お待ちかね!いよいよ【ハンドメイズ・テイル】のシーズン3が開始しました。
シーズン1、シーズン2とどんどん面白くなってきている【ハンドメイズ・テイル】。
HuluオリジナルドラマなのでHuluでしか観れませんが、面白いので超おススメですよ。
シーズン3はこの6月5日にアメリカで配信されましたので、日本での配信は数カ月後?半年後くらいかな?
興味がある方は、待っている間に是非シーズン1と2を観てみよう。
【ハンドメイズ・テイル】シーズン3 第1話のあらすじ
- エミリーはニコール(ホープ)を抱いてカナダに亡命成功する
- ジューンはローレンス司令官に頼んでハンナを迎えに行くが、間に合わずに捕まる
- セリーナは儀式に使用される自宅ベッドに放火する
- ニコールはホープを抱いてルークに会う
- ジューンは新しい司令官の家に派遣されるが、そこはローレンス司令官の家だった
【ハンドメイズ・テイル】シーズン3 第1話の感想
ギリアド脱出に成功したエミリーとニコール
ついに!ついにエミリーが脱ギリアドに成功しました!
脱ギリアドに成功したのは、登場人物の中ではモイラに次いで二人目ですかね。
そしてジューンが託したホープ(ニコール)もエミリーの決死の逃避行で無事にギリアドを脱出し、カナダに亡命することができました。
川で流された時はホープが死んでしまったんじゃないかと一瞬ヒヤリとする瞬間もありましたが、無事に息を吹き返しました。
車が迫ってきたとき、まだ川のギリアド側にいたのかと思って心臓が止まりそうになりましたが、その思いは「カナダに亡命しますか?」という男性の声によって無事にかき消されました。あの時の安堵感といったら。
ジューンがエミリーに赤ちゃんを託した時、「ニコールよ」と言ったのは何故なんでしょうか。もしかしたら無事にセリーナも脱ギレアドを果たした時にニコールという名前で赤ちゃんを探して再会ができるような可能性を残してあげたのかなぁ。
あれだけのことをされて、なおもセリーナのことを思うなんて…ジューンの優しさは強さですね。
セリーナの破壊衝動
セリーナは自分の家にメイドにやってきたあの少女が恋をして二人まとめて処刑された時から大きく心境が変化しましたよね。
「ギレアドの体制を変えなければ」という危機感に煽られ、法律の改正を強く要求したセリーナですが、非服従のために小指を切断されるという恐ろしい罰を受けることに。
愛する赤ちゃんニコールのためにも、ジューンがニコールを連れて逃避するのを止めなかったセリーナ。セリーナにもちゃんと人間の心が残っていました。
ひとつ解せないのは、ギリアド体制のデザインはセリーナが強く推したものではなかったのかな?ということです。まだアメリカ合衆国だったとき、セリーナが講演していましたよね。
セリーナが説いていた世界とは異なる全体主義が作られてしまったのか。それとも気付かないうちにセリーナが思い描いていた理想の世界と現実が乖離していったのでしょうか。セリーナがどこまでを支持していたのか、が気になるところです。それによってセリーナの選択や行動が少し理解できるようになるでしょうし。
でもセリーナは敵か味方か分からないという立ち位置にしていた方がどう転ぶか予測できないので、そうすることでドラマをスリリングにしたいのかもしれませんね。
赤ちゃんが生まれたこともかなりセリーナに影響しているのかもしれません。血はつながっていないけれども、セリーナは本当に赤ちゃんを愛していたことが伝わってきました。
そしてセリーナの驚くべき破壊衝動。なんかこの気持ちわかるなぁ。人間には創造と破壊願望共存しているけれど、とりわけ「ベッド」というギリアドの象徴的な家具を破壊した気持ちはすごく理解できるし、上手な描写だと思いました。
そのときの煙の動きとジューンの動きも良かったね。
今後のセリーナの動きに目が離せない。
ジューンとハンナは脱出ならず
ジューンはハンナを置いて行けないと残ったわけですが、その理由はもちろん自分の愛娘ハンナです。
でも一足遅れで脱出ならず…これもう少し早かったら間に合ってたんじゃないの?あと5分あれば間に合ってたよね?
何をモタモタしてんだ…と思いつつも、脱出したらドラマ終わっちゃうから…脱出成功はもう少し先になるのかも。脱出して終わるのもいいけど、クーデターのように内部から少しずつ崩していくのもスリリングですね。
ジューンがハンナの手に巻いたブレスレット、ハンナは気付くかな?
ローレンス司令官
エミリーを逃がし、ジューンを助けた司令官の安否が今後心配なところですね。
エミリーを逃がしたことを咎められるてしまうのではないでしょうか?
有力な仲間ができたけれど、ギリアドは厳しいので、すぐに排除されてしまってなかなか工作が難しい…もどかしいです。