楽しみにしていた「レザーフェイス」を視聴しました。
ご存知、ホラー映画の金字塔「悪魔のいけにえ/テキサスチェーンソー」の続編です。今回はレザーフェイスの少年時代を描いたものです。
テキサスチェーンソー史上としてもワーストだし、B級映画としてもお世辞にも面白いと言えない、最悪の出来でした。
レザーフェイス
本作のキャッチコピーは「レザーフェイスの誕生」ということで、レザーフェイスが生まれるまでを描いたつもりのようです。
スティーブン・ドーフとリリー・テイラーが出演してるということで、ちょっと期待したんですよねぇ。公開ポスターの様子も悪くなかったし。でもあまりにも酷い出来でガッカリでした。
こんなもん、観なくていいですよ。見るだけ時間の無駄。テキチェンのファンでも見なくていいです。これはなかったことにして、さっさと続編作ってください。
「レザーフェイス」あらすじ
十代のレザーフェイスは、猟奇的な若者カップルに導かれるまま、もう一人の青年ジャクソンと一緒に、ナースを人質にして精神病院から逃亡します。ソーヤー兄弟に愛娘を惨殺された保安官が彼らを追います。
というようなあらすじなんですけどね・・・
「レザーフェイス」感想
駄作すぎます。これはもうテキサスチェーンソーではないレベル。見なくていいです。時間の無駄です。B級も大好きな私でも、途中で何度も見るのを止めようと思いました。本年度のワースト作品1位決定だと思います。
まずストーリーがめちゃくちゃ。後半残り15分くらいまで、レザーフェイスが脇役になっています。
後半残り15分くらいまで、猟奇的な若者カップルがジャクソンとナースを銃やナイフで脅しながら逃亡します。この二人が主役みたいな感じです。オマケ的に図体のデカいレザーフェイスがそこにいます。
ちなみに若き日のレザーフェイスを演じるのは、なんとゲーム・オブ・スローンズで若き日のホードーを演じている青年でした。あんな優し気な青年を起用してどうするの。
レザーフェイスはどうしていいか分からないままカップルたちに同行するのですが、このおかしな5人(レザーフェイス、猟奇的な男と女のカップル、ジャクソン、ナース)の珍道中がまったくよくわからない・・・
そこへ保安官(スティーブン・ドーフ)が執着心丸出しで追っかけて行きます。スティーブン・ドーフはジャッカルズも当て馬みたいだったし、最近はこういう路線なんですかね。すっかりC級になってしまいました。声渋いのにな。
レザーフェイスは最後無事にソーヤー家に戻ってチェーンソーを手にしますが、全然迫力ねえ・・・
そもそもレザーフェイスって、幼い頃に皮膚の病気かなにかにかかって、マスクをかぶるようになったんじゃなかったっけ。記憶が薄れてしまったけれど。
適当にゴアシーン入れて、猟奇的な母親や友人によるバイオレンスを見せておいて、精神病院の電気ショックやって、動物の皮被って、チェーンソー渡しときゃいいや、みたいな映画です。
もうこれは、テキサスチェーンソーのシリーズには含んではいけない。別のホラー映画だと割り切りましょう。
教訓としては、逃げれる時に逃げるべし、ということでした。カップルの女が男を探しに行った時に逃げれたよね。
評価:5点