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【ゲーム・オブ・スローンズ】シーズン8最終章4月15日(月)世界同時放送:直前情報

ゲームオブスローンズシーズン8

Photo courtesy: Game of Thrones/HBO

さぁさぁさぁ、皆の者、心の用意はいいですか。

ゲーム・オブ・スローンズの最終章シーズン8を観る覚悟はできていますか。

ゲーム・オブ・スローンズのシーズン8は、ついに!ついに!ついにですよ!しつこい!この2019年4月15日(月)に世界同時放送されます。

こりゃ花見とか行ってる場合じゃないな。

仕事に行ってる場合じゃないし、学校行ってる場合じゃないですよ。でも行ってくださいね。帰ってきたら皆で観なさいね。私は我慢しないでその前に観ちゃうけどね!

見終わったらみんなで語ろうな。やなぎやさん、早く見始めないとゲースロのディスカッションに入れないよ。

 

【ゲーム・オブ・スローンズ】シーズン8放映直前情報

【ゲーム・オブ・スローンズ】シーズン8公式予告がリリース!

HBOはゲーム・オブ・スローンズのシーズン8の公式予告編をリリースしました。

これまでのシーズン予告と比べると、かなり静かで秘密めいていますね。それだけ中身が畏怖を感じさせるものであろうことが伺えます。

サーセイの不敵な笑みが堪えられませんね。

Winter is Coming.「冬来たる」というシーズン1から伝えられてきたスターク家の格言がまさに現実になる日がやってきたわけです。くぅ~たまらないですねぇ。

なお、ゲーム・オブ・スローンズの撮影は、上空にパパラッチのヘリなどが入り込めないように政府のコントロールを取り付けています。どこぞの大人気ドラマのようにリークされまくったり、事前にキャストの降板ニュースによって視聴者の注意を引くといったセコイ真似はしません。

シーズン6か7のエピソードが放映前に流出されてしまったことはありましたが、原則、撮影時には神経質なまでにメディアコントロールを敷いています。

シーズン8はわずか6話のエピソードですが、6話の撮影に10か月が費やされました。

 

ウィンターフェルの戦い:撮影の様子

【ゲーム・オブ・スローンズ】ウィンターフェルの戦いは前代未聞の映画&TV史上最長のバトルになっているそうです。

バトルシーンでも定評のあるゲーム・オブ・スローンズ】ですから、これはもうとんでもない戦いが待っていると言っていいでしょうね。

シーズン初期から数々の名バトルを繰り広げてきたゲーム・オブ・スローンズ。とりわけシーズン6の第9話の落とし子の戦い(エミー賞受賞)は、どのテレビや映画の戦闘シーンよりも記憶に残る戦いとなりました。

シーズン8の最長バトル戦は、この落とし子の戦いを手掛けたミゲル・サポニチク監督が手掛けるノンストップアクションになるということで、これはもう興奮することしきり。

この戦いの撮影には2か月半が費やされ、キャストの全員が疲れ切って「不快な経験」と告白していることから、キャストにとっても大変過酷な撮影だったようです。

そら過酷ですよ。EWを読んでみたら凄いですもん。

この戦いは最終話の1つ前のエピソードのようですが(第5話?)、大規模バトルの撮影が目的というわけではなく、生き残りをかけて数少ないキャストが戦う小規模のバトルが連続で描かれるということです。

ゲーム・オブ・スローンズのキャストがこれだけ一同に会するのもシーズン1以来ということになります。

ウィンターフェルの戦いの撮影は、零度の寒さの中、750名のキャスト・スタッフが集まった田舎の広野で毎晩連日敢行されました。氷点下にもなる吹きっ晒しの場所で冷たい雨と風を受けながら、泥にまみれ、馬糞の匂いを嗅ぎ、煙を吸いながら撮影するという過酷な環境です。

ew.com

ということは死の軍団との戦いはやはり夜になるのですね。

ゲーム・オブ・スローンズのキャストたちは誰も弱音を吐きませんでしたが、インタビューではこの2か月半の撮影が前例がないくらい過酷だったことを語っており、タフなハウンドさえも厳しかったと認めています。

Everybody prays they never have to do this again.

Game of Thrones first look: Inside the brutal battle to make season 8 | EW.com

アーリア役のメイジー・ウィリアムズは、撮影の1年前にサポニチク監督からトレーニングをするように言われたそうです。「今からトレーニングを始めるんだ。とてもタフな撮影になる」と言われたメイジーは、「はいはい」と軽く流したものの、実際の撮影は想像以上に大変だったとか。

But nothing can prepare you for how physically draining it is. It's night after night, and again and again, and it just doesn't stop. You can't get sick, and you have to look out for yourself because there's so much to do that nobody else can do...there are moments you're just broken as a human and just want to cry. 

Game of Thrones first look: Inside the brutal battle to make season 8 | EW.com

ゲーム・オブ・スローンズで誰よりもバトルを見てきたジョラー役イアン・グレンも、ゲーム・オブ・スローンズの撮影のなかで今回が一番大変だったと語っています。

イアンによると、撮影は朝7時まで続き、昼間に目を覚ましても疲れて何もする気がおきなかったそうです。それが毎日11週間続き、撮影以外にすることはなかったとか。

大変だったのはもちろんキャストだけではなく、撮影スタッフは一日に4万歩も歩いていたとか。

サポニチク監督は、過去の映画史上最も長いバトルを探し回りました。それに一番近かったのがロード・オブ・ザ・リングズ2つの塔の40分のバトルでしたが、サポニチク監督はこれを吟味し、殺し合いの戦いが長く続くと視聴者が「バトル疲れ」を起こしてしまうと考え、アクションや戦いをできるだけ抑えた方がベターであると考えました。

またサポニチク監督は、バトルのシーケンスは誰の視点から描くかしっかり定めることでベストな仕上がりになると考えており、これまでサポニチク監督はジョン・スノウの視点で描くエピソードが多かったため、主要キャストが大集合する今回のバトルでは誰の視点で描くべきなのか非常に苦労したといいます。

こういう監督の苦労を知ったあと、ゲースロのキャラの多さを考えるとこれまでのバトルの素晴らしさに改めて感謝したくなるなぁ…唯一の文句はスタニス対ボルトンの戦いが見たかったことだけかな。

サポニチク監督は、スクリーンに映っていないキャラクターたちのストーリーもしっかり考えるようにしていたと言います。ファンなら分かると思うけど、この辺りもゲーム・オブ・スローンズがブレずにいる理由ですよねぇ。ウォーキング・デッドなんていつもみんな「あれ?○○どうした?」ばっかりでしたもんねぇ。ゲーム・オブ・スローンズはそういう「あれ?」という疑問を抱かせないですね。それもやはり監督の力量でしょうか。

また、サポニチク監督はこうも言います。ふつうのカットを細かくした撮影なら2か月半も過酷な撮影をする必要はなかったのですが、細かいカット割りでは、撮影後にすべて編集したことがわかってしまう。それはサポニチク監督のスタイルではないし、ゲーム・オブ・スローンズのスタイルではないと。

このこだわりね。

私は映画人じゃないから撮影のことは何も知らないけれど、このこだわりがやはりゲーム・オブ・スローンズがゲーム・オブ・スローンズたらしめる理由なんですよねぇ。

なお、バトルのあとのエピソード(最終回?)は、超トップシークレットになっていて、バッジをつけた第6話のエピソードのキャストと撮影スタッフだけがセット入りできるという厳戒態勢。

これってもしかしてゲーム・オブ・スローンズのスピンオフにつながるとか、そういう可能性はないのかしら?ゲーム・オブ・スローンズを見れるのは嬉しいんだけど、終わってしまうのが辛いし、ゲーム・オブ・スローンズの世界観にさよならを言う用意はできてないのよ、私。スピンオフが製作されることは知っているけど、できれば私が死ぬ前にお願いしますよ!

ショーランナーのデビッド・ベニオフとダン・ワイスは、エンディングについては最初から議論していました。どんなエンディングにしても一部のファンが満足できないということはあり得ると認めたうえで、「ブレイキング・バッド」のように「AかA+」とファンが話すようなエンディングを希望しているということです。

運命の日となる最終話は5月19日に放映されます。あぁ失禁してしまうかもしれない。