電気を消したら終わり。予告編が怖いと評判の電気コンテンツ・ホラー(なんだそれは)【ライト/オフ】を見た感想です。本当は超常現象系が嫌いなんだけど、ビリー・バーク出とるから見たよ。
【ライト/オフ】作品情報
原題:Lights Out
公開年:2016年
監督:デビッド・F・サンドバーグ
出演:テリーサ・パーマー
マリア・ベロ
ビリー・バーク
上映時間:81分
言語:英語
ふーん、こんなホラー映画出てたんだ。しかもテリーサ・パーマー主演でビリー・バークが出とるやないか。ビリー・バーク好きとしては見過ごせない。パラノーマルアクティビティだのインシディアス?だの実は超常現象系に興味がない私だけど、ビリー・バーク見たさに見てみました。
一つ文句言っていいかい?(ダメだっていっても言うけど)原題がlights OUTなのにライト/オフっていうのはどういう了見なの?
味のある短編映像がいい感じでした。これはビリー・バークの秘書っぽい人。
【ライト/オフ】あらすじ
レベッカはある日、離れて暮らす幼い弟から思いもよらない話を聞かされる。「電気を消すと、何かが来る。」
“それ”は一体何なのか?なぜ彼女たちを襲うのか?やがてレベッカたち家族に隠された恐ろしい秘密が明らかになる時、史上最恐の一夜が幕を開ける―!
要は電気消すと、来るきっと来る話。
【ライト/オフ】感想
ビリー・バーク目当てで見たのに、ビリー・バークは最初の5分くらいしか出とらんやないかい!
えーん
ビリー・バークの妻(マリア・ベロベロ)の連れ子がテリーサ・パーマーで主演しています。
テリーサ・パーマーってこんな若かったっけ?と思うほどヤングでパンクな役でして、化粧も若干パンキッシュ風味なのが新鮮でした。こんなテリーサ・パーマー見たことないけど、きゃわゆい!
テリーサ・パーマーってオーストラリア人なんだけど、オージーアクセントがない綺麗な英語話しますね。練習したのかなー。
さてさて本作は予告編が怖いと評判ですが、予告編の部分は本編には出てきませんでした。私が見た予告編は上にアップしてある「短編映像」でして、本編よりこっちの方が怖かったわ。
「それ」は電気が消えるとやってくるモノでして、最初は画面の奥の方に見えます。で、登場人物が「あれ?なんかいる?」と思って電気をつけると、何もないの。それで電気を消すと、またいるの。それでカチカチ電気を消したり付けたりすると、どんどん「それ」が近づいてくるから、ビクッとするわけ。
パラノーマル・アクティビティとか見てないんだけど、こういう超常現象系って、いまどき13金でもやらないような効果音でビックリさせるようなことを平気でやるのよね。だから嫌いなのよ!!
だって効果音で脅かす、怖がらすって、友人とかが暗闇で「ワッ!」とかやって驚かすのと同じじゃないですか。怖いシチュエーションでそれやられると、どんな優しい人でも多少怒るでしょ?それと同じで、効果音で驚かす作戦のホラーだと腹が立って腹が立ってしょうがないのよね。
そして本作の「それ」に正体を与えちゃったことで、一気に得体のしれないモノへの不安がなくなっちゃったのもマイナスポイント。ダイアナとか名前までつけちゃってさぁ。
ダイアナは承認欲求が強いらしく、テリーサ・パーマーを初めて脅したあと、ご丁寧に床に綺麗に「ダイアナ♡」と刻印して自己紹介までしてくれます。挙句の果てにダイアナは母ちゃん(ベロベロ)と話しとるやないかい!
まあ見どころはビリー・バークと可愛いテリーサ・パーマーとテリーサ・パーマーの彼氏のナイスボディだけですかね。
あ、忘れてた、テリーサ・パーマーのハーフブラザー(種違いの弟)がこれまた演技丸出しの子役でして、「ハーレイ・オスメント(シックス・センス)とかクソ食らえ、天才子役は俺や!ポスト・ブラッド・レンフロとでも呼ばんかい」と言わんばかりに熱を込めてるよ。
評価:30点