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「SATC」続編「アンド・ジャスト・ライク・ザット」を3話まで観たら眩暈が(ネタバレ注意)

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Courtesy: HBO

はーい、師走の忙しい時期ですが、皆さんお元気?

我が家もいつになく今年はせわしない日々です。

何故かというと、いよいよ渡米の日が近づいてきたからです。

一足先に夫を送り込み、ほぼ24時間後に「家に着きました」とイマドキ珍しいEメールが届きました。

格安SIMを手配して渡したものの、果たして彼が無事に設定できたかは存じません。

とりあえず時差ボケと渡航に伴うコロナ手続きなどで心身疲れているでしょうから、休ませてあげたいと思います。

いざ居なくなると寂しいですね。

正直に吐露すると、夫がいる日本の生活にも慣れてきたので、今度は日本を去るのが精神的にキツいです。

でも諸事情を勘案すると、渡米がベストなので仕方ありません。ただ、年を取ってきたので変化への精神的な順応力が落ちたというか、変化を嫌う年頃になってきたようです。

もしかしたら日本に帰ってくるかもしれないなーなんて思ったりしてます。

はい、湿っぽくなってしまいましたが、気を取り直して「アンド・ジャスト・ライク・ザット」の感想です。

※この記事にはドラマのネタバレが含まれているのでご注意下さい。

先日、まだドラマを観ていないときにタイトルに盛大にネタバレしている記事が目に入ってしまって腹が立ったので、ネタバレを知りたくない人はくれぐれもここで「戻る」をタップしてください。

 

「SATC」続編「アンド・ジャスト・ライク・ザット」

「アンド・ジャスト・ライク・ザット」は1998年~2004年に一世を風靡した人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の続編です。

え…そんな前だった…?

いやーこのドラマは私ドハマりしましてね。とにかく面白いの。未見の方は是非観て欲しい。私の海外ドラマ「ベスト10」にも入選しているんだす。

NYに住んで働く30代の独身女性を描いたドラマで、友情、恋愛、仕事、人生をテーマにしたドラマで、リアルな内容に共感する女子多数!

なんなら私なんて、ほぼミソジニストの夫にも無理矢理観せていたくらいですから。最初は嫌がっていた夫も面白いと思ったらしく、暫く一緒に観てくれてましたよ。

特にサマンサのシーンは夫もお気に入り。なんでもアメリカ人男性の殆どはサマンサのファンという話もあるくらいです。

で、そんなセックス・アンド・ザ・シティの続編が出るという事で興奮しましたが、実に17年ぶりですか?

17年はちょっと長いなぁ…せめて10年ぶりぐらいにやって欲しかったわ…

えー17年という長さにも眩暈がしましたが、3話まで観たところで眩暈の嵐でしたので、今回は眩暈ポイントという形でお届けしたいと思います。

現在アメリカで第4話まで放映されていますが、評判は良くないです。私の眩暈ポイントとも共通すると思いますので、是非ご参考までに。

 

眩暈その1:サマンサ不在

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一番左がサマンサ役のキム・キャトラル。もうこの4人が揃う日は来ないのか…

事前情報ですでにご存じの方が多いと思いますが、本作にサマンサは出演しません

ガーン

とショックを受けた人が多いかと思います。

まぁ、そうだよね。サマンサは fan favorite(人気第一位)キャラですからね。

サマンサ不在の理由は、これももうご存じだと思いますが、サマンサ役のキム・キャトラルとキャリー役サラ・ジェシカ・パーカーの不仲によるものです。

ファンとしては聞きたくない事情ですよね。せっかくの名作ドラマが台無しです。

セックス・アンド・ザ・シティではサマンサが乳がんを患ったこともあって、サマンサが死亡するのではないかと心配されました。

というのもファンとしては、サマンサがもしかしたら戻ってきてくれるかもしれないという淡い期待を捨てきれないので、死亡という顛末は避けて欲しいわけです。

制作側としてもその一途の望みはあるらしく、サマンサ(キム・キャトラル)がいつでも戻ってこれるように脚本を書いてくれました

サマンサがどうなったかは第1話の冒頭で明らかになります。

サマンサはキャリーの広報を担当していたようです。しかし、キャリーがもう広報を必要としなくなり契約を解除したため、サマンサが怒ってイギリスへ移住したという設定になっています。

劇中ではキャリーが「私のことをATMとしか思っていなかったなんて」とい台詞があって、これまでのサマンサとキャリーの深い仲と堅い絆を考えるとちょっとアンリアルだしサマンサにとって酷な台詞だと思いました。

まぁ、死なれるよりはマシですが、サマンサは仕事のためにイギリスに移住したという設定で良かったんじゃないかなと思います。

でも、喧嘩別れしたサマンサという設定は、後述の眩暈その2で生きてきたりもします。

なお、ミランダとシャーロットもメッセージを送っているようですが、サマンサからの返信はないということです。

というわけで眩暈その1はサマンサ不在でした。

 

眩暈その2:ビッグの死

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事前情報ではミスター・ビッグ(クリス・ノース)が出演するか否か話題になっていましたが、のちにクリス・ノースが出演を快諾!

ミスター・ビッグが戻ってくることになりました。

ということはミスター・ビッグとキャリーがまだ共にいるか(結婚しているか)、別れたかということが気になりますが、二人はこの通りまだ結婚しています。

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こんな感じで料理中にバックハグしちゃったり。確かSATCでもこんなシーンありましたよねー。

この二人(サラジェシカとクリス・ノース)はケミストリーがあって相性抜群でした。

私生活の方でもクリス・ノースはサラ・ジェシカのことをべた褒めしているので、スクリーンでも仲の良さが伝わってきたのかもしれません。

でもね。。。

せっかく戻ってきてくれたクリス・ノースですが・・・

第1話でなんとミスター・ビッグが・・・

 

 

 

心臓発作で死にます。

 

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NY流のシャレオツな葬式

 

ハァァアアッ!???

信じられない話なんだけど、ミスター・ビッグは第1話で亡くなってしまいました。

ビッグは自宅でエアロバイクをすることが日課になっていたのですが、無理しすぎてしまったのか、キャリーが外出中に心臓発作を起こしてしまいます。

まだビッグの息があるうちにキャリーは帰宅するので最後にひとめ会うことはできましたが、息を吹き返すことなく(早く心臓マッサージしたげて。あと救急車呼んだげて。)天に召されました。

ビッグが最後にキャリーを見つめた時の表情が忘れられません。この時のビッグの視線がSATCの初期の頃を思い出させて胸が熱くなります。

この粗筋については当のクリス・ノースが最後まで納得いかなかったようです。ファンも納得いかないですよね。

制作側の言い分としては、SATCと本作はあくまでもキャリー・ブラッドショーが主役であり、キャリーの人生を語る上でどうしても独身である必要があるとかなんとか…

何度も話し合いを重ねた末にようやくクリス・ノースも納得したようですが、彼が納得いかないのも分かりますよねぇ。

キャリーはどうして独身でなければならないのだろう?と考えた時、やっぱり恋愛をさせたいからという理由しか浮かばないのよね。

確かに何歳になっても恋愛をすることは素敵なことかもしれません。

でもだよ?

愛する夫とずっと一緒というのも素敵なことじゃないですか…

まぁ、キャリーの恋愛模様がドラマの見どころのひとつでもあるから、致し方ないのかもしれません。

愛する夫が突然天に召されるのも人生において不可避ではあります。

別れるよりは愛し愛されている関係のまま終わる方が良いという判断なのかもしれません。

でも、それにしてもミスター・ビッグですよ?

やっぱりミスター・ビッグが亡くなるというのは・・・夢がないというか・・・007 ノー・タイム・トゥ・ダイみたいな衝撃です。

とりあえず永遠にミスター・ビッグとして生き続けて欲しかったわけですよ。

というわけで、眩暈その2はミスター・ビッグの死でした。

なお、上述の眩暈その1でキャリーがサマンサと喧嘩別れしたことを述べましたが、ビッグのお葬式にサマンサから美しい献花が届きます。ノートには「愛を込めて、サマンサ」と書かれていました。喧嘩別れしたサマンサからの愛は何よりもキャリーの心に響きますね。

 

眩暈その3:過剰なWokeイズム

眩暈その3は、眩暈強度でいうと一番強くてですね・・・

wokeカルチャーの嵐!!

imdbの点数が低い理由も、コメントを読んだ限り、主にここに集約されると思います。

もうね、マジで勘弁して…というぐらいwokeカルチャーテンコ盛りです。

誤解のないように申し上げておくと私は政治的にもニュートラルでいようと努めており、ゲイやレズビアンの人々に何の憎しみもございませんし、権利は守られるべきだと信じています。しかし、昨今のポリコレのごり押しには辟易しています。

woke(ウォークと読みます)て何?という人のために少し説明させて頂くと、日本語でいうと「差別や人権に高い意識を持っていること」となります。

しかし、あまりにもwokeに偏り過ぎた米国では、最近は保守層を中心に批判の対象になっている言葉でもあります。

wokeカルチャーの例としては、pronouns(代名詞)があります。

代名詞というのは、he/sheとかいうやつですね。で、最近はLGBTQの進化系(?)として自分たちをノンバイナリーというカテゴリ化する方たちがいらっしゃって、要は自分の性を固定しないという人達です。

少し前に歌手の宇多田ヒカルさんがご自身を「ノンバイナリー」と告白したのを覚えています。

あとgender fluid(流動的)という言葉もあって、時に男性、時に女性、あるいは男でも女でもない。

自分をひとつの性に縛りたくないという感じですかね。

そういうわけで、最近ではwoke民の間で自分の性を代名詞に表すようになったわけです。

たとえば、ストレートの女性なら she/her という具合にプロフィールやメールに記入する。ノンバイナリーは they/them と記入するようです。

本作「アンド・ジャスト・ライク・ザット」ではノンバイナリーのキャラクターであるチェ(サラ・ラミレス)が登場します。

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ノンバイナリーのキャラクター「チェ」(byサラ・ラミレス)

サラ・ラミレスは私生活でも she/them という代名詞を使っています。これは、生物学的には女性として生まれてきたが、性的志向としてはノンバイナリーであることを示しています。

まぁ、こんな風に堅苦しく語るとややこしいけど、要は人間が誰しも持っているであろう男性的・女性的な面を受け容れようということなんですよね。

異性愛の女性でも女性に魅かれることはあるじゃないですか。実際に行動に移すかどうかは別として、仲のいい子が他の子と親しくなったらヤキモチを焼いたりするとか、あるよね?

ブロマンスもそうで、仏教国の日本は昔から男性同士の恋愛てタブーではなかったから、キリスト教でタブーとされる同性愛の西洋諸国と比べて、同性愛やノンバイナリーてのは受け入れられやすいと思います。

ただ、そのゴリ押しが凄まじい。

サラ・ラミレス演じるチェがひたすら鬱陶しいキャラクターといいますか。

キャリーはポッドキャストの仕事もするようになってて(時代とはいえ、これもなんか残念ポイント。キャリーはずっとライターでいて欲しかった。)、その上司がチェです。

ポッドキャストはキャリー、チェ、もう1人アジア系の男子の3人でやってるのだけれど、チェの紹介がまず「ラテン系でノンバイナリーのチェです」みたいなラベリングから始まり、その後はセックスの話を赤裸々にするわけです。

で、キャリーに「公衆の場で自慰をしたことがあるか?」みたいな質問を振るわけです。

・・・そんなポッドキャスト聞きたいか・・・?

wokeとかポリコレとかLGBTQの問題はだよ、セックスや性のことにばかり意識向きすぎな点ですよ!

パンピーはだよ、そんな年がら年中セックスのことや性意識のことばかり考えてないんですよ。

海外ドラマでLGBTQの方を必ず出すことがデフォルトになったのは別にいいとして、セックスシーンとかエロチックなシーンばっかり映すじゃない?

私がLGBTQ民だったら、「なんなんだ、わしゃセックスマシーンか!?」と怒りたくなるし、世間から性的な面ばかり見られそうで嫌になるよ。

まぁ、キャリーが質問をはぐらかすという安心できる展開も見せて、アラカンのキャリーや時代についていけない私みたいな人の戸惑いを描くという良い点もありますけどね。

その後、チェはキャリーに「ちょっといい?もっとセックスについて具体的に話して欲しいの」と直談判します。

だからさぁ…性とかセックスてものは、私は秘めておきたい物なのよねぇ。。キャリーもそうでしょう?

無理矢理ひと様の性事情とか聞くってのも乱暴な話ですよ。あけすけ過ぎますよ。

で、このチェさんがですね、ひたすらウザイキャラではありながらも魅力的ではあるんです。

何なの、ウザイのに魅力的って。

まぁ、観て頂くと判ります。チェさんのポッドキャストには眩暈しか覚えないし、態度もデカイし葬式でマリファナ吸ってるしやけに早口だしwoke過ぎるし、ひたすら鬱陶しいんですが、魅力的ではあると。これは役者サラ・ラミレスさんの魅力なのかもしれません。

で、私以外にこの魔力にかかってしまいそうなのが、ミランダ(シンシア・ニクソン)で御座います。

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ミランダ(20年くらい前)

赤毛が可愛かったなー。

今はすっかり白毛。

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左からミランダ、キャリー、シャーロット

この写真は綺麗に映ってるけど、他はけっこう真っ白でお婆さんみたいなのよね。

第1話の冒頭でシャーロットが「白髪だと老けて見えるから染めたら?」と促すシーンがあって、ミランダは「若作りするより他に重要な問題がたくさんある」とあくまでも自然老化を貫く態度を見せています。

まぁその通りなんだけどさ、昨今の過剰なフェミニズムを想起してしまって狙ってる感があって素直に拍手できないというか…これもwokeカルチャーのひとつだから。

赤毛のミランダがまた見たいなと思うし。

3人の容姿について言及する人が多かったためにサラジェシカを始め出演者たちは「男性は言われないのに女性だけ言われるのはおかしい、性差別よ」とすっぱり斬っていたたけど、まぁ男性もけっこう言われてるよね。

それから、wokeの嵐はまだまだ続く。

ミランダはビッグの葬式でチェと激しく衝突します。ミランダの十代の息子ブレイディがチェにマリファナをもらって吸っているのをミランダが発見したからです。

この時のチェの対応は格好良かったな。ミランダは皆の前で声を荒げてチェに文句を言ったのだけど、葬式の場で事を荒立てたくないチェは静かに立ち去るんです。

その後、ミランダが歩いてキャリーの元へ戻ると、キャリーの隣にはチェの姿が。チェがキャリーのボスと知って、ミランダは気まずいながらも仲直りします。

チェは先ほどの出来事を意に介さず、「さっきの貴方、格好良かった。子供を守ろうとする母親として素晴らしい」みたいに褒めるわけです。

まぁ、この時のチェの言い回しとかはやっぱり眩暈がするんだけどさ…ポッドキャストもそうなんだけど、チェの会話は情報量多くて付いて行けないというか、脳がキャパオーバーというか。

で、第3話ではチェのトーク・ライブみたいなのがあってミランダも観に行くんですね。このパフォーマンスもひたすらwokeの定型みたいな感じなんだけど、実際にこんなライブをしているのかしら…?だとしたら、はっきり言ってつまらない、あまり格好良くないなぁ…

内容はまぁひたすらwokeよ…「周りの奴らにアイデンティティを決めさすな、私たちは何者にもなれる、男にも女にもゲイにもレズビアンにもなれる!なんでもできるゥゥゥゥ!」みたいな内容です。

で、ミランダがひとりでこっそりアフターライブでチェに会いにいくわけ。そこでミランダはチェのトークライブがいかに素晴らしかったかを興奮して熱弁します。するとチェは「落ち着いて、息吸って。ショットガンしてもいい?」とか言います。

ショットガンというのは色々意味があるけど、この場合、チェがマリファナの煙をミランダの口の近くで吐き出すことで、ミランダが吸い込むことを意味します。

まぁ・・・あれだ、ロマンチック要素を抜いてシンプルに言うと、受動煙てやつだ。

キスしそうでしないロマンチックな瞬間です。

はい、ミランダはきっとこのチェと恋愛関係になるかと思われます。

因みにミランダはまだスティーブと結婚していて、息子のブレイディは自宅でGFとやりまくっているティーンエイジャーに仕上がっています。

スティーブとは長い間セックスレスのようで、今は一緒にアイスクリームを食べながらテレビ鑑賞をエンジョイする同居人のような感じと形容しています。ちなみにスティーブは耳を悪くしたのか耳がよく聞こえないようです。

ミランダ演じるシンシア・ニクソンは、ずいぶん前ですけど私生活でレズビアンになったことを明かしており、女性のパートナーと暮らしています。

私生活をそのままミランダに投影した形ですね・・・

私はスティーブ好きですから、スティーブと別れないようにとは思っているのですが、チェとのロマンスも観たいというか楽しみだったりします。

正直、私がチェと付き合ってみたくなってきました。頭の回転が速く、いつも冷静沈着で頼れそうなチェ。喋くり内容がウザイのに魅かれる。もう訳が分からない。

チェとミランダの今後はお楽しみとして、まだwokeの嵐は終わりませんよ。

次はシャーロットの下の子「ローズ」ですよ。

今度はローズがさぁ・・・「ガールと呼ばないで」とか言い出したわけ。

Wokeイズムで極端な例としては、最近では13歳の少女が乳房切除手術をしたニュースがありました。母親と一緒に手術後の胸を見せていました。13歳ですよ?思春期の多感な時期に。

そういうのは絶対に成人してからでないと。でもwokeイズムを信奉する母はそれを奨励し、理解ある母親として自分を、子を誇りに思う。

もっと極端なwokeイズムの例は、前科ものペドファイルをペドファイルと呼ぶと本人が傷つくのでやめるべきとか、女から男になったトランスジェンダーの人物が男性との間に子供を作り、出産したあとに看護師に「ママ」と呼ばれたことに対して怒っているとか。

ローズはレズビアンかトランスジェンダーかノンバイナリーか何だかの設定だと思います・・・

で、シャーロットがどうしたらいいのか分からずあたふたするんだけど、親友で皆大好きアンソニー・マランティーノが素晴らしい助言をするんだ、これが。(アンソニーはゲイね。)

ここは是非観て欲しいな。

アンソニーはサマンサと並んで友達にしたいナンバー1だなぁ。。

なお、アンソニーと結婚したスタンフォード・ブラッチ(キャリーの親友)役のウィリー・ガーソンが去る9月21日に闘病の末にすい臓癌で亡くなっています。57歳の若さでした。

ちなみに劇中でゲイ役だったウィリー・ガーソンは、実はストレートの男性です。これはちょっとびっくりしたな。どう見てもゲイにしか思えなかったから。凄い巧い。SATCの時はゲイの人達にどう思われるか怖くてストレートであることをずっと隠していたそうです。

 

眩暈解消:ナターシャ

はい、というわけで眩暈その3まで長々と書きました。

SATCの続編を見ているというよりWOKEドラマの中にAND JUST LIKE THATがある…というぐらいwokeカルチャーの嵐でしたので、今更wokeをこんなにぶち込んでくるとは…と正直第1話でギブアップしそうになりました。

でも第3話でやっと眩暈解消というか、本来のSATCらしさが見れました。

それはこの人のおかげかな?

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キャリーとナターシャ

はい、ビッグの元妻、第二夫人、ナターシャ(ブリジット・モナハン)です。

相変わらず、白が似合う。

出演してくれて、ありがとおおおおお。

どうしてこういう場面になったかというと、ビッグの遺書を開封したら100万ドルをナターシャに渡すという文面が出てきたからです。

キャリーは、ビッグが生前ナターシャと連絡を取っていたのでは?と疑心暗鬼になり、ナターシャの居場所を突き止め、半ばストーキングし始めます。

でもナターシャに居留守をつかわれ、更に職場まで現れてウロウロしているところを見られ、キャリーは諦めます。

その後、眠れない日々を過ごし、NYの街をひたすら歩くキャリー。ふと立ち寄ったカフェでトイレを開くと、鍵が開いていたみたいでそこにはナターシャがスカートをたくし上げて便座から立ち上がる姿が。

いつも間の悪いキャリーとナターシャ。これこれ、SATCよねー。好きよ。

で、ナターシャはキャリーに付きまとわれてまぁ怒ってるわけだけど、キャリーが珈琲で火傷したので同情して赦してあげます。自分の夫と不倫した挙句に結婚して、更につきまとってくる女によくそんなに寛大になれるわ…私たちはキャリーの立場からしか見てないけど、ナターシャの立場からしたらキャリーて最悪な女よね。。

 

エイダンも出演予定

この先、どうなるのか分からないけど、キャリーはとりあえずポッドキャストのスタジオにいる男性と恋仲になるとの話。

でもエイダンが出演することが決まっているので、将来的にキャリーはエイダンとくっつくのかな!と期待。

でもその時はエイダンがすでに離婚しているとか、別居しているとか、死別とかにして欲しいな。キャリーの年齢になって略奪というのは品がないので。

となるとキャリーの最終的な伴侶はエイダンになるかもしれないんだー。人生色々だなー。

でも内容は別にしても、なんだかんだでNYでキャリーたちの華やかな姿をまた見れたことは嬉しいかな。

他方、ビッグが亡くなったこと、サマンサ不在といった悲報が多いので、SATCの記憶をそのまま変わらず持っていたいという気持ちもあります。

第4話の粗筋と感想を読む