サンフランシスコを例に出してきて「1400万は低所得」とかいう煽りニュースが出ていたなぁ…日本からだと分からないからっていい加減なこと言ってんじゃないわよ!
アメリカでも1400万は低所得じゃないので誤魔化されないで。カリフォルニア州のサンフランシスコらへんのベイエリアという地域と南カリフォルニアは富裕層が集まっているだけです。
もともと80年代以前にその地域に住宅を購入した人たちとITバブルやハイテクバブルによって恩恵を得た人たち、そして元からの富裕層が棲んでいるだけです。
私たちのような普通の人々は、アパートに住んでいるか、ギリギリ5千万円くらいのコンドミニアムやタウンハウスを購入してカツカツで住んでいるか。
シリコンバレー付近は1千万超プレイヤーが多いけれども家賃で40~60万も持っていかれるので1千万では足りず、RV(キャンピングカー)に住んでいる人が多い。
ロスアンゼルスはホームレスの増加で道に投棄されたゴミが溢れ、ドラッグ中毒者とアルコール中毒者が溢れ、注射器などのバイオハザードアイテムが残され、ネズミが大量発生して、疫病が心配されている。
私が住んでいたオレンジカウンティは周囲がほぼ全員「家が高額すぎて買えない」と言い、私たちのように他州に移住計画を練っているか、次から次へと安いアパートなどに移るか、他の家族とハウスシェアをしたり、間貸ししたりしている。
とくにヒスパニック系は一つの家に複数の家族が住んでいることも多い。白人の友人家族も祖父母が70年代に購入した家に同居しているし。
アメリカも日本もグローバル化によって1%の富裕層対99%の貧困層の経済格差がどんどん大きくなっているだけです。いずれ限界点がくると思います。そのとき、金持ちは気を付けた方が良い。SNSで金持ちぶりを垂れ流している人は特に。
【SEE 暗闇の世界】第7話あらすじと感想
前回、マグラの素性を知ったタマツキ純(タマクティ・ジュン)。そこへ蚕シティからメッセンジャーが訪れ「ケーン女王を返してほしくば身代金払いな」というメッセージを受け取りました。
一方、モモアたちはブーツに閉じ込められた地底から抜け出しました。
ケーン女王救出ミッション
タマツキ純がシャドウを拷問しています。タマツキ純はさぁ、よく考えてみたら結構残虐非道な指揮官だったわな。だけど王家への忠誠だけは素晴らしいものがあって、人間誰しも長所があるもんだ。
マグラの頼みは聞くので、やはり王家の人間には忠実な人なんだなー。たぶん、この回でタマツキ純はファン一番人気になったと思うわ。部族民殺しまくってきたけど、もう忘れ去る。悪事とか忘れる。(そういえばアルケニー村民は全員虐殺しちゃったのかな?)
タマツキ純と王様の関係なんかも描かれていたら良かったよね。タマツキ純と幼いころのマグラとか。マグラがタマツキ純に実は懐いていて、仲良かったとかなら最高だったのに。「ゲーム・オブ・スローンズ」のアーリアとハウンドみたいに、親父と少女の黄金のコンビや。
8話なんで多分そこまで描いてられないんだろうけど…いま思うと「ゲーム・オブ・スローンズ」は全10話でなぜあそこまで濃密で複雑な内容を描けたのか…
モモア達の捜索のためにウイッチファインダー軍の兵士を8名残して、タマツキ純とマグラたちは蚕シティに向かうことに。
なんだか複雑で微妙な旅になっちゃったわよね!タマツキ純はやっぱり女王を助けたいけど、マグラは王の座を奪い合った姉で、自分の子どもを殺そうとしてきた相手。モモア達を置いてその姉を助けに行くというのも気が進まないよなぁ…
ブーツが蚕シティを偵察したあと、タマツキ純がひとりでケーン女王を助けに行くことにします。
皇位簒奪をした残虐な狂人ケーン女王はカッターに尋問され、殴られてました。まぁ、しょうがないよね。
タマツキ純はステルスになり蚕シティの守衛たちを次々と倒していきますが、女王様のところにつくまえに侵入したことがバレてしまいます。しかし女王様はコーラの助けでカッターを絞め殺すことに成功します。
あれ?コーラってスパイになって女王様であることをカッターに知らせてたのに、なんで今になって女王様の味方になったの?
タマツキ純は優しく女王様を介抱し、そこにマグラがやってきます。マグラの正体を知ったら女王様が「この者を斬れー」とか言うんじゃないかと思ってハラハラしたよ…。
女王様はやたら正直に「ダム壊した」とタマツキ純に報告します。タマクティ純はショック!
女王様の我儘要請で20年近くも「魔女」を探していたウイッチファインダーたち。その家族がみんなあのダムにいたんだから、タマツキ純が怒るのも当然です。女王様はまた新たに王国を作ればいいとか言ってます。
タマツキ純は王家に忠実なだけじゃなく、部下思い!
あとこっそり純は「マグラのほうが女王さまに相応しいんじゃね?」とか思ってる。
さぁ、どうするのか、タマツキ純!とマグラ。
ラベンダーロード
モモア達は旅路を続けることにします。
歩き続け、ついにラベンダーロードに到着しました。この道の先にジェレラマレルがいるはずです。
途中にグロテスクな死体が木に吊るされていました。この死体は一体何だったんだ。焼かれたような感じだけど…ジェレラマレルがやったのかな?
峡谷に差し掛かったところでモモアが足を止めます。
埴輪はいつものように「も~パパったらぁ、何もないって!」とか暢気なこと言って苛々させてくれます。こいつもういらんがな!まだ古墳の方がいいよ。いるんだよなーこういう天真爛漫女タイプ。うん、嫌いだ。
案の定、渓谷には見張りがいて、ボウ・ライオンが怪我をします。ボウ・ライオンにあまり焦点を当ててくれないけれど、ボウ・ライオンのほうがよっぽど古墳より魅力あるんだよなぁ…ボウ・ライオンの中の人を古墳役にしてくれりゃあ良かったのになぁ…
でもボウ・ライオンはボウ・ライオンで、全盲が似合っているというか。
とりあえずモモアに使える忠実な部下を数人残してほしかったよ。アルカ?アンカも川で無駄死にさせちゃうし、アルカとボウ・ライオンの他にもう1人、アルケミーの村からマグラと排斥されそうになったときにモモアについたキルダンサーがいたじゃない。あの人どこ行っちゃったのよぉ。
血のつながらない子ども二人とマグラにいいように使われててモモアの影が薄いといいますか、古墳はともかく埴輪はモモアより生みの親に会いたくてたまらない感情を隠さないし、お前、育ての親モモアの気持ちを少しでも考えたらどうなんだ。
しかもボウ・ライオンとかとばっちりだし。
古墳と埴輪がジェルラマレルの子どもたちだと言うことが分かると、見張りは二人だけを通します。
二人はモモアとパリスにそこで別れを言い、ジェルラマレルの「光の家」へと進んでいきます。
モモアはボウ・ライオンをかついで元来た道を戻っていきますが、そのまま近くで待機することにします。
古墳と埴輪は電気のスポットライトで照らされた場所でジェルラマレルに会います。
いよいよジェルラマレルにご対面かー。でも会って何すんだろう。そもそもジェルラマレルが何者かがまだ分かっていないけれど、あちこちに子ども作っている辺り、きっと視力を持つ親類を増やして、自分たちの世界を作ろうと思っているのでしょうね。ケーン女王の王国では視力を持つものは迫害されてきたから。
これって現在の移民問題とか意識しているんだろうなぁーと思いつつもポリコレ意識すると冷めるので敢えて考えないように見ていこうと思います。