「ウェントワース女子刑務所」のシーズン7がいつの間にか放映開始していました。
すっかり見過ごしていて、当ブログの読者の方に教えてもらいましたw でかしましたよ!これからもヨロシクね!(?)
かつてはマイベストドラマTOP3に入る勢いだった「ウェントワース女子刑務所」ですが、主要キャラが退場してからはドラマの本質が変わってしまい、すっかり興味を削がれてしまいました。
シーズン6では各エピソードごとのあらすじまとめや感想のお届けさえ途中で放り投げたことからお察しされたかもしれない。
しかしながら「ウェントワース女子刑務所」は捨てるには惜しい伝説を持っているので、シーズン1~4のあの感動をもう一度取り戻してもらいたいという期待も込めて、シーズン7を観て行きたいと思います。
まぁ、それでも普通のドラマより面白いことに変わりはないのだけれど。
以下、ネタバレ注意
【ウェントワース女子刑務所】前シーズンのおさらい
1年前の話なのでちょっと記憶が薄れちゃってますが、前シーズンのおさらいをしてみましょう。
- フランキー卒業
- ソーニャ死亡
- ファーガソン死亡
- リズが痴呆症みたいになる
- ウェントワース女子刑務所内では、暴力反対トップドッグのキャズ対ドラッグ女王のマリーという構図ができあがる
- マリーは看守のジャクソンと体の関係になって味方につけている
- マリーはアリーもうまく味方に引き寄せる
- キャズがマリーのドラッグに細工してマリーが危険な状態に陥る
- キャズの仕業であることを知ったアリーは、マリーにチクる
- アリーはマリーにチクッた旧友のアリーを皆の前で平手打ち
- ルビーは親友のキャズを裏切ってマリーについたアリーを「信頼できない」といって別れる
- マリーは息子を死なせた人物を探していて、その人物がルビーであることを知らない
- ヴェラがジェイクの子を妊娠
- ジェイクはヴェラに本気
- チャニングスがヴェラたちを脅迫していた人物をヴェラの目前で射殺して逃走
- 潜入捜査をしていたリタはマリーのボディガードで腹心の部下ドラゴヴィッチをファイトクラブで殺害
- リタはマリーのデータを入手できず、潜入捜査を打ち切られる
こんなところだったと思う。
【ウェントワース女子刑務所】シーズン7第1話あらすじ&感想
シーズン6でフランキーの問題が解決してしまったので「ビーに続いてフランキーも!?大丈夫かよウェントワース女子刑務所」と心配した方も多いはず。
私もそうでした。でもフランキーは主役ではなく右腕キャラとして光るタイプなんだよね。「ウォーキング・デッド」でいうダリル枠やねん。
だからフランキーがいたとしても、カリスマ性のある主役は必要だと思った。だけどまさかファーガソンがやれるわけないし、トップドッグのキャズも主役としては役不足。
個人的に最もポテンシャルを秘めたキャラは断然リタだったんだけど、シーズン6ではリタはマリーの潜入捜査という立ち位置だったので勝手な言動ができず、ルールの枠内で動くという制限があったため、表には出ず、バックグラウンドキャラだったんですよね。
というわけでシーズン6は主役不在の群像劇のようになっていました。
ここのところが解消されると、またかつての求心力が戻ってくるんじゃないかな。
でもシーズン7の画像がリタ VS マリーになっているので、これはリタが存在感を示してくる展開になるのでは、と期待しています。
ではさっそく第1話をみていきましょう。
シーズン7第1話のタイトルは「Blood Wedding(血のウェディング)」です。第1話から流血沙汰が起きそうですね。しかもウェディングって…「ゲーム・オブ・スローンズ」の Red Wedding みたいじゃん。
シーズン7はシーズン6の最終話から2か月後という設定です。
マリーとリタはともに15年の判決を受ける
マリーの用心棒ドラゴヴィッチとファイトクラブして殺害したリタは独房から2か月ぶりに出ます。そんなリタの判決はなんと強盗で服役15年。もちろんリタは潜入捜査官なので強盗は書面上のフェイク罪状なのですが、なんでもマリーの犯罪の証拠が得られないことに腹を立てている上司がリタのデータファイルを消したとかなんとかというミラクル悪夢が起きたようです。
法治国家のオーストラリアでこんなことが起きるとは信じがたいですが、ドラマのあらすじ上の便宜ですので仕方ないですね。リタには刑務所にいてもらわないと困るのでw
そしてリタの天敵のマリーの判決も15年。控訴はできるようですが、いずれにしても長期にわたってウェントワースにいることになりそうです。死なない限りは。
マリーはジャクソンと別れる
シーズン6でなんだかよく分からない体の関係になっていたマリーと看守のジャクソンですが、マリーが「もうやめましょう」みたいに言って終止符を打ちます。
マリーはアリーを手に入れたし、もともと感情がある関係でもなかったですしね。
ただジャクソンの精神状態が気になりますね。シーズン6ではファーガソンのことで大分参っていたし、その後もチャニングに罪を擦り付けたことでもういっぱいいっぱい。今回のエピソードではずっとボーッとしていた感じ。
挙句の果てに「辞職します」と言ってました。ジャクソンはシーズン1からいるから辞めてもらっちゃ困るので、ヴェラが出産休暇をとる間、無理やりジャクソンを所長代理に任命します。
リタがプロポーズされる
リタはバイカーBFのレイにプロポーズされます。困ったリタは自分が潜入捜査官でウィルを情報提供者として利用していたことを明かし、あきらめるように突き放すのですが、レイはあきらめません。
レイっていい人だよね。ずっとリタの事慕ってて、一途だし、優しそうだし。
面会室でリタが「あたし警官だからあきらめな!」とレイを突き放していたシーンはあまりにも冷たく感じたけど、実はリタもレイのこと好きなんだね。でも、自分が警官で長年レイを情報提供者として利用していたことがバイカーギャングにバレたら二人ともまずいことになるし、好きだからこそ冷たく突き放したのでしょう。
でもあの突き放し方…メンタル強すぎじゃない?と乙女は思いました。そんなところも憧れますけど。
しかし、プロポーズされたということは挙式をするのはリタということになりますね?タイトルが「血のウェディング」…ああ悲劇の足音が聞こえてきましたね。
キャズの暗殺未遂
マリーは新人のドラッグ中毒者の女を利用してキャズの暗殺を試みます。でも途中で看守がやってきて、女はヴェラを人質にとります。ヴェラの大きくなったお腹に刃を立てようとうする女。新しい精神科医のミラー医師が説得して事態を鎮静します。
キャズがマリーの暗殺を企てたことは、アリーの間抜けがチクッてしまったのでマリーも承知ですから、マリーの反撃は予想できたよね。
普段キャズはボディガードたくさんいるんだけど、どうしてあの時は誰も周りにいないのか…
キャズはいい人だし好きだけど、ちょっと腹黒さと裏工作が足りないんだよなぁー。刑務所のような暴力が支配する場所では、悪智恵が働けば働くほどサバイバル率が高くなるだろうに、キャズのような優等生の正攻法ではいずれ裏をかかれるなぁー。がんばれキャズ。
キャズの暗殺未遂を仕組んだのがマリーだということはいつ分かるのかな。ていうかもう分かってるか。でも単純にあの新人がドラッグを捨てられた腹いせに殺そうとしたと判断するかもしれないしなぁ…
あと精神科医けっこうイイ男じゃん。ゲイじゃないよね?もしかしてヴェラとくっつく可能性とかある?ジェイクがだいぶヤキモチやいてるけど。
血のウェディング
そして最後は血のウェディング…
やっぱりなーという展開だったけど、わざわざ刑務所の前で殺そうとしなくても…
実行犯はマリーが話していた男性でしたよね?わざとバイカーギャングのレザーベスト着てたような。敵対ギャングの仕業にでもするつもりなのか。
リタが警官だということはマリーも知らないはずですよね?知っていたら、レイの所属するバイカーギャングが裏切者として始末した風に見せるつもりなんだろうけど。
リタが警官というおいしい情報があったらマリーが刑務所内で言わないわけないか。
あとマリーの息子ダニーの死の責任がルビーにあることもお忘れなく。シーズン7はリタを中心に、対マリー戦が繰り広げられることになりそうで楽しみです。