アメリカに一時帰国しています。
日本人の私がアメリカに一時帰国というのもおかしな話ですが、今の段階ではアメリカの法律上では居住者であるステータスを維持したいので、あくまでもアメリカに一時帰国と言わなければなりません。
およそ1年ぶりのアメリカです。
渡航準備のため暫くブログ記事が書けませんでした。
準備をするたびに思うけれど、スーツケース詰めるのが大嫌い。
単に海外旅行に行くのならワクワク気分で行けるけれど、旅行じゃないからちっとも楽しくないんですよ。
というわけで今回もシンガポール航空を利用してアメリカに戻って参りました。
フライトはおよそ9時間。久しぶりの長距離フライトです。
今回はKrisworldのエンタメラインがあまり充実してなくて、ろくな映画なかったなー。キャプテン・アメリカ、スノー・ロワイヤルといったラインアップでした。
キャプテン・アメリカは最初にジュード・ロウがでてきて「おっ、ジュードロウや」と思って5分後にプチッと停止したし…最近はよくよく映画への忍耐力が減ってきているなと感じます。
アメリカ時間の午後1時に到着し、イミグレへ。イミグレはマシンがちょっと進化していましたね。いつもはエラーになったまま窓口のイミグレオフィサーまで行っちゃうんですけど、今回はちゃんと読み取ってくれました。
イミグレはアジア系の薄めの男性でした。
私の場合、11か月も国外へ出ていたことが引っかかるだろうなと心配していましたが、「11か月…?」と嫌な顔をされただけで済みました。「娘が外科手術をしたもので」と言い訳しました。
別室送りも覚悟してましたが、何も言われず、無事に通してもらえました。
イミグレでは必要な事だけを手短に答えるのが一番です。
グリーンカードをとれば行ったり来たりできるという勘違いをしている方もいるかもしれませんが、実はアメリカの永住権(グリーンカード)というのは、あくまでも居住の意思があることを前提としており、居住者の定義は1年のうち180日間は国内にいることです。
したがって、グリーンカードを持っているのに180日間以上も国外にいるとなると、「居住の意思なし」と思われてグリーンカードを没収されることにもなりかねないわけです。
国外での滞在日数が180日を超えると嫌な顔をされ、1年を過ぎると別室送りかグリーンカードを没収される可能性があるといいます。
では、私のようにグリーンカードを保持しながら国外に1年以上滞在したい人はどうすれば良いのかというと、再入国許可証ととるのですが、その話はまた別途記事にします。
イミグレを終え、スーツケースをとって、最後はカスタム(税関)です。
アメリカの税関は、段ボール箱を持っていると引っかかりやすいのでご注意下さい。スーツケースに入れた方が無難です。
私はいつも段ボール箱にパンをしこたま詰めて行くので、今回は引っかかってしまいました。
税関の人に「あっちいってくださいねー」と言われて、「あ~くそ~」と思いながらあっちへ…というのも、税関には長蛇の列ができていて、もう疲れ切っていたんですよね…せっかく自分の番になったというのに、あっちに回される虚しさと苛立ちといったら。
私の他にも8人くらいいました。
「あっち」ではこれまた荷物を全部X線に通さないといけませんでした…
スーツケース2つと段ボール箱1つ、それから手持ちのバックパックからパソコンを取り出したものと、ハンドバッグ、娘のバックパック…腰が痛い。
結局何もなく、そのまま解放されましたが、飛行機到着から実に1時間半が経過しておりました。
1年ぶりに見る夫…変わってねー。痩せろや!!
LAXを出て405に乗ったら、すぐに渋滞で…家までかなり時間がかかりました。疲れた…