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【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン3第9話あらすじ感想:パリ襲撃二回戦

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【ヴァイキング~海の覇者たち~】シーズン3第9話のあらすじと感想です。

あと2話なので、疾風の如く、ちゃちゃっと駆け抜けるよー。

 

【ヴァイキング~海の覇者たち】シーズン3第9話あらすじ感想

前回のパリ強襲で市壁から突き落とされたラグナルは重症のようで、血は吐くわ、血尿は出るわで、すこぶる具合が悪そう。

ラグナルが具合悪いと家族が病気であるかのようにソワソワして落ち着かない。

これだけ具合が悪いと、ラグナルの死期が近いのではないかと心配・・・

ラグナルはパリ襲撃二回戦を仕掛けます。

まあ、ビヨルンも矢二本に射抜かれて重症で戦える状態ではないので、ロロ、ラゲルサ、フロキ、カルフ、シグフライド諸将が奇襲を仕掛けます。

夜、ラゲルサは忍者に扮し、盾の乙女たちと7名で川を泳いで市門橋に近づきます。

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橋を登って門の内側にいる警備兵を必殺仕置き人のように始末していきますが、やがてパリ兵たちに気付かれてしまいます。

ラゲルサが機転を利かして市門に火を付けて炎上させ、待機していたヴァイキングたちが市門を蹴り破って一斉に押し寄せた・・・ところで

オド伯がまたまたフランスの大発明品を大披露。

スパイクが付いた巨大な木製ドラムをヴァイキングに向かって転がし始めます。

ジーニアス。クリエイティブ。オヴォワールゥ。

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ヴァイキングたちは廊下橋にいるので横には逃げれません。元来た方向に退却するしかありません。

これ廊下橋に少し傾斜を付けてあるのかな?このドラムを抜きにしても、傾斜を付けてあるほうが防御するには有利だよね。

でもこのスパイク付きドラムは痛そう…

体を突き刺されたままドラムと一緒に転がせられるんだよ?

異教徒同士の戦いは、異教徒はもはや人間ではなく家畜扱いなので殺人技がエグいような気がする。

よく考えられた武器だとは思いますが。

少ししてオド伯がドラムを「戻してみようかー」と命じます。ドラムがほぼ停止した隙にロロ様がドラムを乗り越えてつっかえ棒でドラムを固定、フロキや仲間を乗り越えさせます。

廊下橋の奥の方で何が起きているかよく見えないが、よく見るとロロのセクシーな裸が見えてきたので、オド伯がパリ兵を送り込む。

パリ兵を相手に白兵戦を繰り広げる勇往邁進ロロの裸体を再び興味深そうに見つめるギスラ皇女。皇女のギスラ様も熟女のG様もロロの裸体には弱い。

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ギスラん

もうこれはあれだね。

あの上半身に惚れたね。

この間、ラグナルは野営地でひとりで吐いてます。

ラグナルの地に這いつくばって苦しんでいる姿を見ていると気が気じゃないよなぁ。

ラグナルはオーディンと思われる幻影とアセルスタンの幻覚を見たり(アセルスタンに「置いてかないでー」と言ってた)、幽体離脱して自分を見下ろしたり、どうやら死の縁を彷徨っていたと思われます。

パリ側の統治者であるチャールズは何をしているのかというと、聖母マリア様に祈っていました。

ヴァイキング賊の二度目の奇襲攻撃で兵士が消耗、弱体化する兵力を前にオド伯はチャールズに

オド「陛下の姿を見れば士気が上がるので来て下さい」

チャ「・・・お前の姿では上がらないの?」

オド「祖父上ならきっと鎧を着て橋に来ていたと思いますが・・・」

チャ「私はカール大帝とは違うからねー。」

と言ってどこか行っちゃう。

行かないで。

オド伯が城壁から兵を回したので橋にパリ兵が多勢押し寄せ、これ以上の進軍は無理だと判断してヴァイキングは退却する。

オドっちはあんなオッサンだけど、ひとりでパリの防御戦略を指揮していて有能だし偉いと思うんだ。

パリ側からみて廊下橋の一番手前にある跳ね上げ橋をあげると、シグフライド首領とさすらい人で強制的に案内人にされていたシンリックが残されてしまって捕まる。

ギスラ皇女はシグフライド首領を処刑させる(斬首)。

シグフライド首領が「死ぬのはいいんだけどね?(斬首するときに)髪の毛持っててくれるかな?」とお願いするので、あるパリ兵が髪の毛を持つ。

剣がおりる瞬間にシグフライド首領が頭をひょいと引いたため、剣は髪を持っていた兵の手を切断してしまう。

シグフライド爆笑。

バイキング式ジョークは予測不能でデンジャラスで難易度が高い。

でもヴァイキングの度胸の良さが微笑ましい。

シグフライドは予定通り首を晒されていたのでヴァルハラに行ったことでしょう。それがせめてもの救いかね。

まもなくパリで疫病が発生。食糧も減ってきて飢餓が発生しつつあったので、オド伯はヴァイキングとの和平交渉を提案します。

ギスラ皇女は拒否。王様は祈る。

でも最終的にはヴァイキングと和平交渉に至る。

ラグナルは「王様は僕なので最終的には僕が決定したいと考えています。詳細は明日。」みたいなことを言う。

翌朝ラグナルはすでに野営地を出発していて、勝手にフランク人たちと交渉を終えていた。

フランク国は金銀財宝をオファーするが、ラグナルは断ってこう言う。

「僕はもうすぐ死ぬので、君たちでいう天国にいる友アセルスタンに再会できるように洗礼してください」

フランク人たちがラグナルの洗礼式をしていると、フロキ、ラグナル、ロロがやってきてこの顔。でもロロ、お前も洗礼したよな。

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ラグナルがフランク人に洗礼されているのを見てドン引きする3人

ラグナル死んじゃうのかな?

でもラグナルがいないヴァイキングなんか観たくないよー。

 

カテガットではキリスト教宣教師みたいなのが布教活動にきたので、最終的にアスラウグが処刑させちゃう。

 

イングランドのウェセックスでは、エクバート王が息子の嫁ジュディスに迫る。

オエー

マーシア国を平定して戻ってきた息子エセルウルフ

父エクバート、嫁ジュディスと3人で食卓に着く。

エセルウルフはマーシア国の女王クィンスリスに誘惑されたが誘惑に打ち勝ったことを自慢げに語り、ジュディスがアセルスタンと浮気したことも許すという。

エセルウルフは「父上。もしかしてマーシア国征服のために私を犠牲にするつもりでした?」とエクバート王に聞きます。

もちろんエクバートは「そんなバナナ」とかなんとか御託を並べて否定するけれど、この3人の微妙で倒錯した関係がおもしろい。

エクバートは調略に満ちているけれど、息子のエセルウルフは素直で悪人じゃないんだよなぁ。

最終的にエクバートと嫁の不倫も気付いているし、直接戦闘を指揮する勇気もあるし。馬鹿ではないけど、まあ悪くいえば無策。

「善人」「いい人」というのは必ずしも良い事ではないことを覚えておこう。