先日紹介した2017年の新作ドラマ「ザ・ブレイブ(原題)」のあらすじを紹介します。
主演はアンダー・ザ・ドームでバービーを演じていたイケメンのマイク・ヴォ―ゲル。彼が米軍特殊部隊の秘密工作チームのリーダーで、4人のメンバーとともに任務を遂行し、事件を解決していきます。
見始めたら結構面白いので、かなりおススメです。
現時点で放映済みのシーズン1の前半のあらすじを紹介します。
新作海外ドラマ「ザ・ブレイブ(原題)」のあらすじ
2017年12月30日の時点で、 シーズン1の第1話~第9話まで放映されています。第10話は2018年1月1日に放映予定です。
第1話
シリアの北部ダマスカスで、国境なき医師団の医師キンバリーが武装勢力に誘拐突然される。DIA(国家情報局)のキャンベルは、軍の特殊部隊であるダルトンら5人らに依頼し、キンバリーを奪還しようとする。ダルトンらは任務を遂行するうちに、キンバリーの誘拐がただの誘拐ではないことを知る。
第2話
ロシアのCIAアジトが何者かに襲われ、CIAエージェントのキャシーだけが生き延びる。ダルトンたちは傷ついたキャシーを確保するが、キャシーは再びロシアの組織の手に。ロシアがなぜ執拗にキャシーを狙うのかDIAが調べを進める一方、ダルトンたちはキャシーを追って再び救出を試みる。
第3話
国際的な武器商人ブースがメキシコにやってくるという情報をつかんだDIA。アメリカ政府は、ブースを捕獲せずに泳がせ、ブースの情報を獲得することにする。ブースの情婦の協力で、ブースの携帯を手に入れようとするダルトンたち。
第4話
アメリカ本土でテロの可能性があるという情報を手に入れたDIAのキャンベルとダルトンは、テロリストとしてイラクの刑務所に収容されているアメリカ人を尋問しに行く。しかし武装勢力が脱獄を計画していたため、刑務所は囚人に支配される。武装勢力が刑務所まで20マイルに迫ってきた中、ダルトンらは尋問中のアメリカ人テロリストを連れて刑務所から脱出しようとする。
第5話
ナイジェリアのアメリカ大使の護衛をするダルトンたち。ショッピングモールで爆発が起き、ナイジェリアの武装勢力がショッピングモールで人々を人質にとる。その中にはアメリカ大使の妻もいた。ダルトンらは、人質を救出しようとする。
第6話
チームの一人は、スペインで美しい女性と出会い、一夜を共にする。翌朝、女性は、自分のロシア人の父を亡命させたいと言う。女性の父が亡命に足る情報を持っているか見極めようとするDIA。その間、チームメンバーが彼の身を護る。
第7話
チームメンバーのアミールが過去に潜入捜査していた頃の知り合いの女性から、ヘルプ連絡が入る。女性の14歳の弟がフランスでテロを実行しようとしているテロリスト組織に関わり、自爆テロをしようとしているという。アミールは再び潜入捜査をすることに。
第8話
中国とモンゴルの国境にロシア製のステルスドローンが落下。 ダルトンたちはDIAとの通信をすべて遮断した上で、ドローンの外皮素材を取りに行く。
一方、第3話の武器商人ブースに仕込んだ盗聴器から、第1話の最後にビーチでダルトンたちに自爆テロをしかけた者の手がかりを得るDIA。
第9話
ビーチのテロ犯人を突き止めたDIA。ダルトンたちはイランに潜入し、テロの首謀者を暗殺しようとする。
「ザ・ブレイブ」第9話まで見た感想
キャストはなかなか良し。チームメンバーは、リーダーのダルトン(マイク・ヴォ―ゲル)以外の男性陣もハンサムで魅力があります。テック担当の黒人男性プリーチも落ち着いていて頼れそうだし、中東系のアミールはダルトンを食う勢いの活躍を見せてくれます。
アミールとマックG(ジョセフ)が黒髪面長髭面なので、外見がかなりかぶってしまっていて、最初は見分けがつきませんでしたが、ジョセフがかなり長身なので、背丈で見分けていました。
チームメンバーでは紅一点のジャズは小柄だけど有能なスナイパー役なので、なかなかいい感じ。パーソン・オブ・インタレストのショウみたいな感じですね。彼女も中東系なので、ヒジャーブをかぶって潜入したり、なかなか面白いです。
DIA(情報局)の方のキャンベル(アン・ヘッシュ)だけはあまり好きになれないのですが(アン・ヘッシュが嫌いなわけじゃなく)、IT担当の二人、ハンナとノアはかなりいいですね。綺麗なハンナさん、モロッコ出身です。
各エピソードも見せ場がけっこうあって、「どうすんだよおい」みたいなハラハラ場面も多いので、スピードが速くて軽いタッチですが、楽しめます。
ただ、やってることはCIAのブラックOPみたいな感じなので、これメンバーをミリタリーにする必要なかったんじゃとか思います。ミリタリーから完全に独立していて、単にミリタリーのユニフォーム着ているだけですから。そのままCIAの工作員にしてた方が良かったのでは?各回とも舞台が世界に渡っていて、国境がないかのように自由に出入りしているので、この辺がちょっと「そんなバナナ」と一番突っ込みたくなる部分だとは思います。
クリミナル・マインドのスピンオフ「ビヨンド・ボーダーズ(原題)」もそんな感じでプライベートジェットで世界中飛び回っててキャンセルされたので、無理に舞台を世界にして予算を使うより、アメリカ本土での工作活動にした方が予算多く使えて濃いものが創れるんじゃないかなとも思います。あるいは中東で一つの国に絞ってやったりすると、ホームランドみたいになりますね。
特殊任務のアクションや有能ぶりは、かなり楽しめますよ!テロ犯なんかを暗殺するにしても、公衆のど真ん中で、チームワークを発揮して、堂々と静かに始末していくのがミソです。一人が囮、一人が狙撃、一人が倒した敵の体を受け止めて周りに分からないようにするとかですね。
特に第8話はメチャメチャ緊張しましたよ。場所がイランだけに全編ずっとハラハラドキドキしっぱなし!!しかもヤバいクリフハンガーで終了してしまって1月1日が待ち遠しいです。
日本でいつ見れるようになるかは分かりませんが、なかなか面白いので「ザ・ブレイブ」を覚えておいてみてください。
新作海外ドラマ【ザ・ブレイブ(原題)】の感想:特殊部隊の危険な任務を描いたドラマ
2018年6月追記:ザ・ブレイブはシーズン1でキャンセルとなりました。