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【ベター・コール・ソウル】シーズン5観終わった感想:ドキドキMAXのクリフハンガー

ベター・コール・ソウルシーズン5ドラマ感想

Photo: Better Call Saul@AMC

安定しない天候が続いてますねぇ。

晴れても風が強い日がけっこう多くて、サイクリングポタリング日和なのかポタリング日和じゃないのか、さっぱり分からない。

神様は私にポタリングに行けと言っているのか、行くなと言っているのか、まったく分からない。

向かい風が強いときの自転車って、何かの試練に立ち向かっているかのような気分になるよね。

「お前なんかに負けるもんか、こなくそー」「神は乗り越えられない試練は与えない!いや、与えるだろ、この嘘つき」と心の中でアイデンティティAとBが会話している中、アイデンティティCが「お前ら何下らねえこと言い合ってんだ、ペダルに力をこめろ」と問う。私の脳内は基本的に2人が会話しているところに3人目が冷静に話しかけるという構造なんだけど、皆さんはどうですか。

では今日も強風なので風がやむまでこの記事を書いて過ごそうと思います。

今日は【ベター・コール・ソウル】シーズン5を観終わった感想です。

観終わっちゃった!

ついに観終わっちゃった!

ブレイキング・バッドは無我夢中で連続視聴しちゃったものの、そのスピンオフなので大切に時間をかけてちったらもったらベター・コール・ソウルを観ているわけなんだけど、観終わっちゃうとベター・コール・ソウルは喪失感が凄いのよね。

その辺がやはりブレイキング・バッドの兄弟だなと実感するわけです。

 

【ベター・コール・ソウル】シーズン5観終わった感想

いやはや、最終回に相応しいドキドキ満載のクライマックスでございやした。

えー台風の目となった麻薬カルテルの米国地域統括部長ラロさん。

真っ当なビジネスなら彼はエリアマネージャー、ディストリクトマネージャー、地区部長というとこですかね。それも米国担当ですから、かなりのハイランクポジションですよ。

まぁかつての地区部長だった意地悪親父ヘクター・サラマンカ(叔父貴)が、父ちゃんを守りたいナチョに毒を盛られて、ベル押ししかできない健康状態になって介護施設に入っていますからね。

ブレイキング・バッドでも人気の荒くれ者トゥコは刑務所に入っているし。トゥコはシーズン6には出演するのか気になる。トゥコのお勤め期間は11か月だったけ。最終話あたりに出所して出てきそう。

時系列でいうとベター・コール・ソウルのS1は2002年の設定で、S5は2004年の設定です。

ブレイキング・バッドは2008年開始なので、あと4年のギャップがあるんだよね。ベター・コール・ソウルは次のシーズン6で終了することが決定していますので、それに1年としてもブレイキング・バッドでウォルターとジェシーがメスを製造してトゥコに売り始めるまで3年のギャップがあることになりますね。

ベター・コール・ソウルS1:2002年

ベター・コール・ソウルS5:2004年

ベター・コール・ソウルS6:2005年?

     3年の空白

ブレイキング・バッドS1:20008年

それともベター・コール・ソウルS6の間に一気に時間を飛ばしちゃうのかな。

ラロからトゥコに統治権が移るのはいつなのか。最終シーズン6でラロが倒れてトゥコが登場して終わりということかなぁ。

となるとトゥコはブレイキング・バッド開始まで3年も統治できたということか。あの短気でカッとなりやすいトゥコが。それともラロのあと、トゥコの前に誰かいたのか。いろいろと思考が巡ります。

さてさて最終回はガス達がナチョの協力のもと、メキシコの自宅に戻ったラロの暗殺計画が実行されます。

ラロがキレものであることを視聴者は知っているので、一抹の不安はあったよね…

マイクが直接暗殺しに行くとなると成功率期待値がグンと上がるけど、傭兵だけ?

「あーこりゃラロ返り討ちにするだろ」と思っていると、ほんとうに返り討ちにしちゃう。

傭兵が入り込むまでにナチョが「午前3時に裏手の門を開けておけ。お前は逃げろ」と命令されるんだけど、もうそれだけでドキドキよ。

思えばベター・コール・ソウルは前シーズンからひたすらナチョと一緒にドキドキ展開だったよねー。

しかも相手がサラマンカ家のトゥコ、ヘクター、ラロですよ。考えただけで胃が痛くなっちゃう。

人目を忍んで午前3時5分前に裏手に向かえば、そこではラロが焚火にあたりながら酒飲んでるし。ラロは恐ろしい勘の持ち主だな。1~2時間寝れば充分とか言ってたもんな。有閑倶楽部の菊正宗清四郎くんだって3時間寝てたのに、どんだけ有能なんだ。

さて傭兵を全滅させたラロは、いよいよナチョの裏切りに気付いてしまいました。美味しいメキシカン料理を作ってくれるおばちゃんまで殺されてしまって、ラロの恨みは最高潮に達してしまっているでしょう。

傭兵に、計画は成功してラロは死んだ、と偽情報を告げさせるラロ。ナチョとガス組織への復讐が始まります。とするとジミーとキムもタダではすまないでしょう…

シーズン6は最高に怖いシーズンになりそうだな…シーズン1から加速感が増していくところが凄いですねー。

気になるのは、キムとナチョはブレイキング・バッドには出演していない点です。二人がただ単にニューメキシコから逃亡しただけならいいんだけど…次の最終シーズンで殺されてしまうのではないかと心配です。ラロはまずナチョを殺そうとするだろうな…

でもマイクもガスもブレイキング・バッドでは生きていて、ラロはブレイキング・バッドに出ていないので、最終的にはラロも次のシーズン6で死ぬんだろうな。

ただ、その過程でキムとナチョ、それからナチョのお父さんは殺される可能性もあるということで、それだけは覚悟しないといけないですね…二人とも好きなキャラなのでそれは辛いわ。

それからキムとジミーが最後の方にハワードへの復讐を企てているのも気になるところです。ハワードそんなに酷いことしたっけ。ベター・コール・ソウルの内容はリーガルとドラッグディーラーたちと2つの側面がありますが、リーガル系の方はあんまり気を配ってなかったんで、ハワードって人生を滅茶苦茶にされるほど酷いことしたっけ、と思ってるんだけど。

というわけで、ベター・コール・ソウルもいよいよ次が最終シーズンです。

ブレイキング・バッドのスピンオフを製作してほしいなぁ…実はウォルターは生きていた!という設定で、今度は潜入捜査系とかでもいい。そのためにピンクマンをアラスカから呼び戻す。ジミーも呼び戻す。

ジミーは新しい身分でネブラスカに逃亡してシナボンに勤めていたシーンがありましたが、ブレイキング・バッドの後ずっと逃亡生活を送っているわけだから、ポスト・ブレイキング・バッドのスピンオフ絶対作れると思う。

マイクもできれば生きていたことにして欲しいけど…