あのね。
実は…懲りずに人知れず商品レビューサイトを立ち上げたんだ。
対象読者は、人生のUターン地点を回ったアラフォー世代から上の「良いもの」を揃えたいと思っている読者様、それからZ世代でも回り道せず「良いもの」に最速で辿り着きたい賢者様です。
アラフォー以降の世代というのは、人生経験をある程度積んできていて酸いも甘いも噛み分けてきているので、量より質に重きを置きます。ファストファッションのような一時的な流行に惑わされず、満足せず、美味しいものやイイものを求めるようになります。
そういう人向けのレビューサイトにしたいと考えております。
体力や体の変化が影響しないアイテムであれば、Z世代以下にもおススメよ!チープなものを買い漁るも、結局長くは持たない商品に飽き飽きしたり…という経験がありませんか。(もちろん安くてイイものもある)そんな回り道をして金を捨てることのないように最初から良いものを買いたい、使いたいという人のために献身しますよ!
とにかく「これからの人生は良いものを揃えたい」という人が参考になるようなサイトにしたいと考えています。
ウェブサイトて結局SEO的には特化型の方が有利ですし、もともと商品レビュー対象のカテゴリを絞ってるわけじゃないので、当サイトに載せていくとさらに不利になるのよね。だから、少なくともレビューに絞ったサイトにしようと思って。
更新ペースもスローなので派手なアクセスは期待していないけれど、こうして僅かなアクセスを見ていると初心に帰る思いです。いいもんだね。(アドセンス入れてないからアクセス数はあんまり関係ないし。)
とりあえず、前置きは新サイトの宣伝ということで終わりだ。
いつまで続くかなぁ…googleが個人サイトを軒並み価値無しとみなしているぽいし…ブログのオワコン待ったなしというところか。
商品レビューで実際にお世話になるのは個人ブログのレビュー一本なのに。検索上位に出てくるまとめサイトや大手サイトなんて、ほとんど商品の軽い紹介しかしてなくて参考にならないんだよ!
インターネット自体の革命が起きて欲しいなぁ。
まぁ、これまで幾つも立ち上げて途中で閉鎖してきてるから、新サイトもいつまで続けるか分からないけどね…
では、お待たせ。
本題のボッシュです。
【BOSCH/ボッシュ】シーズン4 あらすじと感想
シーズン4は2018年の作品ですが、2020年現在にピッタリの題材。
ロス市警が女児誘拐事件の容疑者ハリスを拷問してしまい、のちにハリスの無実が証明されます(ブラックガーディアン事件)。この事件の弁護人エライアスは、度々ロス市警を訴えてきたやり手弁護士ですが、今度はエライアスが殺害されてしまいます。
そこでアーヴィングは特捜班を編成し、ボッシュをリーダーとして、そこにロバートソン(前シーズンでボッシュを容疑者として捜査していた刑事)とその相棒ピアス、それから内務捜査官のスナイダーとリンカーン(両者とも女性)が加わります。
エドガーは前シーズンで狙撃されたことで、嫁が刑事業を嫌気し、ついに別居へ。傷が完治するまでデスクワークをしながら、のちに特捜班に加わります。
ロス市警による容疑者の拷問
女児誘拐事件とあって刑事たちの頭に血が上るのは理解できるとしても、怒りに任せて法執行者たちが拷問とな。
内容は異なるけど、警察による市民の不当な扱いということで2020年現在アメリカを分断させているBlack Lives Matter(BLM)運動に通じるものがある。
BLMとその原因となる警察による暴力は今に始まったことではない。1991年には黒人のロドニー・キングへの激しい暴行が明るみに出てロス暴動が起き、2014年にはエリック・ガーナーが拘束時に頸椎を圧迫され窒息死したことで大規模な抗議運動が起きた。
今回のシーズン4は冤罪の黒人青年を短絡的かつ時期尚早に容疑者と思い込んだ挙句に拷問を加えた刑事たちが焦点になっている。図らずも現実社会を想起させるシーズンであるとともに、人種問題が火だねとしてくすぶるアメリカ社会の危うさを浮き彫りにするシーズンだった(抗議運動が暴動に発展しないようにアーヴィング本部長が細心の注意を払うなど丁寧に描かれているのは好印象だった)。
モグラは誰だ
さて無実であることが発覚した黒人青年ハリスに、過去にロス市警を度々訴えてきた黒人弁護人エライアスがつきます。
ところがエライアスが夜中にエンジェル・フライトで殺害されてしまいます。
アーヴィング本部長は特捜班を設置。ボッシュがリーダー。エドガーは復帰後に加わる。前シーズンでボッシュを容疑者として扱ったロバートソンとピアス、内務捜査官だったリンカーンとスナイダーが加わる。
ロバートソンはあまり好きじゃないんだけど、かつての敵は今日の味方。ボッシュの味方としては過不足なくてまぁいいでしょう。
ボッシュがリンカーンとスナイダーという女刑事二人を冷や冷やするくらい無視しまくります。内務捜査官としてかつてボッシュを調べていた刑事たちなのでボッシュの怒りは分かるけれど、日本でこんなに嫌がらせされたら完全にパワハラ案件だよね。
でもじきに女刑事の一人が有能なところを発揮して、やがてボッシュに認められるようになるのもまた見どころなんだ。
捜査をすすめていくと、エライアス殺害に使われた凶器の弾道が、ハリスを拷問した刑事の一人であるシーアンのものと一致します。シーアンはハリス拷問への関与は認めますが、エライアスの殺害は否認します。
シーアンの言葉を信じたボッシュは捜査を続けることに。
やがて特捜班のなかにモグラがいることが判明するんだけど、なんとこのモグラがあのウォーカーと繋がっているとな。
ウォーカー戦に終止符
ウォーカーてのは警察委員長で、アーヴィングより上の位にあるお偉いさんなんだけど、過去シーズンで実はボッシュの母親を殺したのはウォーカーということが暗示されています。
ちょっとこの辺の展開は私は好きではないなー。無理矢理感があって。そもそも警察のトップが売春婦の殺人の犯人てのは突飛過ぎてリアリティに欠けてしまい、どうしても身が入らなかった。
とはいえ、最終的にウォーカー戦には終止符が打たれます。そのシーンはボッシュらしくて良かったし、エドガーの機転も効いてて相棒としての復帰が嬉しい。
エレノアの運命
ボッシュシリーズの嫌な点は、複数の事件が同時進行するので混乱する点だと以前にも申しましたが、シーズン4もその点はあまり変わってない。前シーズンよりかはマシだけど。コリアンタウン連続殺人鬼なんてのも同時進行してたでしょ。
そもそもエライアス殺害の件と母親殺害の件を繋げちゃうという荒業にも納得いかないけど、シーズン4の要はなんといってもエレノアの運命ですよ。
ネタバレしちゃうけど、エレノアがなんとボッシュの目の前で中国マフィアに撃たれて死亡しちゃう。
エレノア好きだったので悲しい。
で、悔しいことにこの中国マフィア路線も尻切れトンボで終わってしまうので消化不良。
FBIのグリフィン捜査官はエレノアが撮った画像を中国に渡していたけど、その後はどうなったのか、全く説明がなくて、これじゃエレノアも浮かばれないよ。
なお、FBI捜査官に「ナチ・ハンターズ(感想)」に出演していた日系アメリカ人のルイ・オザワさんが出演しています。