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【ベター・コール・ソウル】シーズン5最終回直前!第9話まで観た感想

ベター・コール・ソウルシーズン5

オス!メス!

GWが一応終了したけれど、ご気分はいかが?

コロナウイルス感染者数は下がってきているので、あともう少しの踏ん張りですよ。

GWのある日の朝、旦那からwhatsappにメッセージが届いていました。

開いてみたら、みいちゃんがお肉になっていました

そこには逆さ吊りにされて皮を剥がされた牛の姿が映っていました。血が垂れていてレザーフェイスのキッチンみたいだなと思いました。

「気持ち悪いので画像は送らなくて結構です」と送ったら

「分かりました、ごめんなさい。でも牛肉できました。」

と旦那から返事がきました。

「でも待てよ?あの牛一体で、どれだけのビーフ肉の金額になるのか」

と殊勝な私は考えてしまいました。

スーパーで簡単に肉が手に入る現代人は、動物を捕まえて処理して保存できるという能力が必要ありません。しかし人生何が起こるか分かりません。天変地異が起きるかもしれないし、ウイルスによって人類生存の危機がやってくるかもしれません。

技術の進歩は人類に多大な恩恵をもたらしましたが、それに反比例するかたちで人類の生存に係わる体得知識と能力は退行しているので、とりわけ先進国の人々は有事の際に難儀することになるでしょう。何が起きても生きていけるように身も心も準備しておきたいです。

さてこのところクロスバイク話ばかりしていたので、今日は海外ドラマ「ベター・コール・ソウル」の感想にしてみました。

GWは大事に大事に観ていた「ベター・コール・ソウル」をいよいよ9話まで観てしまいました。

でも9話でストップしています。

最終回を観ちゃうと終わっちゃうと思って…勿体なくて。

大事に大事に観たくてね。

「ブレイキング・バッド」ファンなら理解してもらえると思います。

というわけで第9話までの感想です。

 

【ベター・コール・ソウル】シーズン5第9話までの感想

「ベター・コール・ソウル」シーズン5は、いよいよ本家「ブレイキング・バッド」の片鱗が出てきてファンの興奮が感じられる内容となりました。

「ベター・コール・ソウル」はこれまで3分の2がジミー絡みの法曹界、3分の1が麻薬界という配分でしたが、今シーズンから一気に麻薬界の配分が多くなってきました。

ジミー・マッギルがソウル・グッドマンへと改名し、ジミー独自手法の法律実務を自由にのびのびとできる環境が整ったことから、ガスやサラマンカファミリーとの接触も増え、闇の世界に片足を突っ込んでしまったジミー。

そのおかげでスリリングな展開が増え、面白さが加速しています。この辺はさすが「ブレイキング・バッド」のチームだなぁと感心しちゃう。ブレイキング・バッドのリブートやってくれー。

「ブレイキング・バッド」への御膳立て万全、ブレイキング・バッドを観返したくなること必至の今シーズン。まず注目は古巣「ブレイキング・バッド」の人気キャラ、ハンクの登場でした。

DEA(麻薬捜査官)で、ウォルターの義兄弟だったハンクが登場、サラマンカ家の下っ端のドラッグディーラーと接見。ハンクが出るとますます「ブレイキング・バッド」への思慕が湧くねー。

ハンクは次シーズンも登場すると思われますので楽しみです。

これまでの過去シーズンはジミーがソウル・グッドマンになるまでや、兄との確執と法曹の話が多かったのでちょっと退屈な時間があったのも認めます。しかし、意外なことに今シーズンの法律実務の話は面白かった!

どこがおもしろかったのかと言うと、キムがメサ・ヴェルデの弁護人として奮闘するところ。キムは大企業メサ・ヴェルデのコールセンター建設のために、ある住民の立ち退きを任せられているものの、法に則った正攻法ではまったく効き目がなく困ってしまいます。

そこでジミーが助け船を出すわけですが、ジミーなので勿論、法に則った正攻法ではない手段を用います。違法ではないけれどもギリギリのグレーゾーン。ジミーはいつもグレーゾーンで動く弁護士なわけです。でも、そんなジミーの方法はいつも効果てきめん。

真っ当で有能で優等生の弁護士であるキムが、そんなジミーに抱く尊敬と疎ましさ。ジミーの方法はいけないと分かっていながらも認めざるを得なく、目的のために多少の法は曲げるというやり方が効果アリアリなのを目にして、正攻法で限界を感じ、葛藤するキムの様子。これが良かっただー。

メサ・ヴェルデの社長だっけか、ジミーはキムに相応しくないと言っていて、確かにそれはそうなんだけど、キムにしか分からないジミーの天才的な能力があるのよねぇ。

今回はキムの弁護人としての葛藤を通じてジミーという人間の、褒められない魅力というものを感じることができました。

それから主役といってもいいお爺ちゃんフィクサーのマイク。麻薬地下製造工場の建設主任だったワーナーをやむを得ず始末したのが衝撃でしたが、ガスの共感性の欠如には不満を表していました。ガスとの関係の微妙さが絶妙なのよね。

ブレイキング・バッドでウォルターに裏切り話を持ち掛けられたマイクが怒り狂ってウォルターをボコボコにするシーンがあった時以来、マイクとガスの関係がいかほどか考えていたのよね。マイクはガスにどんな恩があるのか?とか。ベター・コール・ソウルの残り2シーズンでそのあたりも説明されていくのかな。それともあれはガスとの関係やガスとの歴史云々より、麻薬組織の世界を知っているマイクが、裏切り話を平然と持ち込んできたウォルターの軽率さと甘さを嗜めるための愛のムチだったのかもしれないけど。

今シーズンはガス対サラマンカファミリーの水面下の敵対抗争が描かれています。サラマンカファミリー側のナチョ(イグナシオ)は、ヘクター・サラマンカの暗殺を試みたことをガスに知られているので、ガスのスパイとして上司ラロの動向を密告したりしています。

ナチョもお父さんの身をガスに脅されているので、ナチョ親子の身も心配ですねぇ。ナチョは悪人のわりに良い人ぽいもんなー。ラロにメキシコ国境まで行ったり来たりさせられているナチョが可愛い。

第9話のマイクとジミーの銃撃シーンや、砂漠ウロウロシーンは、9話まで観た中で今シーズン一番面白かったや。ラロの勘の良さも怖かったし、キムとジミーの危機にマイクが駆け付けるところも素敵ィ。

マイク役のジョナサン・バンクスがけっこうご高齢なので、無理のないように頑張って欲しいと思いました。マイクなら結婚してもいいな。ぶっちゃけ理想の男性像ですわよ。マイクと一緒にソファでまったりとテレビ観たいや。

ただキムがジミーの麻薬組織への関与を知ったのに獄中のラロに直接面会に行っちゃったり、ジミーを止めないあたり、麻薬組織の恐ろしさをあまり知らないのか、それとも有能な弁護士ゆえに法と司法制度を信頼しすぎているのか、ちょっと危険だなー。

残りあと最終回だけなので、観たくても引き延ばしています。観ちゃうしかないんだけど、観ちゃうと終わっちゃうよー。1年も待たなきゃでしょう?どーしよー。