ミセスGのブログ

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海外で被害に遭わないために日本人女性が気をつけるべきこと

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どうも、Gです。

先日カナダのバンクーバーで行方不明になっていた30歳の日本人女性が遺体で発見されたという痛ましい事件がありました。親御さんのご心痛を思うと、やりきれません。

亡くなった古川夏好さんは「留学や海外生活自体を長年夢見てきた」そうで、前向きに英語を学ぼうとしていた姿勢が伺えます。

日本人女性が海外で被害に会うたびに被害者の女性を中傷する声が聞こえてきますが、それよりもどうしたら被害を少なくできるかを考えた方が建設的です。今回は、海外で被害に遭わないために私たち日本人女性が気を付けるべきことを考えてみました。

 

海外で被害に遭わないためにこれだけは実践すべき

日本で着ているような服は着ない

日本から持っていく洋服は最小限にしましょう。

日本人女性が普段身に着ける洋服は、海外の女性が来ている服装に比べると、概して可愛らしいものが多いです。これは、いい意味でも悪い意味でも目を引きます。

まして犯罪者のような類は、弱そうに見える人をターゲットにします。可愛い服装を着ていると、そういった犯罪者の目も引くことになります。

アジア人はただでさえ外見が若く見られがちなので、可愛らしい格好をしていると余計に若く見られ、ターゲットにされやすいです。

殺害された古川夏好さんの洋服もとても可愛らしく、防犯カメラに映った画像を見てみると私には10代の女性のように見えました。

オシャレをしたいときは信頼できる複数の友人と出かける時や、彼氏や旦那さんと出かける時などに限定しましょう。

特に一人で出かけるときは、なるべくカジュアルな格好にして、外見も現地に溶け込むことが大事です。

海外に長期にいる方であれば、古川さんのこの格好を見るだけで、日本から来て間もない日本人女性だということが分かるはずです。

日本人女性が日本で着ているような洋服でそのまま海外に行くと、現地の人にも「外国から来た人」だということが簡単にわかってしまいます。

日本でウケのよい、甘くてゆるふわ、ガーリーな格好は絶対に避けましょう。

 

愛想笑いをしない

日本人女性は優しい人が多いので、誰かに話しかけられた時、とかく愛想笑いをしがちです。

「ピカチューとか言ってりゃ大丈夫」とか言わせないためにも、愛想笑いをやめましょう。

うかつに笑顔を見せると、基本的には相手は受け入れてくれたと思うので、よからぬ人を呼び寄せやすいです。

犯罪者の立場で考えてみましょう。こちらが笑顔を向けたとき、笑顔で返してくれる女性と表情を変えない女性、どちらをターゲットにするか?もちろん笑顔で返してくれた女性をターゲットにします。

私自身もまだ海外在住歴が少ない時、笑顔を返してしまったために突然キスされ、その後ストーキングされたことがありました。それ以来、愛想笑いをやめました。自分に隙があったと猛反省しました。

アメリカやイギリスの現地女性を見ていると、知らない人に話しかけられたとき、愛想笑いはあまりしません。

こちらの動画で実際に「ピカチュー」とか「ゴジラ」とか言ってました。話しかけた日本人女性の中で断固拒絶していた女性はわずか一人

通りすがりに無理やり腕を掴む白人男性に向かって「謝れよ!さわんな!!」と怒鳴りつけていました。50秒過ぎくらいのところです。この女性のような毅然とした態度を取りたいものです。

 

大人しい、優しい印象を与えてはならない

日本人の良さが仇になる形なので非常に心苦しいものではありますが、大人しい印象や優しい印象を与えない方がいいです。

大人しければ大人しいほど、優しければ優しいほど、あなたが危険に巻き込まれる可能性は高くなります。

私事ですが、私が知らない男性に声をかけられるだけで旦那は激怒します。私は何も悪いことしていないのですが、旦那は私に怒るのです。

なんで F○CK OFF って言わないの!?って…

そんな…

私からしてみれば、挨拶されればふつうに挨拶し返すのが当然だし、

そんなこと言って逆上されたらどうすんだよ!?

とても今の私にはまだそんなことを言い返す勇気はございませんが、彼に言わせるとアメリカ人女性なら言えるそうです。そら、しつこくつきまとわれたら言えるかもしれませんが、何もされてないのに言えるかっ!

まあでも、上の動画のように通りすがりに腕を取られてとか、キスされそうになってだったら平気で言えますね。

よく考えてみると、さすがに旦那の言い分も一理あって、要は「大人しい」「優しい」「かよわい」印象を与えるなということなんです。

声ひとつとっても、日本のアイドルが使うような高音は出さないようにしましょう。また、声は大きめに。小さい声で話すと、自信がなく、弱い印象を与えてしまいます。

「こいつを襲ったら面倒くさそうだ」という印象を与えた方が自己防衛につながります。

まあ、何も騒がしい女を演じろと言っているわけではありません。言葉少なくても、威厳のある話し方をするとか、思い通りにならないような雰囲気を醸し出すことが大事です。日本人は謙遜の文化なので自信がなく見えてしまうことがありますが、格好だけでもいいので自信を持って下さい。

 

外出先を必ず告げておく

基本ですが、誰にも何も言わずに外出するのは避けましょう。友人やルームメイトなどに外出先と誰と会うのかを告げておいたほうが良いです。

 

目の前で注がれたドリンクか自分が注いだドリンクしか飲まない

アメリカで多いのがデートレイプというもので、ドリンクに薬を入れられて体が思うように動かなくなり、体支えられながら介抱しているかのようにどこかに連れて行かれてレイプされてしまうというものです。デートレイプドラッグと言われています。

たとえ友人男性であっても、目の前で注がれたドリンク以外は飲んではいけません。

目の前でバーテンダーが注いだものであっても、チラッとよそ見をした瞬間に薬を入れられないかもしれません。彼らに必要なのは、ものの1秒です。バーカウンターに置かれたコップを渡す瞬間に薬をサッと入れるのです。

バーテンダーが入れたドリンクからは一瞬も目を離さず、話しかけられたり、近くに人がいる時はグラスの上に手を被せるようにして持っておくと良いでしょう。

トイレに行く時は、行く前にすべて飲み干すか、戻ってきたら手を付けずに新しいものを頼むこと。

万が一、あなたが酒を飲み過ぎて、朝どこかのベッドで目が覚めて洋服を着ていなくて昨夜何があったのか身に覚えがない場合は、シャワーを浴びずにそのまま警察に届け出た方が良いでしょう。意識がない人とセックスをした場合、それはレイプになります。シャワーを浴びると相手のDNAを採取できないので、シャワーは浴びないように。

 

公衆の場で寝ない

日本は安全なので電車の中で寝てしまいますが、日本から出たら公衆の場で寝るのはやめましょう。まあ、さすがにこんな人はいないと思いますが…人気のない公園のベンチや電車内で寝ていたら、男性が襲ってくる可能性があります。

 

常に周囲に気を配る

ここは日本ではないということを忘れず、常に周囲に気を配るようにしましょう。

アメリカやヨーロッパに長年住んでいる人は、居住しているうちに土地勘や現地の生き方を自然に身に着けていくので、周囲に気を配っている人が多いように思います。テロの情報や、暴力事件もよく耳にするので、それなりに警戒心が芽生えてきます。

数週間~数か月の短期滞在者ですとなかなか難しいかもしれませんが、意識的に周囲に気を配ることを習慣づけると良いかもしれません。

 

車に乗る前に周囲を確認

日常で私が気を付けていることは、車に乗る前に周りに不審な男性がいないか確認することです。車に近づく前から常に周りを見回して、駐車場に誰がいるか目で確認します。

狙われるとしたらカギを開けている時ですから、カギをあけて車の中に入る10秒以内に近づいて来れる人物がいないか確認するようにしています。

人気のない駐車場で車に向かうとき、付近に男性がいて、なんとなくイヤな予感がしたので、いったん店に戻ったことが何度かありました。暫く店内にいて、男性がいなくなったら急いで車に乗ったことを覚えています。自分のちょっとした第六感を信じましょう。「まあ大丈夫だろう」ではなく、過剰なくらいでちょうどいいです。

旦那と一緒にスーパーなどに行くと、旦那はまず娘と私を先に車に乗せ、それから一人で荷物を載せます。最初の頃は、その意図が分からず「手伝うよ」なんて言ってましたが、彼の意図が分かってからは素直に何もせず車に乗り込んでいます。

 

バンの隣には止めない

昼間であっても、バンやRV(キャンピングカー)の横には止めないこと。死角になり、連れ込まれる可能性があるからです。

 

車に乗ったらまずロックする

車に乗ったらまずロックをしましょう。

旦那が運転していて、店にちょっと何かを買いに行く時も、旦那が出て行ったらまずロックをして待ちます。

 

外出先をリサーチする

これはアメリカならではかもしれませんが、私は始めて行くところは事前に必ずグーグルアースでリサーチしていきます。治安が悪くないか調べるためです。

 

家に入る前にも周囲を確認

ドアを開けた瞬間に後ろから襲われてそのまま家の中へ…という最悪の事態を避けるために必ず確認します。

留学中、私のルームメイトは夜に一人で帰ってくるときは、駐車場から私に電話をかけて部屋に帰って来るまで電話は切らないようにしていました。大学のキャンパスでもこういった予防策を取る方が賢明です。

 

男性に声をかけられても無視をする

男性に街で声をかけられても無視すること。

最初は申し訳ないなと思うかもしれませんが、とにかく目を合わせず、顔も向けずにひたすら無視です。

笑顔で対応したら、飛んで火にいる夏の虫です。

 

男性に誘われても簡単について行かない

この記事に書いたのですが、男性に誘われて簡単についていく女性が結構います。

彼女たちが軽いというのではなく、警戒心が薄いだけです。

日本人は安全な国で育っているので、警戒心が薄いのです。無防備なのです。

現に私の知人たちも、誘われてついては行ったがキスをされそうになって拒んだという人ばかりなので、軽いという表現は的外れだとは思います。

グループで出かけるとか、よっぽど信頼できる男性でない限り、二人きりで出かけることは避けたほうが無難です。

 

最後に

もちろん男性の力の方が強いわけですから、襲われたら女性がかなうわけがありません。

なので、犯罪者を寄せつけないことが自分を守る最善の予防策なのです。

細かいことですが、こうしたことに気を付けるだけでもかなり予防になるはずです。細かい工夫を重ねることで、犯罪の被害者になる可能性が圧倒的に低くなります。

無防備にならないように、普段から気をつけたいものです。

ペッパースプレイなど持ち歩いても良いかと思います。

日本ではわかりませんが、アメリカでは車のキーにパニックボタンが付いていて、押すと車のアラームが鳴るようになっています。(車を乗るときのタイミングで襲われることが多いことを裏付けていますね。)あなたの車にパニックボタンがない場合は、装着を検討することをお勧めします。

性善説を信じる人が多い日本人ですが、世界を見渡せば性悪説が当然です。私はこちらに来てから必然的に性悪説を信じるようになりました。

他人を見たら泥棒と思え くらいがちょうどいいと思います。