが中心です。ネクロマンティックのような終始グロや、ギニーピッグのようなスナッフ系のような最初から最後までゲロゲロのようなキワモノは苦手なので入れていません。

 

ホラーファンが選ぶ胸糞悪い映画ランキング

29.アメリカン・クライム(2007年)


アメリカン・クライム [DVD]


原題:An American Crime

隣の家の少女とまったく同じ話ですが、タイトルが違ったせいか、こちらは認知度が低いような。1965年でインディアナで起きた凄惨な事件を基にしています。

被害者の少女の名はシルビア・リケンズ。何の罪もない十代の女の子が地下室に監禁され、下宿先の中年女性とその十代の子どもたちに拷問され、死に至った悲惨な事件です。

隣の家の少女と同年に製作されました。少女を監禁した中年女性ガートルードを演じているのはキャスリン・キーナー。少女はエレン・ペイジが演じています。

 

28. 隣の家の少女(2007年)


隣の家の少女(〇〇までにこれは観ろ! ) [DVD]

 

原題:The Girl Next Door

ジャック・ケッチャムによる1989年の小説を映画化したものです。インディアナ州で実際に起きた事件にインスピレーションを受けて書いた作品です。

この映画でコンクリ事件を思い出す日本人も多いのではないでしょうか。 

アメリカン・クライムのキャスリン・キーナーも素晴らしい演技でしたが、本作で中年女性ルースを演じたブランチ・ベイカーはもっと凄かったです。

  

27. 籠の中の乙女(2009年)


籠の中の乙女 [DVD]


原題:Dogtooth

あらすじと予告を見ただけでヤバそうな予感がする作品。どこのサイトをみても評価は割と良いんだけど、日本の評価はまぁまぁ止まりなのが興味深い。私としては評価に困る作品でした。

異常に過保護な両親がティーンエイジャーの子どもたち3人を家から一歩も出さずに育てていて、子どもたち3人は外界と遮断した生活を送っています。父親だけ仕事に出かけます。そんな暮らしをしてるうちに、長女の一人が少しずつ覚醒し始めます。

ヌードや局部がけっこう露に出ていることもあってR指定です。グロはほとんどないのですが、最初から最後まで不穏な空気と、多少の暴力がたまにあります。最後がとても気になる終わり方で、いろいろ考えさせられますね。

籠の中の乙女の感想を読む

 

26. 父の秘密(2012年)


父の秘密 (字幕版)


原題:Después de Lucía / After Lucia

「いじめ」という名の執拗で残酷な暴力が続くので、かなり胸糞悪いです。私が感じたこの映画のテーマは「不条理な暴力」でした。アレハンドラが受けた暴力と父の暴力を、定点カメラ(固定カメラ?)で見せられるので、目の前で実際に見ているようなリアルさが恐ろしいです。

「父の秘密」の感想を読む

 

25. アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2(2013年)


アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 [DVD]


原題:I Spit On Your Grave 2

発情アニマル」のリメイクである「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ」の続編。アイ・スピット・オン・ユア・グレイブは3まで創られました。1の主役の女性が3でも同じキャラで主演しています。ただ、3は、彼女のその後の話であまり面白くないです。

1の方がおもしろい気がするけど、胸糞悪さは2の方が上のような気がしました。主人公の女性のいたぶり方が2の方がひどかったです。

ちなみに「アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ アナザー(原題:Julia)」という映画も出ていますが、これはアイ・スピット・オン・ユア・グレイブとは何の関係もない別モノなので注意。原題がJuliaなのにレイプリベンジものだからってアイ・スピットに便乗したんでしょうね。これ、詐欺じゃないの?

 

24. バイオレンス・レイク(2008年)


バイオレンス・レイク [DVD]


原題:Eden Lake

またまたバイオレンスとかタイトルにつけちゃうから、せっかくの良作ホラーがB級感満載になってて残念です。原題はエデン・レイクなので、そのままの方が良かったと思います。個人的にとても好きなホラー&スリラー作品です。

田舎の湖畔にキャンプにやってきた夫婦が、現地の不良少年少女たちに絡まれて、理不尽な暴力に翻弄される話。最後も秀逸です。

 

23. アンチ・クライスト(2009年)


アンチクライスト(字幕版)


原題:Antichrist

なにが胸糞悪かったって、最後にわかる母の秘密ですよ。最後の方の母の行動も見てるだけで痛すぎてソワソワしましたが、私にはあの秘密のほうが胸糞悪かったです。

ウィレム・デフォーとシャーロット・ゲンズブールが夫婦役というのも驚きですが、シャーロット・ゲンズブールがここまでの役を演じるとは、フランス女優魂を感じました。

 

22. ソドムの市(1975年)


パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]


原題:Salò o le 120 giornate di Sodoma

胸糞映画・・・というか映画として有名なソドムの市。見るまでは勇気いったけれど、こころして観たので私はそれほどショックは受けませんでした。でも衝撃的な胸糞映画であることは間違いありません。

なんでもカリスマ的な映画でもあるそうですよ。の映画なのに。あ、の映画だからなのでしょうか。予備知識がない人は途中でイヤになって止めてしまうかもしれません。

一言でいうなら「変態」映画ですね。ストーリーも殆どなくて、ひたすら変態ぶりを見せられるだけなので、個人的にはあまり興味のない映画ではあります。

 

21. ハイ・テンション(2003年)


ハイテンション [DVD]


原題:High Tension 

お菓子食いながら見てたら家族に「ウゲー、何見てんの、気持ち悪い!!」と言われた作品。階段とタンスのシーン以外、胸糞悪くなった覚えがないんだけど、私の感覚がマヒしているのかもしれない。最初の自慰シーン、階段とタンスのシーン、最後のシーンだけやけに記憶に残っています。

マリーとアレクシアという親友の女の子二人が田舎にある両親の家で週末をエンジョイしていたら、サイコチックな何者かが襲ってきて殺されそうになる話。

何がハイテンションなのかよく分からないけど、最後まで見ると、ああなんとなくハイテンション。ちょっとしたツイストもある。胸糞悪い映画としては必ず名を挙げるであろう一作。

 

20. グリーン・インフェルノ(2013年)


グリーン・インフェルノ(字幕版)


原題:The Green Inferno

残念ながら食人族が見つからないので、リメイクのグリーン・インフェルノでも見ててください。イーライ・ロス監督によるリメイク「グリーン・インフェルノ」のほうが気持ち悪さは低いかもしれないですけど。

オリジナルの食人族の方は、ちょっと設定が違うのよね。キャラクターたちがやけに勝手なことばかりしてて、最後に怒った食人族の人たちの反撃にあうような感じなので、あまりヤバイと思えないというか・・・随所にショッキングな映像はありますが。

グリーン・インフェルノのほうが食われ組に共感はしやすい設定になっています。

 

19. スノータウン(2004年)


スノータウン [DVD]

 
原題:Snowtown Murders

オーストラリアで実際にあった連続殺人事件を扱った作品です。胸糞映画としてはけっこう有名です。ほどほどに胸糞悪いです。

スノータウンの感想を読む 

 

18. パッション(2004年)


パッション [DVD]


原題:The Passion of the Christ 

映画館で見てしまったことを激しく後悔しました。メル・ギブソン監督、パーソン・オブ・インタレストのジム・カヴィーゼルがジーザス役です。最初から最後までジーザスが拷問されている映画なので、胸糞悪くてキツかったです。

 

17. SHOCKER/ショッカー(2006年)


SHOCKER ショッカー [DVD]


原題:Seed

R指定。パッケージからして見るからにB級かC級なんで、無視していたんだけど、暇な時にウッカリみたら地味にむちゃくちゃ胸糞悪くてビックリした作品。

なにげにマイケル・パレが主演してたりする。最悪の殺人鬼シードを死刑執行するも全然死なないので埋めたはいいけど、シードが墓から起き上がって関係者全員を皆殺しにしていく話。

冒頭に動物虐待シーンがあるんだけど、それがどうやら本物の虐待映像らしくて、それからしてイヤだった。赤ちゃんのシーンやお婆ちゃんのトンカチシーンが忘れられなくて、胸糞悪いイヤな映画だと思った。

同じ名前で1989年作のウェス・クレイブン監督による「ショッカー」もあるが、この作品とは別もの。

 

16. ムカデ人間2(2011年)


ムカデ人間2(字幕版)


原題:Human Centipede II

ホラー界の異色作品「ムカデ人間」。知らない人は「ムカデ人間てなんだよ!」て思うだろうけど、この絵を見てもらえばわかるとおり、おかしな男が人間をつないでムカデみたいにする話。 

個人的にはムカデ人間1の方がストーリーがしっかりしてて好きなんですが、胸糞悪さはムカデ人間2の方が勝ってます。人数も増えてるし、やることが凄いですから。白黒にしてくれたところに思いやりを感じます。カラーでは、とてもじゃないが、見れなそう。 

ムカデ人間1のドクターも強烈だったけど、ムカデ人間2のおっさんマーティンもキモヤバすぎて、もうどうリアクションしたらいいのか分からない。

 

15. ホステル2(2007年)


ホステル2 [DVD]


原題:Hostel: Part II

ホステルの続編。こちらは女性3人がヨーロッパで拉致られ、拷問ゲームのターゲットになってしまいます。シカゴ・ファイアのシェイ役が人気の美女ローレン・ジャーマンが主演です。

ホステルに比べると設備が立派になってしまったので、ホステルのような逃げ惑う感があまり堪能できないのが残念。ただし、グロ度はホステルより上。

 

14. ホステル(2005年)


ホステル (字幕版)


原題:Hostel

ホラーファンからも人気が高い作品。東ヨーロッパに旅しに行ったバックパッカーが拉致られて拷問ゲームのターゲットにされちゃうという、いかにもなホラー映画。

見知らぬ土地のブキミな様子もよく出ているし、部屋の中でピンチになる主人公の恐怖がダイレクトに伝わってくる。ちょっとコミカルな感じがイーライ・ロス監督らしい。「クライモリ」とかが好きな人におススメ。日本人も出てくるよ。 

 

13. ボーダーランド(2007年)


Borderland [Import anglais]


原題:Borderland

認知度は低いけれど、めちゃめちゃ怖い一作。ホステルやソウよりよっぽど怖かった。アメリカ人の大学生3人がメキシコ旅行に行ったら、現地のカルト教団に目をつけられて狙われるという話。

メキシコの麻薬カルテルがカルトになったような集団です。終盤にかけての生贄シーンやカルト教団のボスよりも何よりも、ひとっことも喋らないカルト教団の特攻隊長グスタボ(坊主)が最高に怖くて身震いします。

今、気がついたんだけど、ショーン・アスティン出てました。全然気づきませんでした。 

 

12. キリング・グラウンド(2016年)


キリング・グラウンド [DVD]


原題:Killing Ground

オーストラリア版サランドラという異名をもつキリング・グラウンドはかなり胸糞悪いです。胸糞悪さはウルフ・クリークの比じゃないです。

キリング・グラウンドの感想はこちら

 

11. 鮮血の美学(1972年)


鮮血の美学(〇〇までにこれは観ろ! ) [DVD]


原題:The Last House On The Left

2009年にリメイク「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」が製作されています。リメイクの方はずっとトーンダウンしていますが、やはり胸糞は悪くなります。ただ、狂気といえばやはりオリジナルの方が勝っています。

若い女性がクソ男どもに凌辱された挙句に惨殺されてしまい、それを知った両親が復讐するという話。リメイクの方は女の子がなんとか生き延びています。

便乗でラスト・ハウス・オン・デッドエンド・ストリートなんていうキワモノグロ映画も製作されましたが、そちらはギニーピッグみたいなひたすらグロなので見てません。

 

10. サスペリア(1977年)


サスペリア [Blu-ray]


原題:Suspiria

昔はR指定というものがなくて、R指定されている映画が深夜によくテレビでやってたんですよね。サスペリアもよく深夜に放映されてて見てたりしたんですけど。今考えるとすごいことですね。

イタリアのホラー界の巨匠ダリオ・アルジェントの魔女3部作の1作目めです。ちょっとややこしいんですけど、サスペリア3部作は、サスペリア→インフェルノ→サスペリア・テルザ最後の魔女となっています。

ほかにサスペリア・パート2(原題:Profound Rosso)というのがあるのですが、それはサスペリアより前の1975年に製作されたものでして、サスペリア3部作とは内容も違う別ものになります。

ダリオ・アルジェントらしい原色を魅せつける映像がゴブリンの音楽とマッチしすぎて薄気味悪すぎる。ブキミすぎて、あのとき「もう二度と見たくない」と思った作品です。ホラー大好きなんだけど、サスペリアは一番苦手で、キツいんですよね。

2018年にクロエ・モレッツ主演でリメイクが出ます。

 

9. ヘンリー(1986年)


ヘンリー ある連続殺人鬼の記録〈Collector’s Edition〉 [DVD]


原題:Henry: Portrait of Serial Killer

大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」でメルルを演じたマイケル・ルーカー主演のサイコスリラー。全米17州で300人以上も殺害したと言われる、実在の連続殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスを描いた作品です。ヘンリーは、「ハンニバル」のレクター博士のモデルの一人ともなっています。

映画自体はB級っぽい雰囲気ムンムンですが、かなりショッキングな内容で、もう二度と見たくないと強く思った作品です。マイケル・ルーカーの狂気迫る演技がすごくリアルです。この映画を見てからしばらくマイケル・ルーカー=ヘンリーのイメージが崩れず、マイケル・ルーカー自体が変な人に思えてきてしまうほどでした。

 

8. アレックス(2002年)


アレックス プレミアム版 [DVD]


原題:Irreversible

イタリアの宝石、モニカ・ベルッチ主演。最近離婚してしまいましたが、夫で俳優のヴァンアン・カッセルと夫婦役として出演しています。

これもかなりキツくて、二度と見たくない作品です。一言でいうなら「破壊」がテーマ。精神的な破壊、肉体的な破壊、かなり衝撃的な内容です。性的暴力もひどく、グロも1シーンあって、かなりキツイので覚悟してください。

 

7. 悪魔のいけにえ(1974年)


悪魔のいけにえ 公開40周年記念版(字幕版)


原題:The Texas Chainsaw Massacre

いわずとしれたホラーの金字塔「悪魔のいけにえ」。2003年以降に作られたリメイクは「テキサス・チェーンソー」「テキサス・チェーンソー:ビギニング」「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」があります。2017年のリメイク「レザーフェイス(感想ここ)」はリメイクとは認めませんので、スルーして下さい。

ホラー界のカリスマ「レザーフェイス」の伝説は、ここから始まりました。度肝を抜くような衝撃度で、ホラーファンとしては欠かせない一作です。ちなみにレザーフェイスのモデルは、実在の猟奇殺人犯エド・ゲインとされていますが、監督は否定しています。

 

6. テキサス・チェーンソー・ビギニング(2006年)


テキサス・チェーンソー ビギニング(字幕版)


原題:The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning

「悪魔のいけにえ」のリメイク。「ワイルド・スピード」シリーズのヒロイン、ジョルダナ・ブリュースター主演。

ビギニングと名前がついているけど、これまでのテキチェンと特に変わりありません。若者グループがテキサス旅行中にカンニバル一家のソーヤーファミリーにとっつかまってレザーフェイスに追われる話です。

2003年の前作についで、ホイト保安官が出演しているのはファンとして嬉しいです。ホイト保安官役は、フルメタルジャケットの鬼軍曹がハマりすぎのR・リー・アーメイです。

アーメイは、なんと本当に海兵隊出身の一等軍曹だったりします。若い頃は、札付きの不良で、軍隊に入るか刑務所に入るか選べと判事に言われ、海兵隊に入りました。ヴェトナムにも参戦、PTSDにも悩まされているそう。あの気迫と迫力はホンモノだったのです。

 

5. テキサス・チェーンソー(2003年)


テキサス・チェーンソー [DVD]


原題:The Texas Chainsaw Massacre

「悪魔のいけにえ」のリメイク。ジェシカ・ビール主演。ウクライナでは上映禁止となった問題作です。

ちなみに主演は当初ジェシカ・ビールではなく、ケイティ・ホルムズ、ジェシカ・アルバ、クリスティン・ダンストの名前が挙がっていました。また、冒頭に出てくる少女を演じたローレン・ジャーマンも当初主役のエリンのオーディションを受けました。並みいる競合を押さえてオーディションを制したのがジェシカ・ビールでした。

ジェシカ・ビールのオーディションを見たのですが、外見が美人というだけでなく、やっぱりすごく上手で説得力あったので、主役抜擢は納得です。ローレン・ジャーマンもきっと主役をやったらいいものが撮れたんじゃないかなと思います。

そして塩漬けにされたアンディは「アンダー・ザ・ドーム」でバービーを演じたマイク・ヴォ―ゲルです。今は「ザ・ブレイブ」が好評です。美男美女ぞろい。ジェシカ・ビールもマイク・ヴォ―ゲルも、このムチムチ感がたまりませんね。 

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The Texas Chainsaw Massacre © 2003 New Line Cinema.

レザーフェイスよりもホイト保安官(保安官に扮したソーヤー家の叔父ヒューイットだけど) の方がイヤで怖かったりもします。

 

4. ファニーゲームUSA(2007年)


ファニーゲームU.S.A. [レンタル落ち]


原題:Funny Games

変態映画を作るのが好きなミヒャエル・ハネケ監督作品。ファニーゲームのリメイクがこちらのファニーゲームUSAです。俳優が変わっただけで中身は一緒なので、なんでわざわざリメイク作ったんだろうか・・・と監督の変態ぶりを心配したくなるレベル。

胸糞悪くて、とにかく「不快」な映画。グロはほとんどないのに、なんでここまで不快なんだろうという不快さで、最初から最後までずっと不快です。まぁ、不快をテーマにしている映画なので、しっかり成功しています。不快を味わいたい方にはうってつけの一作ですが、不快すぎて怒りたくなる作品。とにかく精神を消耗します。

 

3. ファニーゲーム(1997年)


ファニーゲーム [DVD]


原題:Funny Games

オリジナルもリメイクもミヒャエル・ハネケ監督作品です。胸糞悪い作品作るのがお得意なハネケさん。自分が創った胸糞悪い作品をまたリメイクで創るとか、かなり病んでんじゃないかと心配になるレベル。まぁ、天才は変わった人も多いといいますし。

とにかく胸糞悪い作品を造りたいんだ!という意気込みを感じます。グロがなくても心の底から胸糞悪くなるコンテンツを作れるんだなと感心します。

 

2. セルビアン・フィルム(2010年)


セルビアン・フィルム 完全版 [Blu-ray]


原題:A Serbian Film 

嫌いな作品だけど、胸糞悪いことには変わりないので渋々2位にランクイン。

世の中のしかもダークな世界でタブーとされていることをすべて詰め込んだような作品です。どうしても好きになれない一作です。何こんな映画作ってんだよ、このクソが!と言いたくなること間違いなしです。

一体、ターゲット層は誰なのか。コワイもの見たさで見たら、見たことを激しく後悔しました。タブーをすべて入れてやったぞ、ドヤ!という監督の顔が浮かんで、イラっときます。

AV男優がポルノ製作にリクルートされて、仕事を始めるも、いつのまにかどんどん深みにハマッていって、気が付いたらとんでもない事態になる話です。

 

1. マーターズ(2008年)


マーターズ [DVD]


原題:Martyrs 

私のなかで一番胸糞悪い映画は、今のところフランス映画のマーターズです。マーターズとは殉教者という意味。アメリカでリメイクも作られましたが、とてもオリジナルには及びません。

何がもっとも胸糞悪いと感じるかは、人によって多少異なってくると思います。私はたとえばSAWやホステルのようなグロ映画よりも、大男がか細い女性を殴ったりすることや、子どもの虐待というのが一番胸糞悪くなります。

トラウマになる映画という触れ込みでも有名ですが、これを見た後、私も実はしばらくトラウマになってしまいました。

 

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