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『ハンドメイズ・テイル』シーズン3第9話・第10話あらすじ感想:子ども亡命計画

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Photo courtesy: Jasper Savage/Hulu

Huluオリジナルドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン3第9話・第10話のあらすじ感想です。

過去のあらすじ感想記事一覧はこちら

 

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第9話・第10話あらすじ

第9話あらすじ

ガーディアンに撃たれたオブマシューは大量出血により昏睡状態に。ジューンはオブマシューが入院している間ずっと膝をついて祈ることを強要される。

誰もいない時にオブマシューの管を外したり、メスで刺そうとしたりしてオブマシューの命を絶とうとするジューン(いずれも不発に終わる)。

セリーナがやってきてジューンが具合悪そうなことに気付くが、ジューンは隠し持っていたメスでセリーナに切りつける。

オブマシューの医師はジューンの手を手当する。そこで医師がジューンの母親を知っていることがわかる(母の生死は不明)。

オブマシューが出血し始めたので、医師は急きょ胎児を帝王切開で取り出す。

オブマシューの最期を看取るジューン。

第10話あらすじ

アメリカがギリアド体制になってから5年が経過していた。

ジューンはローレンス家に戻される。

ローレンス司令官の妻エレノアは、薬がなく双極性障害が悪化していた。

ジューンはハンナを連れて逃げ出す計画ではなく、ギリアドから子どもたちを亡命させることを計画し始める。レジスタンスにコネがあるローレンス家のマーサのベスや、オブロバート(アルマ)に計画を告げるジューンだが、「自殺行為よ」と言われる。

ジューンはローレンス司令官のオフィスを探り、子どもたちの居場所が書かれたファイルを探す。そこへエレノアが入ってくるが、エレノアはジューンを地下室に連れて行き、ファイルを渡す。

その後、ウォーターフォード夫妻とクリストファー・メラーニがローレンス家にやってきて、ジューンとローレンス夫妻の「儀式」を強制する。

ローレンス司令官は後ほどこっそりとジューンに事後ピルを渡す(ギリアドにおける避妊の罪は、犬に噛まれて死刑らしい)。

ジューンはローレンス司令官にトラックを用意するように頼む。そしてローレンス司令官とエレノアも一緒に亡命しようと提案する。

オブロバート(アルマ)を説得するため、彼女の息子ディランの居場所を教えるジューン。ディランはすぐ近くの町にいることを知ったアルマは、ディランを亡命させられる可能性が高いことが分かり、アルマは協力することに。

ジャニーンも息子を連れて行きたいので協力したいと言うが、ジューンはジャニーンの息子が数年前に交通事故で亡くなったことを知っていた。ジューンはジャニーンの息子はカリフォルニアに異動されたと嘘をつく。

子どもたちを逃亡させる計画はレジスタンスによって伝わり、多くの賛同が得られた。トラックでは足りない。もっと大きな乗り物が必要になる。

 

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第9話・第10話の感想

第9話の感想

第9話はシーズン3のワーストエピソードでした。

動きがなく、ひたすらオブマシューの病室のシーンが続きます。

そもそも前回あたりからジューンのキャラが突如ダークな一面を出してきた突飛さに置いてけぼりを食らっている。自分がハンナの居所を探ったことは棚に上げて、マーサたちが絞首刑に処された責任を密告したオブマシューだけに一方的に課すのもクエスチョンマークだよ。

そら密告した裏切者のオブマシューが悪いけど、オブマシューは前からギリアド体制を支持するコメントばかりしているし、オブマシューに知られたらジューンに少しでも情報を流した人たちがどうなるか想像できないとは言わせませんよ。

というわけで、オブマシュー絡みのここ3話のエピソードは安っぽいプロットだったなぁと落胆しております。

セリーナがあの場に突然登場するのも変だし、ジューンが切りつけにかかったときは、ジューンの幻想なのかと思ったぐらいでした。

面白そうなキャラとして医師が登場したけれど、このさき一度も出てこなそうで嫌だなぁ…意味深なキャラや伏線を出しといて、回収しないことがよくあるけど、それって意味あるのかなぁ。ただ単に全体主義社会で立場が逆の人間との偶然の触れ合いを楽しめということなのでしょうか。

第10話の感想

ついに動き出しましたね、ジューンが。

これまでハンナを連れて逃亡することだけを考えてきたジューンですが、ここにきてビッグな計画を考案することに。幾度の逃亡や周囲の人たちの犠牲、そして味方にできそうなローレンス司令官の存在、これらがすべて伏線となって子ども亡命計画という大胆なプランに繋がってきました。この辺りのバランスが絶妙。

まぁ以前にも述べているように、さすがにシーズン3でも状況が少しも変わらないと滞留感が増すだけだし、視聴者もジューンの顔のアップに飽きてきてるからね。

ローレンス司令官が単なるソーシオパスじゃなくて安堵。ソーシオパスだけど妻のことを心から愛していて、自分が作り上げた世界を後悔しているのは確かだし、妻と一緒に亡命して、戦争犯罪者から「英雄」になることも是非前向きに考えて欲しい。

ローレンス司令官役の人がロマンスグレーで渋くていいわぁ。奥さんも可愛い。

「ハンドメイズ・テイル」では、もはやショックを受けることはないだろうと思っていたけれども、フレッドとクリストファー・メラーニによる「儀式」の強制はさすがにギョッとしたわぁ。何よあれ。

セリーナは「ちょっとーやめなー」みたいな感じだったけど、フレッドは明らかにジューンへの気持ちが残っていて嫉妬丸出し。ジューンを支配したくてたまらないのね。

でもそんなフレッドの気持ちを知っていて、フレッドに「少なくとも貴方じゃなかっただけマシ」と言ったジューンが最高にクールでした。男としては気持ちのある女性でしかも支配したい女性から言われたら最も悔しい言葉だろうねぇ。

男性って拒否されることに女性以上にショックを受けませんか?我が家はスキンシップが多いのだけれど、口論したり私が旦那に腹を立てて旦那に触られることやキスを拒否すると、旦那がものすごくショックを受けるんですよね。こちらが受け入れると、「受け入れてもらった」と安心するようで。

というわけで、いよいよ盛り上がってまいりました。ついに脱出なるか?でもハンナが気になるよねぇ。ジューンが亡命するかしないか分からないけど、どっちにしても自分の娘を連れ出さない限り、ジューンの戦いは終わらないはず。