【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第4話のあらすじ&感想です。シーズン1の第1話に戻ってしまったような憂鬱感です。夢も希望もありません。どうしたらいいんだ。
ネタバレ注意
【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第4話のあらすじ
オフレッドは92日ぶりにギレアドに戻され、試験的にウォーターフォード家に戻ることを許可される。ニックはウォーターフォード家で引き続きはたらいている。
オフレッド/セリーナのベビーシャワーが行われる。
ジューンは、侍女の一人からレジスタンスグループの「メイデー」が侍女を助けるのをあきらめたようだと聞かされる。
ジューンは夫ルークがまだ前妻と結婚していたときに、前妻が会いにきて口撃してきたことを思い出す。
リディアはジューンを川に連れて行き、ジューンを助けたエコノピープルのオマールが絞首された姿を見せられる。
ジューンはウォーターフォード夫妻に許しを請う。ジューンは神に「ハンナから私の記憶を奪ってください、私から私の記憶を奪ってください」と祈る。
【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第3話の感想
おかえり、オフレッド
ギレアドに帰ってきてしまいました。またあの暗い日々が続くのかと思うと、こっちのほうが憂鬱になりますよ。せっかく一瞬、自由の身になったのに、あぁぁ。セスナで逃亡していることが何故バレてしまったんだろうか。反乱軍にスパイがいるという可能性もありますね。
オフレッドがウォーターフォード夫妻のもとに無事に戻されたというのは納得いかない。オフレッドが主人公だからやむを得ないだけで、本来なら前回見せられた侍女のように、出産まで足かせをはめられて監禁されていたはず。ましてセリーナはオフレッドのことを忌々しく思っているのだから。
なおフレッドはオフレッドが誘拐されたと聞かされているようです。セリーナはもちろんオフレッドが逃亡したと知っています。
ベビーシャワー
ちょっとベビーシャワーが時期的に早すぎる気もしますが、セリーナの嬉しそうなこと…自分がジューンだったらその場でこいつらぶっ飛ばしたくなりますよね。同じ女でありながらこんな仕打ちをするのですから、司令官たちよりもなお太刀が悪い。ナチス時下のカポーみたいな気もしますね。
そのあとの儀式もえらい気持ち悪かったですね。
リディア24/7
リディア叔母さんがつきっきりになっていて、暗闇で風呂中のオフレッドの後ろに現れたり、ジューンのメンタル壊したり、セリーナに煙草吸うなと言ったり、完全にリディアの舞台になっとるな。
そのうち描いてくれると期待しているんだけど、リディア叔母さんがどういう過程でリディア叔母さんになったのかすごく気になりますよね。ギレアドが生まれる前はリディアは何をしていたのか。一体どうしてこんなリディア叔母さんになってしまったのか。
とはいってもリディア叔母さんはワイフたちの肩をもつわけでもなく、媚びへつらいもしないんですよね。純粋にギレアドの信条・理念に同調して遂行している感じがして、それがなおさら怖い。
アメリカがどうやってギレアドになったかもまだよく分かっていないので、リディアやウォーターフォード夫妻の変化も含めて早く描いて欲しいんですよね。
セリーナ
一番ブキミだったのは、夜のセリーナの訪問ですね。オデコにキスしてきたり、首絞めたり、なにしでかすか分からない人ですけど、これが一番ブキミでした。
夜中にこそーっとオフレッドの部屋に入ってきて、オフレッドの後ろからそ~っと腹を撫でながら「大丈夫よ、ママはあなたのことを愛してる」とか言って消えていきます。鳥肌立つわ。
あとセリーナは頭がよく勘がいいので、ニックとジューンの間の火花に気がついた感じでしたね。ニックがジューンの逃亡を助けたことがバレたらニックの命はないでしょうから、ジューンもあんなあからさまにニックを見つめるべきじゃないと思うんだけど…ニックが心配だわ。
オフレッド
オマールの処刑に心を壊されたジューンは、オフレッドとして生きることを決意したようです。ハンナに自分を忘れさせ、そして自分もジューンのことを忘れさせてくれと神に祈るジューン。これは重症ですよ。レジスタンスのメイデーも活動をストップしたようだし、この先どうなるんでしょうか…楽しみどころか毎回憂鬱です。
「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、Huluで見ることができます。