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【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン4第6話あらすじと感想:再びパリへ

ヴァイキング海の覇者たちシーズン4第6話第7話

Courtesy: History

「ヴァイキング~海の覇者たち~」シーズン4第6話のあらすじと感想です。

 

【ヴァイキング~海の覇者たち~】シーズン4第6話

ラグナルが預言者に自分の死期を尋ねると、「目の見えない者に見られる時」という答えが返ってくる。

いよいよラグナルの死期が近くなってきた感触あるなぁ…

農場にいる幸せそうなラゲルサ、故ギーダ、ビヨルンとアセルスタンがいる温かい家族の幻覚も見ていたし。あのラゲルサ超可愛いかったね。

タイトルの What Might Have Been が示すようにラグナルの心痛と後悔の念が全開。

ラグナルは息子が欲しい余り、子供を流産したラゲルサを冷遇し、息子を沢山産んでくれる女を求め、アスラウグと浮気して最愛のラゲルサとビヨルンを失い、アスラウグと愛のない結婚生活を送り、息子たちともろくに一緒に時間を過ごさないという人生になってしまった。

パリに向かう途中、ラゲルサに「カルフが死んで心が痛むだろう」と言ったらラゲルサが「私の心はずっと昔に壊れたわ」と返答するシーンなんて、ラグナルがこの上なく小さく見えてしまったもの。ラゲルサの向こうにいるのだから小さく見えるのは当たり前。

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Courtesy: History

やっぱりこの二人のカップリングが合う。

今は中国娘のイードゥとよく分からない関係にあるし。情けない…

ラゲルサだけでなく、フロキとは微妙な愛憎関係になってしまうし、ロロには再び裏切られ、結局ラグナルの周りからは誰もいなくなってしまったのが現在です。

やっぱり嫁選びがまずかったね。

あのままラゲルサと続いていたら、と思わずにはいられないよね。ラゲルサはカテガット民からも愛されているし。

 

さて、ラグナルたちはフランク王国のパリを目指して再び南進します。

ラグナルは、アスラウグ王女の反対を押し切り、息子のウベとヴィットゼルクを同行させました。

途中でフランク軍の兵士たちが野営しているのを見つけたので襲撃します。

ハーラル王とハルフスタンはフランク人の人質を生きたまま焼き殺します。

やっぱりねーアニマル系だったねー。

それをじっと見つめるビヨルンは何を思うのか・・・

フロキは自分がラグナルから恩赦を受けたことに気が付かずに「ラグナルは俺を拷問して侮辱した。友達なのに!」とヘルガに愚痴ってハーラル王たちに同行しています。

あぁぁ~フロキにはがっかりだよ。

 

ヴァイキングに捕まらなかったフランク兵が狼煙を上げたので、ヴァイキングの襲来に気付いたパリでは、チャールズ皇帝がロロとオド伯にパリ防衛を頼みます。

「頼みの綱はロロ公爵。どうか寝返らないで」

とロロに頼みます。

すっかりフランク国の公爵として様になってきたロロは、パリのために戦うと誓います。

ロロは本当にあっちの人間になっちゃったんだなぁ。ヴァイキングきってのワイルドマンがなぁ。分からないもんだなぁ。

で、今までパリを守ってきたオド伯は明らかにロロに嫉妬しています。フィフティ・シェイズ・オブ・グレー相手の女性に、ロロを信用するなんて皇帝は馬鹿だと批判し、いずれ反乱を起こして皇帝の座を狙うと言います。

オド伯は皇帝を狙うようなタマではないし、酔っぱらってオブグレっている途中だからなぁ…これはただ豪語しているだけの気がするけど。

 

ラグナル達がパリに近づくと

ビヨルン「あれぇ?ロロの野営地がなーい」

ラグナル「ないな。驚いてるのか?」

あぁ、そうそうビヨルンは、パリに残すヴァイキングの指揮官にロロを置いてきたこともラグナルに怒られてたよね。

ビヨルンはまだまだ若くて意思決定ミスを犯す年頃だね。上に立つ者ってのは大変だなぁ。

ラグナルも予想はしていたにしろ、実際に兄ロロの裏切りを目の当たりにするとメンタルがもたないのでしょう、すぐにイードゥに「薬」と称した阿片をもらっていました。

完全にジャンキーやな。

川を進んでいくとパリの塔門が見えました。

岸には馬上にロロの姿が・・・

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それからカテガットではあのハーバードがカムバック。

この人はヴァイキングの男たちが略奪遠征で不在のときを狙ってやってくるんだよなー。

アスラウグは嬉しそうだけど・・・

またアイヴァーを助ける代わりに誰かを犠牲にするのかしら。

なお、アイヴァーは5歳くらいになっているのにまだアスラウグの乳を吸ってます!

ちょっと気持ち悪いです!

 

あっ忘れてた。

ウェセックスではエクバート王がアルフレッドをローマ巡礼の旅に送り出します。

本来なら長男であるエセルウッドが行くはずですが、エクバートはアルフレッドを選びました。

しかもアルフレッドはジュディスがアセルスタンと浮気してできた子なので、王家の血は継いでいません。

エセルウルフも長男のエセルウッドが行くべきだと進言しますがエクバートはアルフレッドでなければならないと譲りません。

ローマまでの道は厳しく、護衛のためにエセルウルフも同行させます。

エクバートは策士だのぅ。

しかし、これはエセルウルフの跡継ぎにはエセルウッドではなくアルフレッドを王として即位させる布石よね。。。

ウェセックスでも王争いのゲームオブスローンズが見られることになりそうだなぁ。

ラグナルがウベとヴィットゼルクを旅に連れて行ったように、エクバートが跡継ぎ育成のためにアルフレッドを旅させるというシンクロがまたいいよね。

 

次回第7話の感想を読む