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新作ドラマ【オザークへようこそ】シーズン1感想~ブレイキング・バッドの次はこれだ!

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久しぶりに期待できそうなドラマを見始めました。

「オザークへようこそ」2017年7月にNetflixで配信開始されたばかりの新作ドラマです。Netflixオリジナルのドラマです。

内容はドラッグ関係。

ブレイキング・バッドを彷彿とさせます。

予告を半分見ただけで、観たいと思ったドラマは久しぶりです。

正直、キタキタキターと感じました。

主役は、ドラッグの金をマネーロンダリング(資金洗浄)するフツーの中年男性のマーティ(マーティン)。

妻子持ち、郊外に素敵な家をもっています。

自営のファイナンシャル・アドバイザー。

ですが、メキシコで2番目に大きいドラッグ・カルテルのマネーロンダリングを長年しています。

フツーの中年男性というところも、ブレイキング・バッドのウォルターみたいで、ワクワクしました。 

ただ、邦題は「オザーク」だけで良かったんじゃないかと思いました。

「オザークへようこそって知ってる?」より「オザークって知ってる?」のほうが簡単だし、ブレイキング・バッドのように人気が爆発すれば「昨日、オザーク見た?」という会話になるでしょうから。

「オザークへようこそ」はNetflixオリジナルなので、Netflixで視聴できます。

ネタバレなしで感想をお伝えします。(予告編以上のネタバレなし)

原題は Ozark で、アメリカのミズーリ州にあるオザーク湖のことです。

Lake of Ozarks と呼ばれ、実際の地名でした。

ドラマの中で言っていましたが、オザーク湖の湖岸は、カリフォルニア州の海岸より長いということです。非常に大きい湖ですね。

こちらがオザーク湖です。

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【オザークへようこそ】のあらすじ

ファイナンシャルアドバイザーで家庭持ちのマーティ(マーティン)。幸せな人生を送っているように見えますが、マーティは実はメキシコでNo.2のドラッグカルテルの資金洗浄をしていました。

ある日、ドラッグカルテルの中間管理職デル・リオに呼び出されたマーティは、友人ブルースたちが3年の間にドラッグマネー8億円を抜き取っていたことを知ります。

マーティはオザーク湖のパンフレットを見せて「法当局の監視から逃げて新たなドラッグのハブを立てるためにオザーク湖に家族で行くところだった」「5年で500億を資金洗浄してみせる」と説得し、なんとか生き延びます。

マーティはブルースたちが盗んだ8億をなんとかかき集め、イヤイヤな家族を連れてオザーク湖へ引っ越すのですが…

という話です。

 

【オザークへようこそ】の感想

 

「オザークへようこそ」は、予告動画を半分くらい見ただけで「これは面白いに違いない」と予感させてくれた作品です。

予告だけで、すぐ観ようと思ったドラマは、久しぶりかもしれない。

映画なんかは予告詐欺がけっこう多いですけどね。

内容がドラッグディーリングだけに、視聴者としてもブレイキング・バッドをかなり意識してしまいます。

ブレイキング・バッドのような独特の世界観がたまらない。

ウイットに富んだ会話や、演出もセンスがいい。

第1話だけでも、奥さんが他の男と寝ている動画をクライアントがいるオフィスの中でパソコンで見ていたり、奥さんがいる同じ空間でその動画をボーッと見てたりとか、とにかく強烈です。

マーティとウェンディの微妙すぎる夫婦関係もみどころのひとつ。

マーティを初め、マーティたちが同居する男性とか、いい具合に力が抜けたアメリカ人がたまらない。

マーティと私立探偵らしき男性との会話も最高だし、マーティとデル・リオの会話もセンスいい。マーティを殺そうとしたデル・リオでしたが、マーティが実は特別だということを見抜いたのでしょう。チャンスをあげることにしたデル・リオ。

なんとなく、潜入者のボブとロベルトみたい。

www.realoclife.com

 

ブレイキング・バッドと比較されることも必至でしょうが、この様子ではブレイキング・バッドに勝るとも劣らない良作ドラマになる予感。

 

【オザークへようこそ】のキャスト

キャストもいいですね。

また絶妙なキャストをするもんです。Netflixやりますね。

マーティ(マーティン・バード)

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主人公のマーティは、穏やかで気が優しい、大人しいタイプです。でも、殺されるかもしれない危機を口だけで生き延びた頭の良さがあります。

マーティの落ち着いたリアクションがいいんだよね。

 

ウェンディ(マーティの妻)

マーティの妻ウェンディ役には、ローラ・リニーです。好きな俳優なので嬉しい。

逆ギレする妻役を好演しています。ストレートな性格がいい。

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デル・リオ

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ドラッグカルテルの中間管理職デル・リオが渋くて素敵じゃない?

ブレイキング・バッドのトゥコやガスも良かったけど、デル・リオもいい!!

やっぱりメキシカンドラッグカルテルって怖いわ…これはドラマだけど、現実はもっとヒドイ事態になってますからね…知らぬが仏。

昔はコロンビアのカルテルでしたよね…今はメキシカンカルテルが最恐かな…

ただ、考えてみればデル・リオひでえ、なんて思っても、デル・リオのような中間管理職だって、マーティたち部下がしくじったり金を盗めば、自分の責任になって自分の身が危ないですからね、文字通りカルテルのリーダーに八つ裂きにされて拷問されて殺されちゃいますから、シビアにならざるを得ないというか…

怖い怖い

 

ルース・ラングモア

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最初から存在感を見せつけてくれているルース。南部アクセントがカワイイ。

オザーク湖周辺で窃盗などケチな犯罪で悪名高いラングモア家の一人。しかし、家族のなかでおそらく一人だけIQが高く、この子は違うというニオイがプンプンする。

マーティとも互角に頭脳戦を戦える知能の持ち主で、ポテンシャルは未知数!ルースの今後の活躍が期待されます。

 

FBI特別捜査官ロイ・ペティ

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FBI捜査官は、ロイ・ペティ(byジェイソン・バトラー・ハーナー)。

この方も強烈です。

有能なFBI捜査官ですが、ものすごいソーシオパス。

この人の辞書には社交という文字はありません。

 

ラス・ラングモア

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ラングモア家の一人。

レッドネックのホワイトトラッシュがハマりすぎていて、お気に入りのキャラ。

実は…という驚きの展開になったので、目が離せない。

 

というわけで、「オザークへようこそ」新たなヒットドラマの予感です。