【 フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】シーズン4第11話のあらすじと感想です。
第11話は、嵐の中、アリシアとはぐれたモーガンが主演の回です。モーガンは好きでもないけど、このドラマは牽引力のある俳優がいないのでまぁ許せる回でした。
【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】シーズン4第11話あらすじ
アリシアとはぐれたモーガンは無人トラックの荷台で嵐をやり過ごします。荷台には食べ物や物資があって「必要なものだけ取って。不要なものは置いて行って。この先で会おう」というメモがありました。
嵐が過ぎ去り、気が付くとモーガンはミシシッピーのガソリンスタンドにいました。ガソリンスタンドの店の中にもたくさんの物資があります。無線から女の声が聞こえてきたのでモーガンは話しかけますが、先ほどのメモと同じことを言われました。
ガソリンスタンドのトイレでくつろいでると、ウェンデルという車椅子の男が現れます。その後、ウェンデルの姉妹であるサラも現れます。2人はアポカリプスが始まる前に数台のトラックに物資を詰め込んでいたといいます。
ヴァージニアまでは400マイル。モーガンはサラたちから物資と車をもらってアリシアたちを助けに行きますが、橋のところでモーガンは引き返します。
戻る途中、拘束されズタ袋をかぶされゾンビに追われているジムという男を助けます。ジムはビールの酒造ができるそうで、ビールの製造方法が目的のグループに誘拐されたと言います。
ウェンデルとサラに合流しますが、ジムを誘拐したのはこの二人でした。またトラックも盗んだものでした。たぶんな。ウェンデルとサラはモーガンにリックたちのコミュニティの場所を吐くように言います。ジムがつまづいてモーガンは崖の下に落ちてしまい、ゾンビに囲まれます。
【フィアー・ザ・ウォーキング・デッド】シーズン4第11話 感想
また変なキャラ出てきた。フィアーで出てくるキャラってなんで次から次へとモブキャラなの？キャラを育てようという気がまるで感じられないのよね。
せっかくジョン（ギャレット・ディラハント）とアル（マギー・グレース）投入したのに、結局みんなバラバラだし、話もバラバラだし、そんなバラバラの中に新しいキャラ入れてきて、しかもそいつらが善人とも悪人とも言えない微妙なキャラで、そんな奴らとカーシェアリングしてテキサスに戻ってアリシアたち助けに行くとか、どういう展開なわけ？
今回出てきた新入り4名のキャラの中で、唯一育ちそうなのは酒造屋のジムくらいかな？モーガンに助けられておいて悪態ついてたので、見込みはあると思うけど、戦闘能力は皆無っぽいどころかドジッ子なので、ユージーン的立ち位置だわね。まあツラは悪くないけど。
アリシアたちを助けに行こうといったんは向かうモーガンだけど、橋のところで引き返してしまったのがイマイチよく分からなかった。
大してよく知らない偶然会った人間たちだし、もう生きてるかどうかも分からないからあきらめて戻った…ということかな？要は面倒くさくなった？しょうがないよね、だってよく知らないし、撃ち合った仲だし、ジョン以外はワケ分からんキャラばかりだし助ける価値もなさそうだし。
でも結局それを後悔して戻ることにしたーという設定なんだろうけど、いまいち心理的な機微が伝わってこないんだよなぁウォーキング・デッドのフランチャイズは。
今ブレイキング・バッドのスピンオフ「ベター・コール・ソウル」を見てるから余計思うんだけど、人物の掘り下げがほんっと下手くそ。本家ウォーキング・デッドもシーズン1とシーズン2は人物描写深みがあったよね。私は別にフランク・ダラボン信奉者でもないけれど、やはり違いは感じるのよね。
キャラやストーリーの筋のなさはフィアーらしいけれど、今回のモーガン対ゾンビ戦は久しぶりにハラハラしましたね。モーガン今までにかつてないほどのピンチを迎えました。
まぁまさかここでモーガンが噛まれたり死ぬということは考えられないので、きっと助かるのは分かっていましたが、「ああっ危ない！」と椅子から乗り出して見るほど緊張感のある見せ場は久しぶりでした。
サラとウェンデルが結局何してたのか会話だけではよく把握できなかったんだけど、要は2人はトラックを強奪してたってことかしら？で、その持ち主が最後に出てきた黒人の女性ということ？黒人の女性はいかにも一癖ありそうで信用できそうに描かれていたけど、実はいい人っていう設定ならいいけどね…
新キャラを投入するにしても、投入してモーガンたちと一戦交わせてから「実はそんなイヤなやつじゃなかった」みたいなギャップを見せてくれれば（ダリルみたいにね）、好感度増すのにさ。
こんなサラとウェンデルみたいなよく分からない立ち位置のキャラ入れて、相乗りさせてラジオで決め台詞をモーガンに言わさせても…よく分からないよ…
で、ダニエルはよ。
