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【シカゴP.D.】シーズン6あらすじネタバレ&最終回まで観た感想:アントニオは・・・

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Chicago P.D.@NBC

シカゴ・ファイアのスピンオフの刑事ドラマ「シカゴP.D.」がシーズン6を終えました。

シカゴ・ファイアは消防士のドラマ、シカゴPDは刑事ドラマ、シカゴ・メッドは医療ドラマです。

先日お伝えしたように、シカゴP.D.のスタートアップキャラだったアントニオ・ドーソン役のジョン・セダがシーズン6で降板することが決まりました。

アントニオはシカゴPDの主演のハンク・ボイト(ジェイソン・ベギー)とともにシカゴ・ファイアに出演し、そこから派生したスピンオフ「シカゴP.D.」を本家を上回るほどの人気ドラマに牽引したキーパーソンの一人です。

また、シカゴPDだけでなく「シカゴ・ファイア」「シカゴ・メッド」「シカゴ・ジャスティス」の4つのドラマを行き来しました。

ボイトを逮捕した刑事ながらもたまに見せるボイトとの友情に心打たれたり、悪徳刑事ボイトとクリーンな刑事アントニオという対照も際立って良かったんですよねぇ。

 

【シカゴP.D.】シーズン6あらすじダイジェスト

  • インテリジェンスの新たな敵はケルトン警視(ジョン・マックギンリー)!汚い手を使い、ギャング殺人の目撃証言者の身を晒すなど、シーズン6を通してインテリジェンスとファンを苛々させる。
  • 副本部長のケイト・ブレナン(アン・ヘッシュ)はずっとケルトン警視を推していたが、それは弱みを握られているためだった。最後はボイトの味方につく。
  • ルゼックとアプトンは暫く交際するが、仕事と干渉するため別れることに。
  • アントニオが捜査中に肩を傷め、鎮痛剤にハマッってしまう。
  • そんなときアントニオの娘が誘拐される。
  • 娘の誘拐犯に対峙したアントニオは、娘をレイプしたかもしれない犯人に挑発され、あやまって犯人を高所から突き落としてしまう。
  • 薬が身体に残っているアントニオのためにルゼックが勝手に自分がやったと内務調査に報告してしまう。
  • アントニオはリハビリ施設で中毒を治す。(この一連の出来事は、ボイト、アントニオ、ルゼックしか知らない。)
  • インテリジェンスとボイトを敵視するケルトンは、この件を暴いて潰そうとする。
  • ケイト・ブレナンはケルトンにクビにされ、ボイトにケルトンが関わっているギャングメンバーの名前を明かす。
  • しかしそのギャングメンバーも何者かに殺され、打つ手なしのインテリジェンス。
  • ルゼックが捜査妨害で内務調査によって逮捕され、収監される。
  • ジェイはボイトに「何があったか話してくれ」と言うが、ボイトはジェイに「俺に何かあったら、お前がインテリジェンスのリーダーになるんだ」と言ってケルトンのもとへ。
  • アントニオは自分のせいでルゼックが収監されたことがやりきれず、車中で再び薬を飲んでしまう。
  • ケルトンが自宅で撃たれて死亡しているのが見つかる。

 

【シカゴP.D.】シーズン6の感想

えええこれが最終回!?ちょっとちょっとちょっと。と言いたくなるような嫌な感じの最終回でした。(面白いですけどね)

まずはアントニオですよ。アントニオ役のジョン・セダがいつ降板を決めたかは分からないけれど、今シーズンのアントニオのずっと晴れない表情からドラッグ絡みで落ちぶれていったキャラ展開には納得していなそうな気がしますねぇ。

単にオキシコドンやオピオイドにハマッてしまったというだけならリハビリで回復させればいいですけど、薬が入っている状態で犯人を突き落としてしまった上に、ルゼックが罪を被ってしまったという嫌~な展開ですから、これは悪徳刑事のボイトでさえも「どないしよー」だよなぁ。

それでもアントニオとルゼックを守ろうとするボイト。嫌なやつでもピンチの時に頼りになるのはこの人しかいません。

それでもケルトン警視(次期市長確実)を相手になんとかゆすりのネタを探そうとするも、ケルトンはなかなか尻尾を出しません。

この辺もう少し時間をかけても良かったんじゃないかなぁと思いました。ケルトンが目撃者の情報をテレビで公表したりとあまりにもアホすぎるキャラなのもちょっとやりすぎだと思ったし、もう少しケルトンVSボイトの汚い戦いも観ていたかったんだよねぇ。

市長を目指していたレイがあっさりと娘がらみで逮捕されてしまったのも残念でしたね。レイとボイトは良好な関係にあったので打倒ケルトンにむけてもっと共闘がみたかった。

そしてそのケルトンもあっさり死亡。ディック・ウルフはけっこうあっさり敵を死なせるんだよなぁ。

さてこのケルトンを殺したのは誰なのか!?

ケルトンを殺した容疑者としては

  • ボイト
  • アントニオ
  • ケイト・ブレナン
  • その他

という線が考えられると思います。

ショーでは現場から車で立ち去るボイトの姿が見られましたが、シカゴPD=ボイトなのでこの線は囮に違いないと踏んでいます。

もしかしたらボイトはケルトンを殺すつもりでケルトンの自宅に向ったのかもしれませんが、行ったらケルトンが殺害されていたので立ち去ったという線が濃厚じゃないかなぁ。

さすがにいくら主役キャラといっても3人も殺して無罪放免というのは無理がありますからね。

次にアントニオですが、降板することが決まっているのでボイトよりは容疑者の確率は高そう。アントニオの最後のシーンとしては宙ぶらりんだし、シーズン7の第1話でアントニオが姿を見せて終わりという形になるのかも。これで終わりはジョン・セダ可哀想ですよ。

でも内務調査官の娘を巻き込むのを拒否したアントニオですから、さすがに殺人までするとは考えられないですね。

次にケイトですが、ケルトンに弱みを握られているとはいえ、もう警察をやめた立場ですし、ケルトンを殺すだけの動機は今のところ見当たりません。まだ知られていない秘密があるのかもしれませんが。

最後に最も考え得る線は、第4の人物ですね。ボイトたちが逮捕した黒人男性の叔父だとか、ケルトンが本当にドラッグの売買に関わっているのならドラッグディーラーがらみで殺されたという線です。

でもケルトンが死んだことでアントニオとルゼックへの容疑が晴れるとは思えないんだけど…ドラマだからありなのか。

ディック・ウルフのことだから、きっとルゼックは無罪放免、アントニオは心機一転の意味で刑事をやめて去って行くという展開になるんだろうなぁ。同時に二人のキャラを失うとは考えにくいし。

ジェイとボイトの最後のやり取りがグッときたー。ジェイはボイト、ルゼック、アントニオの3人がどうやらマズイトラブルを抱えていることに気づいていて、それまでずっと黙認していたのだけれど、いよいよという時にボイトを問い詰めるジェイ。

するとボイトに怒鳴られ(怖ェ)、次期インテリジェンスはジェイが引き継いでいくんだと言われます。怒られながら。ボイト怒ると怖いなー。でも怒りながら最大の愛を与えるボイトに胸アツ。

アプトンはなんだかルゼックとくっついたりジェイとよく分からない雰囲気を醸したりとちょっとビッチーな女になってませんかね。どっちかというとバージェスのほうが好きなんだけど、バージェスよりフォーカスされていますよね。リンジーの後釜だからしょうがないのかもしれないけれど。

ジェイとくっつくとしたら矛盾してますよね、だってルゼックと同僚だから別れたんだし。あとジェイとアプトンにはまだそこまでの絆を感じていないんだけどなぁ。リンジーはジェイのためにドラッグのおとり捜査までやって自分を顧みずに助けにいったものねぇ。まあ愛し合っていたというのもあるのですが。

というわけでシカゴ・ファイア同様にクリフハンガーとなったシカゴP.D.のシーズン6、ルゼック、ボイト、アントニオの運命やいかに!

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