「シカゴ・ファイア」シーズン9を観終わった感想です。
シーズン9はコロナの影響で撮影が中断されたため全16話となっています。
ドラマ内でも最初のころはマスク着用したりもしてましたが、シーズン後半ではようやく日常に戻ってきました。
正直、ドラマ内でマスク着用シーンなんか挿入しなくてもいいよね。
どうせ台詞を言うときは外しているんだし、形式的なものに過ぎないのだから。
※本記事はシカゴ・ファイアのシーズン9のネタバレを含んでいます。
【シカゴ・ファイア】シーズン9の感想
シカゴ・ファイアを扱うのは久し振りです。
今シーズンの第1話と第2話について書いてからずっと書いてなかったです。反省。
えーシーズン9も16話ながら、楽しいドラマが色々ありましたよ。
マッキー降板
今シーズンから登場した新入り救命士マッキーですが、早々に退場です。
先シーズンで医師を目指すために降板したエイミーの代理で入ってきたクルーズの旧友で、ギャロと短期間カジュアルな交際をしていました。
数エピソードしか登場しませんでした。
なんでだろうね。
まぁ、あまり好きになれなかったキャラだけど。
で、マッキー異動で誰が入ってくるかというと・・・
この人!
ヴァイオレット再登場
前シーズンに登場していたヴァイオレット・ミカミがレギュラー入り!
マッキー異動後、次のEMTが見つかるまでの助っ人としてヴァイオレットが入ってきます。
でもシルヴィはなかなかウマがあうEMTが見つからなくてヤキモキ。
ヴァイオレットみたいな人がいてくれたら・・・ボヤいていたら、ヴァイオレットがさらっと「いいよん」と快諾!
晴れてシルヴィの新しいパートナーとなりました。
前シーズンのヴァイオレットはギャロを振り回したりしているだけでどんなキャラかよく分からなかったのですが、今シーズンのヴァイオレットはいいよ!
ヴァイオレットを演じている女優は実は日系アメリカ人のハナコ・グリーンスミスさんなんですよー。
175cmの長身ですらっとしていて格好いい!
私も175cm欲しかったなー。
ヴァイオレットはすぐに51分署に馴染んだ感あるので、この先もずっとレギュラー出演してくれるといいな。
セヴライドとステラ
さぁ、ケイシー&ギャビーに代わってシカゴ・ファイアのおしどりカップルとなったセヴライドとステラはどうなったのでしょうかか!
なんと。
なんと!
第15話ではついにセヴライドがステラにプロポーズしました~!
しかも消火救出活動中に。
クルーズが窓の格子を外から外している最中に突然ひざをついて指輪を取り出すセヴライド。炎が迫っているのに。
そんなところでプロポーズすな。
まぁ、シカゴ・ファイアなんで炎を演出したかったのでしょうが、ちょっと演出が古臭いわぁ。
セヴライドの「ステラ・キッド様。僕と結婚してくれませんか」という台詞もクサッ。セヴライドはステラを相手にシリアスに語る時にいつも「ステラ・キッド」と言わされているので、毎回ちょっと笑いそうになってしまうのよね。俳優のテイラー・キニーもちょっと気恥ずかしいのか笑いを堪えているように見えるわ。
プロポーズシーンはいまいちだったけど、51分署への仲間への報告は楽しかったわ~。
セヴライドが51分署の朝のミーティングで掃除分担を決めているときに「じゃあ~ロッカールームの掃除の担当は~・・・」といってステラを指さして3秒ほど待ったあと「マイ婚約者」と言った瞬間に、ステラが笑い、皆が「えっ!?何!?何!?婚約者!?うそっ!」と署内をお祭り祝賀モードにするシーンが和気藹々としていて良かった~。
ボーデン署長がセヴライドをファイルで叩いて突っ込んでハグし合うあたりも最高よねー。
ボーデンは私の「上司にしたい海外ドラマのキャラクターTOP10」に間違いなくランクインしてますよ。「上司にしたい海外ドラマキャラTOP10」もいつか記事にしようとしたまま放置している。
いやーでもまさかあのセヴライドが結婚に踏み切るとは。以前、アンナさんという白血病の女性に心を奪われたもののアンナさんがまもなく息を引き取った過去がありましたけど、セヴライドはああいう優等生タイプの美女が似合うのかと思っていたんですよね。
でもよくよく考えるとステラのように転んでも立ち上がるリジリエンスを持ち周囲を笑わせる三枚目の女性の方が似合うのかもしれないなと思いました。浮遊するセヴライドを受け止める心の広さがあるものね、ステラって。そんなステラは私の「友達にしたいキャラTOP10」にランクインしていますよ。
あ、あとステラはリューテナントに昇進しました!
クルーズ
クルーズにも幸せが訪れております。
クロエと結婚して幸せなクルーズ。
赤ちゃんも生まれる予定です。
但し、15話でクルーズはある男に悩まされます。
しかも救助した相手に。詳細は省きますが、今回のクルーズは格好良かったですよ。
ケイシーとシルヴィ
さぁー長らく春の来ないこの二人、マット・ケイシーとシルヴィ・ブレット。
ケイシーはギャビーと結婚しておりましたが、子どもを巡る意見の相違から離婚に至りました。
まもなくギャビーはプエルトリコの地震の救助活動に向かい、シカゴ・ファイアを離れました。(ギャビー役モニカ・レイムンドが降板を決めたのでそういう粗筋になりました。)
その後、ギャビーは二度ほど顔を出しましたが、今のところシカゴ・ファイアに戻ることは考えていないようです。
で、ギャビーの仕事のパートナーであり親友だったのがシルヴィ・ブレットです。
ケイシー、ギャビー、シルヴィという複雑な三角関係になっております。
ギャビーはもう居ないものの、元夫婦な上に友好的な離婚ですからお互いへの愛は消えていません。
単にケイシーと結婚していたというだけでなく、51分署でのギャビーの存在感は大きかった。
気持ちを抑えられずに、いったんはキスまでしたケイシーとシルヴィでしたが、シルヴィの「ギャビーが現れて、一緒に行こうと言ってきたらどうする?」という質問に「わからん」と馬鹿正直に答えた煮え切れない誠実なケイシーにシルヴィは「やっぱり駄目」と断りました。
その後もケイシーはシルヴィへの気持ちを募らせていきます。
シルヴィは他のイケメンと交際したりもするのですが、ケイシーを優先するシルヴィにイケメンは別れを告げます。
そしてシルヴィはやっとケイシーへの気持ちが本物であることを確信し、ケイシーに告白します。
やっとかー、二人が交際するまでに、かれこれ2シーズンくらい費やしましたか?
めでたしめでたし。
あと将来、ギャビーをちょっと再登場させて三角関係てのも観たいなー。
生存者ゼロ
そして誰もが幸せ気分で迎えたファイナルエピソード。
海上でボートが転覆し、一人がまだ船の中に取り残されているという証言からセヴライドらレスキューチームが潜水します。
セヴライドたちは船内を捜索しますが、誰も見つかりません。
セヴライドは撤収しようとしますが、金属音を聞いて男性が船内に閉じ込められていることに気付きます。
男性を閉じ込められている状態から出すことには成功しますが、船内のわずかな空気を吸ってしのいでいるところで、出口が塞がれてしまいます。
レスキューチームは20分も潜水しており、酸素ももうなくなる寸前です。ボートも浸水していき、船の床がどんどん迫ってきていよいよ空気がなくなってしまいました。
というクリフハンガーで終了しました。
いやーまさか全員死亡ということはないでしょうが、ヒヤヒヤしますね。
ケイシーたちも後から駆け付けていたので、何らかの方法でケイシーが助け出すのではないでしょうか。消防車のクレーンで引き上げるとか。クレーンなんかついてるっけ。
※シーズン10は9月22日にアメリカ放映予定です!