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胃カメラ(胃内視鏡検査)の体験記:ポリープが22個見つかったので、お前たちも行きなさい

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ハロー皆さん、10月は徹底的に病院にかかろう月間ですよ。

アメリカではそう簡単に病院や歯医者にかからなかったものですが、日本は病院へのアクセスが簡単なので、ここのところたいそうお世話になっております。

というわけでさっそく胃カメラに行ってきました。

 

胃カメラ(胃内視鏡検査)の体験記

胃内視鏡検査をしたのは今回で二度目です。初めて胃内視鏡検査を経験したのは34歳くらいの頃でした。日本に帰国したときに合わせて受診しました。

そのときは胃内視鏡と大腸内視鏡を同時に済ませることができたんですけど、今は月をまたがないと出来なくなってしまったようなので、今回は9月に胃内視鏡、10月に大腸内視鏡を済ませました。

前回の時はポリープが4個くらい見つかり切除してもらいました。

 

胃内視鏡検査の事前準備

胃内視鏡検査の事前準備は特にありません。

検査の2時間前までは飲むことが可能です。私は午前11時の予約でしたので9時までは飲むことができました。

 

胃内視鏡検査本番

診察台に横になったら、お腹の張りを和らげる薬(だったと思う)をもらって飲みます。

その後、仰向けになり、喉の麻酔薬を口の中に入れてもらって、3分ほど待ちます。

3分経ったら、薬を吐き出します。

それから腕に点滴を入れてもらいます。

次に口にプラスチックのマウスピースをくわえます。

その後、点滴のところから鎮静剤を入れてもらい、冬眠眠りに落ちます。

目をさますともう検査は終わってますので、看護婦さんに連れられてベッドの上に移動して1時間ほど休みます(寝ます)。検査後は薬のせいでけっこうボーっとしてフラフラしているので、休まないと動くのは無理です。

1時間~1時間半ほど寝て体調がOKなら、診察を受けて終わりです。

私がいつも通ってるこの病院は胃内視鏡も大腸内視鏡も眠らせてくれるので、まったく苦痛がありません。それどころか薬で眠りに落ちる時の幸せといったら、あの瞬間が楽しみになってしまった。

目が覚めると、検査が終わっているので「え~もう終わっちゃったんですか、まだ寝てたい」なんて思ってると、「マウスピース外しますねーヨダレが出ますけど、ここにダラダラ出しちゃってください」って言われてステンレスの容器を顔にあてがわれます。

ダラダラダラ~とヨダレ凄い。ちょっとほっぺについて気持ち悪いけど、看護婦さんがペーパータオルでふいてくれます。世話されるのは好きだ。

 

胃内視鏡検査の結果

さて今回は、衝撃の事実が発覚しました。

長らくアメリカ生活の不摂生が祟ったのか・・・

なんとポリープが22個ありました。

やばくない?

少ないと切除するみたいですが、今は胃のポリープはとらないみたいですね。(大腸のポリープは癌化しやすいので切除する)

一番大きいポリープを生研に回します。

一週間後、病院に戻って結果を聞いたところ、癌細胞は見当たらず、ピロリ菌も見つからず、一安心でした。

とりあえず22個のポリープはその後も定期的に胃内視鏡検査を受けて経過を観察していくことになりました。原則1年に1回の検査で大丈夫ですが、まれにスキルス性のガンがあって、それだと数か月で癌細胞が大きくなってしまうそうです。

 

胃内視鏡検査の費用

胃内視鏡検査は国民健康保険を使うと1万円かからず出来ます。

鎮静剤だけ保険が効かないので、実費となりますが、それが3000円くらい。

合計で1万1千円くらいでした。

胃の内視鏡と大腸内視鏡を同時に実費でやったときは、8万円強でした。

 

胃内視鏡検査に行こう

先日もK1選手の山本KIDさんが消化器系のガンで亡くなってしまいました。確か胃がんということでした。山本KIDさんは同世代なので、他人事とは思えないですよね。

今は鎮静剤で眠らせてくれる病院も多いと思うので、患者の負担も少ないです。

大腸内視鏡検査に比べると準備も楽だし、着替えも必要ないので、かなり楽にできます。

最低でも年に1回は胃内視鏡検査に行きましょう。