横須賀海軍基地に行ってきました。
旦那が基地内の病院に行く用事があったので、みんなで行ってきました。
天気も良くなってきて行楽日和、散歩日和です。
この日はちょっと曇り空でしたけど、少し曇っている方が暑くなくて活動しやすいですよね。
私は寒い季節が好きなので、冬が終わってしまうのは寂しいです。
JR横須賀駅です。
横須賀駅に来たのは初めてです。
横須賀基地に来たのも初めてです。
在日米軍基地あまり行ったことないです。
旦那が勤務していた基地には2~3回入ったことあるけど、それぐらいかなぁ。
だからあまり基地のことは知らないです。
横須賀駅を出てすぐ右手にLiberty Cove Houseというホテルらしきものがあったのだけど、ホテルではなくアメリカ人ファミリーやシングル向けのアパートメントのようです。
横須賀基地は関東で最大の基地なので、他の基地に勤めていても何かあると横須賀基地に用事を済ますために行くことがあります。
米軍敷地内に車で入場するのは車両登録とか面倒なので、今回は電車で行きました。
海が近いので素敵な風景でした。
写真はスマホ撮影なので大したものはありませんが。
5分ほど歩いて行くとショッピングモールがあります。
COASKAと書いてあって、読み方が分からず「なんて書いてある?コウアスカ?」と独り言呟いていたのだけど、よく考えてみたら「ヨコスカと掛けてコースカ!?」とひとり解決していました。
一番右側に見える灰色っぽい建物はスターバックスです。
ここのスタバで珈琲買っていきましたが、基地内に2店もスタバがあったわ。
観光船も走っていました(上の画像)。
港の紹介してくれるのかなぁ、乗ってみたいな。
ここを左に進んだところにバックゲートがあります。
たとえば私の両親とか連れて行く場合には正門からでないとダメなようですが、家族ならバックゲートから入れました。
正門は駅から離れているのです。2kmくらいあったかな?
基地内でやたらに写真撮影は国防上よろしくないかと思ったので、とりあえず大丈夫そうな2枚をパチリ。
道路は左通行でした。(アメリカは右通行)
穴みたいなのが見えますか?
こういう穴があちこちにありました。旧日本軍が掘ったものらしく、武器の保管とかに使用されていたようです。
基地内を散策したかったのだけれど、時間がありませんでした。
まずは病院に直行。
建物はやっぱりアメリカぽかった。
建物内もアメリカぽかった。
娘と二人で「あ~懐かしいねぇ」とラウンジでくつろいで待っていました。
アメリカの施設内の特徴は、ずばり「殺風景」。
日本のように貼り紙がところかしこに貼ってあったりということがなく、無味乾燥です。
なので、アメリカに長期滞在したあとに日本にやってくると貼り紙やサインの多さに驚きます。
貼り紙やサインが多すぎると、目的の情報が探しづらいといった問題や、「分からないときに人に尋ねる」という人間の基本的な対人能力を損ねてしまう問題が起きます。
コロナ自粛による副次的問題で、対人コミュニケーションがとれないことで高齢者の痴呆が進んだりだとか、孤独を感じて鬱になりやすいとか問題になってきてますよね。
平時のときも、貼り紙やサインを自力で読んで済ますという方向にしてしまっているので、対人コミュニケーションの機会が減って人との会話が苦手という人が増えているのではと思うのです。
まぁ、私も人との会話が苦手なので(就職氷河期世代)、気持ちは分かりますけどね。
でも長期的な公益の影響を考えても、これは良くない傾向ですよね。
鬱だとか男女のやり取りだとか婚姻率だとか少子化の遠因にもなってるかもしれない。
あと貼り紙やらなにやらあると、うるさくて心が休まらないと思う。
基地内の銀行の殺風景なラウンジに座っていたら、心が休まったもの。
テレビはついていたけどミュートなんですよね。ミュートで字幕が流されている。大体どこもそう。
精神科病院にいくと、精神を鎮めるために水槽があったりしてキンギョやら熱帯魚が泳いでいるじゃない。
銀行なのでさすがに水槽はなかったですけど。
やっぱりさぁ、バスに乗っても電車に乗っても所せましと宣伝広告や注意書きが貼り巡らされ目を酷使されている上に、「電車内での通話はご遠慮下さ~い、コロナ対策のため窓を開けています~傘のお忘れにご注意下さい~雨なので滑りやすくなっています~」とか耳からも情報の津波が押し寄せてきたら、心なんか休まらないよ。
それから対人コミュニケーションがとれないこともさることながら、目と耳からの過剰な注意書きや貼り紙の波は、自主性や自律性の欠如にもつながると思うのです。
貼り紙や注意書き、アナウンスを出す「体制側」は、たまに難癖付けてくる人にいちいち対応するのが面倒だとか、滑って転んで体制側に文句を付けてくると困るという理由から予防線を張っているのだろうけど、難癖つけてくる少数派に対応するために多数派を巻き込んでいいのか。そもそも少数派を基本に対策を考えるべきなのか。
なんてことを考えていたら、同じようなことを分析している本を見つけました。
中島義道氏の本は何冊も読みました。面白かったです。
差別について書いている本もあって、これもおススメです。
病院のあと、旦那が床屋にいっている間、お店で買い物をしていました。
横須賀基地はアメリカ人ファミリーも多く住んでいるので、スーパーは本土と変わらない大きさです。
スーパーの横にショッピングのお店もあって洋服や靴やコスメなど売っていました。
コスメがここに売っているなんて!
いつも使用しているアナスタシアのアイブロウ(眉毛かくやつ)が売っていたのでゲットしました。
あと以前にも紹介したなんとかポアという毛穴を隠すプライマー(化粧下地)。
このほか食品類やビタミン類など持ち帰れる分を買ってきました。
今度はスーツケース持ってくるのがいいかもしれない。
本屋さんや他にもお店があったのだけど、回り切れず次回に持ち越し。
お腹がすいたのでフードコートでピザスライスを食べて・・・
バスに乗って・・・(基地内はバスが巡回している)バス内も殆ど何も貼り紙なし。
バスに乗ってたら下校時間になってアメリカ人生徒が大行進していました。
いいなー。
基地内の学校は基本的にアクティブ(現役)メンバーの家族が優先されます。
まぁ、そうですよね。日本に赴任となったらその家族を学校に行かせないといけないんだから。
家族が住むコンドミニアムには公園が併設されていました。
とりあえず基地内ですべて用は足りるので、異国に赴任されても本土と変わらない生活は送れるんじゃないかなぁ。
基地外に住んでいる家族もたくさんいますけど、学校は基地内に通っています。
至れり尽くせりだなーという感想でした。正直、羨ましい。
日本、大金払ってるもんね…
というわけで、横須賀基地でした。