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【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第3話あらすじ感想(ネタバレ)憂鬱にも程がある

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【ハンドメイズテイル/侍女の物語】シーズン2

 

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語ってどんなドラマ?

シーズン2第1話のあらすじ&感想を読む

シーズン2第2話のあらすじ&感想を読む

 シーズン1よりシーズン2のほうが動きがあるので、よりハラハラドキドキします。

 

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第3話のあらすじ

ジューンが隠れ家にきてから2か月が経過した。ジューンをカナダへ逃がすために、ニックはジューンを次の場所へ移動するという。

そのときは突然やってくる。ジューンに食料などを持ってきていた男性が迎えに来て中継地点にジューンを届ける。

廃れた倉庫で待つジューンを別の男性オマールが迎えにくる。オマールはジューンを連れて行こうとすると、連絡が入り、次の隠れ家が安全でないことを知らされる。急きょジューンを置いて去ろうとするが、ジューンの懇願により自宅へ連れて行く。

オマールには妻子がいた。妻は危険だと男性に怒るが、しぶしぶジューンを置くことに同意する。

ジューンはフェミニストとして活動していた母を回想する。ギレアド共和国に囚われているとき、プロジェクターにコロニーでの労働者の姿が映し出され、そこにジューンの母の姿があったことを思い出す。

ジューンは翌日、匿ってくれている男性が妻子と出かけている間にこっそりハンナを迎えに行くことにする。しかしハンナの奪還は今は不可能だと悟り、脱出する予定の飛行場へ向かう。

まもなくセスナが降り立つが・・・

 

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第3話の感想

冒頭のBGMは、殺意が湧くほどイライラした。このドラマでこんなにポップな音楽は初めてだし、ジューンが少し自分らしさを取り戻してきた象徴なのかもしれないが、聞くに堪えないBGMで心底イラついた。(ちなみに曲はサンティゴールドの「Go」)

ジューンの母ちゃん

ジューンの母ちゃんが初登場する。母は24で女性大統領やってたが、今回は気合いが入ったフェミニズム運動家として活躍していた人物だ。実はジューンはそんな母を斜めに見ていた。

しかし今となっては、母ちゃんが当時から世の中がおかしな方向へ向かっていると気がついていたのかもしれないと思うジューン。母ちゃんは生きているのだろうか、それも気になるところである。

オマール

オマールはエコノピープルでした。※エコノピープル…下層住民のこと。エコノピープルは集合住宅に住み、グレーの洋服を着ている。エコノピープルの女性はメイドとして奉公し、子どもが産める体なら侍女になる。

フレッドとセリーナの家にいるリタさんがエコノピープル。
 

ジューンの選択

5時になってもオマールたちが帰ってこないので不安になる気持ちは分かる。でもここはやっぱり危険な橋を犯すべきじゃなかったね。と言うのは簡単だけど、ジューンの立場にいたら、なんとかハンナを助けに行って二人で脱出したいと思うのは母として当然なのよね。

思ったんだけどジューン髪の毛切り損じゃね?ブロンドをブラウンに染めるだとか、カツラをかぶるとかしない限り、まったく意味がなかったような気がするんだけど。

すんでのところで思い直し、ハンナをいったんあきらめ、生きることを選択したジューンにホッとした私は、その後奈落の底に突き落とされる羽目になる。

生きてさえいれば、そして自由の身でいさえいれば、ハンナを取り戻すチャンスはある。だからこそ私はジューンのこの判断を支持したのだが、この苦渋の末の決断があの終わり方になるとは…憂鬱にも程がある。希望を持たせておいて落とすのが一番辛い展開なのよね。

ハンドメイズテイルをこれ以上見たくなくなるほど気が滅入る回だった。次週にどんな恐ろしい展開が待っているのかと思うと、続きが気になるのに見たくないような心境である。

 

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン2第4話のあらすじ感想を読む 

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