ミセスGのブログ

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インターナショナルスクールで開催の中学の進路説明会の体験談

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気が付いたら娘が小学校6年生になっていました。

いつのまに?お前。

あぁもう小学校も終わりなのかぁ・・・

娘は今流行りのインターナショナルスクールに通っているのですが、親子ともどもスクールがとても楽しかったので終わってしまうのが残念です。

卒業まであと2学期を残すところ、学校で進路説明会なるものがありました。

忙しい。感慨に耽けさせてもくれない。身も蓋もない。

 

中学の進路説明会の体験談

インターナショナルスクールは私立なのでそのまま私立中学を受験する人が多いようです。

他の選択肢としてはインターナショナルスクールか公立中学がありますが、公立に進む人は少ないねぇ。

まぁ、せっかく覚えた英語を無駄にしたくないという親御さんの強い願いがあるのでしょう。大金払っとるからの。

クラスメイトたちは学校が終わると塾通い。勉学に励み、日々ドリルをこなして精進しているので漢字テストや算数テストはバッチリです。

我が子はというと、アメリカ子らしく机に向ってひたすら問題を解くことはあまり好きではないらしく、さっそく日本のエリート路線から脱線気味です。あぁ困った。

4年生のときに「ママ、what's 受験?」と日英ちゃんぽんの質問をされましたが、クラスメートの殆どが塾に通っているとのことで、そこから「受験」という言葉を知ったようです。ほぉー。

すらすらとテストを解いていくクラスメイトたちを見た娘は、「あいつらテスト解くの早すぎ。『終わったーっ!超簡単!』とか言っててウザイんだよ!こっちはまだ全然終わってないんだよ!」と健康的に逆ギレしております。

まぁ…その強気を維持できれば、お前大丈夫だな…とか思いつつ、あぁ算数教えなきゃと焦・燥・感。

とはいえ娘の強みは別にあるので、親としては娘が情熱をもって打ち込める何かを見つければそれでよいと考えています。

私が「ウザイって英語で何?」と聞くと「annoying」とすぐ返してくれるので面白いんだ、これが。

最近は私の英語の発音を直されるわ、夫(米国人)と二人で笑ってるわでムカつくわぁ。

なお、傾向としては帰国子女、ハーフ、外国籍の子達よりテストの点数は圧倒的に日本人の子たちの方が高いです。

インターナショナルスクールと日本の公立学校を比べても、おそらく日本の公立学校の方が高いはず。インターナショナルスクールと外国の学校が同レベルくらいかなぁ。一緒くたには言えないけれども。

特に算数は日本語での吸収がし易いですからね。8x8をハッパ64とはよく言ったもんだよ。英語で言うと「エイト・タイムズ・エイト・イークォールズ・シックスティフォー」。面倒くせぇーーーーー!!

よく知られていることですが、ペーパーテストの成績は常にアジア人がトップ、次に白人、そして黒人やヒスパニックとなっていますでしょ。インターナショナルスクールもそのままだと思うわ。

それから日本人の生徒はほぼ100%塾に通っていますが、ハーフの子や外国籍の子達は塾に通わせていない人が多い感じ。私の知る限り。うちも通ってません。通う余裕ナッシング。

さぁ、やっと十代に入ったと思ったらすぐに将来の人生を決めかねない大事な決断をしなければならないなんて、現代っ子の人生、ハードモード。とか何とかブツブツ呟きながら進路説明会に一応参加してきましたよー。

さて、本題の進路説明会ですが・・・

・・・気のせいだろうか。お母さんたち、若干殺気立っていらっしゃる...?緊張とは違うストレスを感じているように思いました。

教頭先生(外国人)が「受験によるストレスを子どもたちが感じないようにした方が良いですね。それと、お母さん方もストレスを感じないようにリラックスしてくださいね」と説明していたので、私が感じたものは気のせいではなかったようです。

教頭先生の説明では、名門校に入学、暗記ベースの反復学習、学業成績を優先するなら日本の私立学校、オープンでゆったりとリラックスした探求型の教育を希望するならインターナショナルスクールをおススメするということでした。

日本の中高教育は私の時代からさほど変わっていないということか。

質問コーナーに入るといくつか手が挙がりました。

ちょっと保護者たちからの質問に心配になったので紹介してみますよ。

インターナショナルスクールへの進学を希望しています。でも学校の開始が9月の場合、4月~9月まで時間が空いてしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?勉強の遅れが心配です。

これさぁ。どう思います?

そんなもん、自分で考えろ!って言いたくなりましたよ、私は。

むしろ4月から9月まで休みがあるなんてラッキー。私ならその期間に沖縄とか行って別のスクールとかに通わせたりするかな。

その間、学校では体験できない貴重な体験をさせてやればいいと思わないかい?

数か月の勉強の遅れなんて大したことないでしょ?うちなんか数年遅れてるよ。

ホリエモンだっけ?言ってたじゃない、小中高で学んだことは1年で覚えられるとかなんとか。まぁ、ホリエモンの頭だからできるんでしょうけど。

何にせよ、私はちょっと愕然としたね、この質問に。この自主性の無さに。

日本の教育制度の問題のひとつは「自主性の無さ」ですよ。

受け身とも消極的とも言いますね。

次の質問です。

それぞれの中学校に当校から何名が受験したのでしょうか?

・・・え?

それ知ってどうすんの?

とか思わない?

だって、この学校からは何人とろう~とか枠があるわけじゃないでしょ?たとえ枠があったとしても、当校のクラスメイトだろうがあっちの学校だろうが競うことには変わりなくないし、結局は自分との戦いなんじゃないの?

各中学に何名合格したかというデータは出ているけれど、何名受験したかという予想外の質問にはさすがに学校側も準備していなかったらしく、資料を見れば分かるので後で個別に教えますねということで質問は閉じたんだけど、訳の分からない質問に私の頭が混乱しました。

競争意識が強いんだろうな。

 

次回は学校説明会の様子、学校見学についてのお話です。