やなぎやさんが「観よー観よー」とうるさくて敵わないので、BOSCH/ボッシュという海外ドラマを観始めました。
実はBOSCH/ボッシュの好評判は耳にしていたので、密かにずっと観ようと思っていたドラマなんだなー。やなぎやさん、私より私のことを知っているね。やなぎやさんは実はイタコなんだろうな。
さらに告白しちゃうと、第1話の最初の10分だけ観たことあるの。でも寝床で観てたもんだから、寝落ちしちゃってボッシュ。御免ボッシュ。
やなぎやさんに背中を押されて観始めたところ…
BOSCH/ボッシュ、おもしれ!
面白いじゃん、ボッシュ。
やなぎやさんさぁ…なんでもっと早く言わないの?
現在シーズン1の前半戦、第5話まで視聴したので、その前にひとまず紹介します。
Amazonプライムドラマ【BOSCH/ボッシュ】
まだseason1の前半戦であるにも関わらず、これは読者諸賢に自身をもっておススメできる作品だと断言できます。
現在シーズン6までリリースされていて、いよいよファイナルとなるシーズン7の更新が決まったようです。(コロナの影響で製作が遅れそうな気がするけど)
Amazonドラマでは最長寿の作品ということからも期待が膨らむ。
Amazonでの評価もよく、imdbでも8.4点の高評価です。
1シーズン全10話構成です。
主役はハリー・ボッシュというロスアンゼルス市警のベテラン刑事で、重大な殺人事件の捜査をしていく話です。
1話完結型の話ではなく、続き物なので、ハマると連続視聴必至の作品ですね。
マイケル・コナリーが原作
第5話まで視聴して気が付いたのですが、本作はマイケル・コナリーの同名作品が原作になっています。
コナリーは製作総指揮も担当しているようなので、原作のイメージを損なわずに実写化を実現できているかもしれませんね。
本を原作にしたドラマは既に脚本があることから骨子や構造がしっかりしているので、いいドラマが多いように思います。
【BOSCH/ボッシュ】シーズン1前半戦のあらすじと感想
捜査中に容疑者を追い詰めたものの、容疑者が銃を手にしたためにやむを得ず射殺してしまい、裁判にかけられるハリー・ボッシュ。
ハリー・ボッシュを演じるはタイタス・ウェリヴァー。LOSTやサンズ・オブ・アナーキーに出演、映画でもたまに悪役で見かけますが、小柄ながらも存在感のある俳優です。
ボッシュは仕事人間なので裁判で係争中でも犯罪捜査を止めません。
そんな折、森の中で人骨が見つかります。
見つけたのはこの方。
ハーシェル。
じゃなくて故スコット・ウィルソンさん。
「ウォーキング・デッド」でお馴染みですね。
残念ながら2018年10月に逝去されました。
やなぎやさん、ハーシェル出てるって言ってよ!
でも正確には、人骨を見つけたのはハーシェルではなくてハーシェルの愛犬のゴールデンレトリバー「カラミティ」ですけどね。
さて、発見された人骨は少年のものと判明。少年には酷い虐待痕なども見つかりました。ボッシュは相棒のジェリーと捜査を開始します。
時を同じくして、ウェイツという男がパトロール中の警官に捕まります。ウェイツが乗っていたバンの後部から死体が発見されます。
ウェイツは過去の白骨化事件の自白をする代わりに、死刑判決を免れようとします。また、森で発見された少年も自分が殺害したと自白します。
ところが・・・
といったところですかね。
このあとどんどん話が加速していくので、次の話が気になって連続視聴が止められませんでした。
まず主役のボッシュが味わい深い。元陸軍の特殊部隊グリーンベレー所属、といったありがちな設定ではありますが、人生のUターン地点をとうに過ぎた人物像として人間味溢れるキャラに仕上がっています。
この中年の落ち着いた、寂れた感がいいんだ。
ボッシュを取り囲む周辺キャラもいい。捜査チームのメンバーは、イメージ的には「ザ・ワイヤー」に近いモノがあります。と思ってたら署長が「ザ・ワイヤー」のランス・レディック(チームリーダーのセドリックを演じていた)が出てたりする。
「ザ・クローザー」「メイジャー・クライム」「メンタリスト」が終了してしまったので、その喪失感を埋めるにもバッチリなドラマのように感じている。本作は同3作よりシリアス度が高め。雰囲気はザ・ワイヤーが一番近い。トゥルー・ディテクティブにも通じるものがあるけど、あちらほど回りくどいドラマではない。
そういえば連続殺人鬼ウェイツを演じるジェイソン・ゲドリックがメイジャー・クライムに出演していましたね。
前半戦はボッシュが知り合った新人警官のジュリア(アニー・ワーシング)と会うたびにケミストリーを出しまくって、あんなことこんなこと楽しそうなことしてる。アニー・ワーシングは華麗なヌードを披露してます。スタイルいい、そばかす可愛い。
というわけで、後半が楽しみ!