日本では買い物でポイントを貯める節約方法が主流だが、アメリカの節約方法はクーポンとキャッシュバックが主流だ。
extreme couponingという人気番組でみられるようにクーポンを駆使してかなりの節約を実現している人もいる。
しかしクーポンは、どの店が一番安いか比較したり、レジでクーポンを用意したりと意外と面倒くさい。私もチャレンジしたが挫折した。
そこで最近は買い物のあとにレシートをアップするだけで簡単にキャッシュバックがもらえるアプリが人気である。(借金が嫌いな日本人は前払いのチャージ式を好むが、アメリカ人にはプリペイドは人気がない。)
今回はアメリカ生活に欠かせないキャッシュバックアプリ5選を紹介する。
アメリカ生活必須のキャッシュバックアプリ5選
他にもキャッシュバックアプリは存在するが、ここではクレジットカードなどの紐づけが不要で、スーパーや小売店など日用品の買い物にベストなアプリを紹介する。
1. ibotta
現時点でおそらく最もポピュラーなキャッシュバックアプリがibottaだ。
食料品からドリンク類、アイスクリーム、冷凍食品、シャンプーなど、スーパーで買う常用日を多く揃えている。
使い方は簡単だ。
①アプリをダウンロードして登録する(グーグル登録またはメール登録)
②アプリで商品を選ぶ。
③お店で買い物をする。
④レシートを撮影してアップロードする。
キャッシュバック率は0.25¢から1.5$程度、$3や$4のキャッシュバック商品もある。たとえばシリアルは0.50¢、アイスクリームは$1、lunchableは0.75¢のキャッシュバックといった具合だ。
現在はどのストアでもバナナ、シュレッドチーズ、1ダースの卵を買うと、それぞれ0.25¢のキャッシュバックがもらえる。
殆どの主要スーパー、小売店、ホールセール店で利用できる。Walmart, Costco, Target, Ralphs, Kroger, Albertson...取扱店はこちらで確認できる。
また、Ralphsのカードを紐づけると、レシートをアップロードする手間も不要になる。
店頭だけでなくオンラインにも対応していて、たとえばWalmartは6%、Amazonは5%のキャッシュバックを実現している。※アプリを通して購入すること。
登録時にプロモーションコード gaujpno を入力すると、$20を受け取ることができる。※14日以内に10つの商品をキャッシュバックすることが必要。登録はこちらをクリック。
レシート有効期限:7日以内
キャッシュバック方法:Paypal、Venmo、ギフトカード
キャッシュバック最低額:$20(ギフトカードによっては$25)
2. Fetch Rewards
Fetch Rewards も ibotta と同じ人気のキャッシュバックアプリだ。
何より嬉しいのは、商品検索をしなくてもいいこと。
①アプリをダウンロードして登録する(グーグル登録またはメール登録)
②お店で買い物をする。
③レシートを撮影してアップロードする。
つまり、普段の買い物のあとにレシートをアップロードするだけで、アプリが勝手に対象商品を判別してキャッシュバックしてくれる。
Fetch Rewards で商品検索をしたいときは「メーカー名」「ブランド名」でする。たとえばオムツを探そうとしてdiaperと入力しても検索結果にはオムツは表示されない。オムツメーカーのHuggiesで検索すれば出てくる。とはいえ、カテゴリ分けされているので、お目当ての商品を探すのは難しくない。
さらにレシートをアップロードするだけでポイントをくれるボーナスもついているので、登録してすぐにレシートを何枚かアップロードすれば4~5㌦を貯めることができるはずだ。
また、どのストアでも共通で、ストアを選ぶ必要がないため、お手軽さでは一番だろう。
但し、キャッシュバックの方法は2019年7月現在ギフトカードのみとなっているので、どうしても現金を希望する場合はibottaなど他のアプリを利用しなければならない。
登録時にプロモーションコードを入れれば2000ポイントがもらえるので、気が付いたら2日目に商品を2つキャッシュバックしただけで3299ポイントが溜まっていた。
登録時にプロモーションコード 1CQ33 を忘れずに入力して2000ポイント($2)を受け取ろう。 Fetch Rewardsの登録はこちらをクリック。
レシート有効期限:14日
キャッシュバック方法:Eギフトカード
キャッシュバック最低額:$3(3000ポイント)から利用可能
3. Checkout 51
Checkout 51も基本的には同じキャッシュバックアプリだ。
買いたい商品がCheckout 51にあるかチェックしたら、買い物をして、レシートをアップロードする。
Checkout 51もどのストアで買ったかは問われない。
また、Checkout 51はアプリでもあるが、ウェブでPCでも利用できる。
レシート有効期限:記述が見当たらないが、Offer有効期限内であればOK(購入した日付がOffer開始前だとキャッシュバックは受けられない。Offerが有効な間に購入を済ませること。)
キャッシュバック方法:チェック郵送
キャッシュバック最低額:$20
4. Shopkick
一際ユニークなのがShocpkickだ。
Shopkickは、ストアに行くだけでポイント(kickと呼ばれる)を貯めることができる。
さらにストアに陳列されている商品のバーコードをスキャンすることでもポイントを貯めることができる。
つまり
- ストアに行く
- バーコードをスキャンする(商品を購入する必要はない)※バーコードのスキャンによる獲得ポイントは10~50 kicksくらい。
- 紐づけしたクレジットカードで商品を購入する
- レシートをアップロードする
という4つの行為に対してそれぞれポイントが付与される。
極端な話、商品を買わなくてもストアに行くだけでポイントが付与されるのだ。
他のアプリ同様にオンラインショッピングにも対応しているが、オンラインショッピングでも
- オンラインストアを訪問する
- Shopkickのアプリでパートナー店の商品を閲覧する
- 商品を購入する
- アプリ内の動画を観る(商品を購入する必要はない)
という4つの行為に対してポイントが付与される。
ポイント換算:$1 = 250 kicks
キャッシュバック方法:Paypal、ギフトカードなど
キャッシュバック最低額:500 kicks($2)
5. Receipt Hog
ストアも商品も選ばないのがこのReceipt Hogだ。
何を買ってもどこで買っても良い。レシートをアップするだけでキャッシュが手に入る。
確か日本でも一時期レシートをアップすると10円がもらえるアプリか何かを宣伝していた方がいたが、それと同じようなものだろう。
さらにレシートをアップすると、スロットマシーンを回すことができる。スロットマシーンで勝つとボーナス金額を手にすることができる。
アプリの外観もゲームのようで楽しく、ストレスなく小銭を貯められるだろう。
レシート有効期限:14日以内
キャッシュバック方法:Paypal、Amazonギフトカードコード、Master/VISAのEギフトカードコード
キャッシュバック最低額:1000コイン($5)
Receipt Hogの登録はこちら。
まとめ
個人的にお勧めなのはibottaとFetch Rewardsだろうか。アメリカの電話番号を現在持っていないのでShopkickはまだ利用できずにいるが、戻ってきたら試してみたいアプリではある。
ユーザーインターフェースはibottaが使いやすいと感じた。
ただ、ibottaにない商品がCheckout 51にあったり、その逆もあったりするので、複数のアプリを入れておいたほうがキャッシュバックの取りこぼしが少なくなる。
また、ibottaでレシートをアップロードしたあと、Fetch Rewardsに同じ商品があったらそちらでもレシートをアップロードし、さらにReceipt Hogでレシートをアップロードするといったことができる。
つまり、1つのレシートを各アプリで回し使うことができるので、複数入れておけば二重、三重でキャッシュバックを実現することができる。そのため1つではなく、気に入ったアプリを複数入れておくと良いだろう。