ここのところ当ブログの人気記事の上位を占めている海外ドラマ「シカゴPD」。
「シカゴPD」は消防士のドラマ「シカゴ・ファイア」のスピンオフですが、いまやシカゴ・ファイを凌ぐほどの視聴率と人気ぶり。
「シカゴ・ファイア」シーズン1で出演していた汚職刑事ハンク・ボイトを主人公とした犯罪捜査ドラマなので、当初は「どうやってあのボイトを主役にしたドラマを製作するのだろう」と戸惑いましたが、心配無用、今は汚職刑事ボイトは今やシカゴを守るダークヒーローに。
そしてこの9月にシーズン7が放映開始されました。
お知らせしたように、アントニオ・ドーソン役のジョン・セダはシーズン6をもって降板することが決定しています。
果たしてアントニオはどうなってしまうのでしょうか?
【シカゴP.D.】シーズン7のあらすじ・感想
- ケルトン殺害の犯罪捜査を担当するインテリジェンス。犯行時刻頃にボイトの車がケルトンの家付近を通っていることから、ボイトがケルトンを殺害したのではないかと疑うジェイ。
- ケルトンの殺害に使われた銃の線条痕から、警察が過去に押収した銃であることが判明する。その事件の担当刑事のなかにボイトの名前があった。
- ルゼックはボイトが保釈金を払って一時釈放され、裁判まで長期間待つことになる。いずれにしても刑事に戻ることはできないと悟り、絶望するルゼック。
- アントニオと連絡が取れないため心配するチーム。ルゼックがアントニオの様子を見にアパートに行くが、アントニオの姿はなく、部屋は荒らされていた。
- アントニオはドラッグのリハビリセンターにボイトが送っていったと言う。
- ケルトン殺害犯が判明する。
【シカゴP.D.】シーズン1第1話のネタバレ感想
犯人はボイト?アントニオ?それともケイト?という予想を立てていましたが、まぁだいたい予想通りに落ち着きました。
犯人はケイト・ブレナン(アン・ヘッシュ)でした。
ボイトがケルトンまで殺してしまったとなると、ボイトの刑事生命もさすがにもう無理だと思うので(過去に息子の殺人犯を成敗していますから)、ボイト説はやはり囮でした。
アントニオという説も考えたけど、刑事の不都合なネタを保身のために利用することを拒むほどクリーン(鎮痛剤中毒になってしまったことを考えると皮肉な言葉)なアントニオが殺人をするとは考えにくい。
そうするとやはりケイト・ブレナンしか残らないんですよね。ケルトンが利用していた名無しギャングという説以外は。
だからジェイが疑うのも当然だけど、ジェイとボイトの火花バチバチが迫力あった~。ボイトって小柄なんだけどなんであんなに威圧感があるんだろう。
どうやらシーズン7は、正攻法でやりたいジェイと法を破ることを厭わないボイトの間で緊張感が高まるということですので、これからも二人の衝突が鮮明になっていくのかもしれません。
アントニオがいなくなってしまうことでクリーンな刑事の存在が抜けてしまうので、そこはジェイが担っていくのかな?アントニオがいなくなってしまった以上、ボイトは次期チームリーダーはジェイと考えていることが分かったし。
あれ?でもリンジーの代理で入ったヘイリー・アプトンはジェイよりランクが上なんじゃなかったっけ?まぁヘイリーのランクもよく分からないけど、若いしねぇ…「ロー&オーダー:SVU」のオリビア・ベンソンくらいキャリアと信頼感がないと、刑事チームのリーダーなんか無理だよね。
第1話では描かれないのだけど、第2話でボイトが新しい警視に頼み込んでルゼックの罪を帳消しにしてくれるのでw、ルゼックは無事に刑事に復帰します。そこでルゼックは涙を流し、ボイトにハグして礼を言います。
アントニオのために罪を被り、事件を隠蔽してしまったルゼックは、一線を越えてしまっているので、この先はルゼックはボイトのやり方に傾倒するかも。故オリンスキーの遺志を継ぐような形で、ボイトが信頼する人物になるかも。
もちろんボイトはジェイも信頼しているけど、やり方と考え方が違うからね。
アントニオの遺志(死んでないけど)をジェイが、オリンスキーの遺志をルゼックが継ぐ感じ。ケビンはもちろんニュートラル。
でもアントニオの後釜を入れないのでしょうか。人数一人減ってしまって寂しいし、ボイトを抜いたら5人しかいないメンバーで重大事件をカバーできるかなぁ?ここは誰か入れて欲しい!
それからアントニオの運命は第4話あたりで明らかにされるということです。このまま引っ越すとかそういう形になるのかな。あるいはリンジーみたいにボイトがコネを使ってFBIに異動とか。
というわけでシーズン7もボイト節は健在、シカゴPDらしい迫力ある第1話となりました。