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『It Comes At Night それは夜にやってくる』ホラー映画の感想(ネタバレ):それは夜にやってこない

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気になっていたホラー映画「It Comes At Night(原題)」を観ました。

邦題はまだ分かりません。

「イット・カムズ・アット・ナイト」

「それは夜にやってくる」

「真夜中の訪問者」

あたりが妥当かな。

予告編を見た感じでは、アポカリプス世界で、夜になるとゾンビのようなデビルのような人間がやってくるっていう感じ。「それ」の感じでは、悪魔に憑りつかれたような感じですね。

感想は、後半からネタバレします。 

『It Comes At Night(原題)それは夜にやってくる』あらすじ

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謎の脅威により終末を迎えた世界。何が起きているのかは、はっきりとわかっていません。

人里離れた山の中で暮らす3人の家族(夫婦と17歳の息子)。ガスマスクをかぶり、板などで家を補強して、何かに怯えている様子。そこへもう一組の家族(夫婦と3歳くらいの男の子)がやってきます。二家族で共同生活をすることになりました。

二家族はしばらくは順調な生活を送るのですが…

という内容です。

 

『It Comes At Night(原題)それは夜にやってくる』感想

雰囲気があって最初は期待したんですけど、期待外れでした。

得体の知れない何かがやってくるかもしれない恐怖、世界がどうなったのかもわからない恐怖、他の人間への警戒心など、怖さは伝わってきました。

でもね、肝心のIT(それ)がいつまで経ってもやってこない。待てど暮らせどやってこない。夜になってもやってこない。夜になると必ずやってくるものだと思ってたんだけど…

「それ」は、いつ出るんだと思いながら、気が付いたら1時間10分が経過します。

 

「それ」はですね、人間の体で、天然痘ウイルスのようですが、もっと大きい痘が肌にボコボコといくつかできた状態で、目は悪魔ちゃんですね。粘土が高い、どす黒い血を口から吐きます。

血などでうつってしまうのはゾンビと同じです。

夜になると、「それ」が何体も襲ってくるので、家に籠城して応戦というストーリーを勝手に夢見ていたゾンビ脳の私は一体どうしたらいいの。

 

 

ここからネタバレ

 

 

 

 

 

はい、結局いつまでたっても、「それ」はやってきません。

「それ」が唯一出てきたのは、息子トラビスの夢の中だけです。

ウイルスに侵された人間が襲ってくるわけでもないし、生き残りをかけた戦いやサバイバルはありません。

父ちゃんも夜なのに外に出て安全確認したりするんで、アイ・アム・レジェンドのように夜は絶対外出禁止!という厳しさではなかったので、ここらへんで気付くべきだったのかもしれません。

おそらくこのタイトルの「それ」とは、トラビスが見るような「悪夢」のことのようです。世界はウイルスに侵されて終末を迎え、トラビスはウイルスに侵された人間に襲われる悪夢を幾度となく見続けていました。

夜、眠りにつくと、夢みますよね。だから「それは夜にやってくる」。

ちゃぶ台ひっくり返したくなるオチですね。

実際にウイルスに侵された人間が襲ってくることは、映画の中では一度もありません。唯一、犬だけが負傷したように見えましたが、ウイルスにかかって血だらけになっていたのか、なにかに襲われて血だらけになっていたのか、知る由もありません。

もしかしたら本当にウイルスにかかった人間が襲ったのかもしれない。

3歳のアンドリューがウイルスにかかってしまったのは、きっとお爺ちゃんの部屋にいたからかな?アンドリューに触れたトラビスも感染し、アンドリューの両親も、アンドリューと一緒にいるので、もちろん感染した。

ウイルスによる終末世界で生き残りをかけた人間の悲劇というところでしょうかね。ゾンビだか悪魔だかと戦うホラーかと思っていたので、とんだ肩透かしを食らいました。

映画館に見に行かなくてよかったです。

評価:5点