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鎌倉旅行記3日目:鎌倉宮~荏柄天神社

鎌倉宮

大塔宮鎌倉宮

鎌倉旅行3日目は、鎌倉宮です。

他の寺社同様にJR鎌倉駅から「鎌倉宮行き」バスが出ています。

鎌倉宮が終点です。

鎌倉宮はバスを降りて目の前にあります。

大きい神社ではないのでそんなに歩くこともなく拝観できます。

左手にすべて手作りの獅子頭のお守りがあります。

獅子頭のお守り

右手には厄割り石があります。

左にある小さなお皿を石にぶつけて厄払い。

娘と私は今年の夏に某寺社で「大凶」をひいてしまったので迷わず厄除け。

気持ちの問題だけど、今年は本当に「ついてないな」と思うことが多かったです。

獅子頭守りは入手しませんでしたが、買っておけば良かった~と後悔。

次回お参りした際には絶対欲しい。

 

拝観料を納めて奥に進んでいくと、厳かな雰囲気を感じてきます。

さて、鎌倉宮の御由緒についてですが、鎌倉宮の御祭神は護良親王です。

父帝は後醍醐天皇

歴史をすっかり忘れてしまっていて、子どもに教える際に困ったことからこの機会に歴史を勉強し直しています。

子どもがいると40000万回質問されますから。

子どもに教えるためというモチベーションが湧いてきたこともあって、今歴史を学び直すと子供の頃よりずっと歴史がおもしろく感じています。

 

鎌倉宮御由緒

鎌倉宮の御祭神である大塔宮・護良親王は、幼少より英明・勇猛な御方でした。  

比叡山延暦寺の天台座主となられた親王は、父帝・後醍醐天皇が目指された理想の為に御自ら奮闘・活躍され、遂に鎌倉幕府打倒を果たされて平和な世を実現、征夷大将軍・兵部卿に任ぜられました。  

しかし、足利尊氏の陰謀によって鎌倉二階堂に幽閉の御身となり、建武2年(1335)旧暦7月23日、御年28歳にて苦闘のご生涯を閉じらたのです。  

明治天皇は、親王への追慕の念が真に篤く、明治2年(1869)勅旨を以て一社をご創建され御自ら社号を鎌倉宮と定められ、永く親王の御霊を祀られました。  

そして同6年(1873)には明治天皇の行幸を仰ぎ、官幣中社に列格されたのです。

鎌倉宮御由緒

後醍醐天皇の親王として鎌倉幕府を倒して(元弘の乱)征夷大将軍になられた御方(建武の新政)ですね。

父である後醍醐天皇の求める理想の社会のために勇猛に奮闘した御方ですが、御二人の間には確執がございました。

後醍醐天皇は足利尊氏によって隠岐に島流しにされますが、2年後に脱出!またしても足利尊氏を攻めます。するとノリのいい足利尊氏そんな後醍醐天皇に感心して倒幕に誘い、一緒に鎌倉幕府を倒します。

ところがその後、北条氏の残党の反乱が起きたときに後醍醐天皇が救援要請を無視!

やがて武士たちの後醍醐天皇へのグチが募り、尊氏は鎌倉に武士中心の幕府を開こうとします。すると後醍醐天皇がこれに激怒、再び尊氏を攻めますが戦の強い尊氏にぼろ負けし、尊氏は室町幕府を開きます。

足利尊氏の陰謀によって幽閉され、尊氏の弟、足利直義が送り込んだ刺客、淵辺義博によって暗殺された護良親王。数え28歳。あまりの御若さに心が痛くなりますわよねぇ。

こちらが護良親王が幽閉された土牢です。

…こんなところへ9か月間も幽閉されたなんて…

土牢の中は光も通さず、真っ暗で中はほぼ視認不可能です。

でもよく見ると、数メートル先は穴のようになっていました。当時もそのようになっていたかは不明ですが、そこに行ったら何メートルも下へと落ちてしまいます。

穴の底にあたる部分はこのように岩で塞がれていました。

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護良親王の首は写真中央の枡形で囲っている場所に捨てられたそうです。

所蔵物がなかなか見応えのあるものばかりでした。

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足利直義の命を受けて護良親王を暗殺した淵辺義弘が護良親王の首に怯えて逃げ去る様子。

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護良親王についてもっと知りたい方はこちらの本がおすすめ。

鎌倉宮で御朱印帳を初めてゲットしました。

いつも気になっていた御朱印長。もう人生のUターン時期まできちゃったからなぁ・・・これから始めるのもなぁ・・・と結局決心がつきませんでした。

でも、娘はこれから。

そういうわけで御朱印長はこれから人生を歩んでいく娘に託したいと思います。御朱印長は彼女が選び、大切に保管することになりました。

しばらくは家族で旅行するときが多いでしょうから、家族で旅行したという思い出にもなります。

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鎌倉宮でのショット

鎌倉宮から少し歩いて荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)にお参りしました。

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荏柄天神社入口

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荏柄天神社からみたところ

このあと近くのパン屋さんでランチを食べました。

某サイトで紹介されていたパン屋さんですが、なんだか硬くて味はいまいちでした…

本当はこの日は江の島に行きたかったのですが、あいにくの雨模様なので断念しました。

次回は江の島を攻略したいと思います。