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『ハンドメイズ・テイル』シーズン3第7話ネタバレあらすじ感想

ハンドメイズテイルシーズン3

Photo courtesy: Jasper Savage/Hulu

Huluオリジナルドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン3第7話のあらすじ感想です。

過去のあらすじ感想記事一覧はこちら

 

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第7話のあらすじ

ワシントンDCから戻ったジューンは、スーパーでマッケンジー夫妻のマーサを説得してハンナに近づくための情報を得ようとする。

セリーナとフレッドはボールパーティで仲良くダンス。

カナダでは、カナダとギリアドの仲裁者にあたるスイスがエミリーに質問をする。

エミリーはモイラと接するうちにカナダが安全であることを悟り、国境警備隊のお偉いさんへの抗議活動で声を発する。

マッケンジー夫妻のマーサからハンナの学校を突き止めたジューンは、ローレンス司令官の妻を説得してハンナの学校へ向かうが、ガーディアンに阻まれ、ハンナに会うことはできなかった。

ジューンに情報を流したマッケンジー夫妻のマーサ、ハンナの家庭教師でハンナを可愛がっていたフランシスが他の「反逆者」とともに絞首刑にされる。

密告したオブマシュー(マシュー家の侍女)を怒鳴るジューン。

 

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3第7話の感想

何度も繰り返されている気がするけれど、ジューンは娘ハンナの学校を突き止めてどうする気だったんだろう。

無事にハンナに会えたとして、そこからどうやってガーディアンの厳重な警備を潜り抜けてカナダへ亡命する気なんだろう。

ハンドメイズ・テイルは厳しい全体主義社会でのドラマなので、一人の侍女ができることは限られているけれども、これだけマーサや侍女たちにコネクションがあるのなら、壮大な逃亡計画を練ることも可能なんじゃないだろうか。

第6話の感想にも書いているけれど、その計画技巧が全然話に出てこないので、物理的な拷問と精神的な拷問をずっと繰り返す単調な内容に陥ってきているのよね。

もはや「ジューン、ハンナの学校行ってどうするの?」という冷たい感想しか出てこない

ただハンナに会いたい一心で学校に向かったのかもしれないし、現実的に考えればその方が母として納得いく行動かもしれないけど、一応ドラマだからなーストーリーをちゃんと考えてくれないと。

その挙句がマーサの絞首刑っていうんだから、教えてあげたマーサとしてはたまらないわよねぇ。

そして密告したのがオブマシューなわけだけど、ジューンに叱られても別に…という感じ。オブマシューは怯えていたけれども。そもそもお前が無理やりマーサから情報引き出したのもいけないよ!

一方カナダにいるエミリーは、ギリアドからカナダへの生活に慣れようとしていました。エミリーの女優さん、とても良いよね。普段は静かで大人しいけれど、ガーディアンを轢き殺したり、リディア叔母さんを背中から刺して階段から落としてボコボコにしたり。

エミリーのパートナーのシルビアもとても良い人。二人とも微妙な状況下での感情の起伏を抑えた演技で表現しているんだけど、これがうまい。この二人はハンドメイズ・テイルの陰の立役者やでー。

エミリーが国境警備のお偉いさんの抗議で初めて声をあげたシーンだけど、これって現在のアメリカとメキシコの国境で起きていることを明らかに批判しているよね。

正確にいうと、アメリカ・メキシコ国境に流入して拘留されている不法移民のなかに、未成年の子どもたちが血統上の親ではない保護者と一緒にいるケースがあって、そのためにICE(移民局)は大人と子どもを別々にして尋問しているのだけど、グローバルメディアや民主党、人権活動家はそれを非人道的として非難しているわけだ。(ちなみに今はDNA検査も実施している模様。)

本ドラマの場合、エミリーがジューンのお願いで血の繋がらない赤ちゃん(ニコール)を連れてカナダに亡命したのと設定は同じわけです。かなり乱暴な繋げ方に、ポリコレ臭を感じ取れますか。

確かに中央アメリカ3国(グアテマラ、ホンデュラス、エルサルバドル)はドラッグと暴力が蔓延して政府が機能していないも同然だけど、ふつうは親子で越境するよね。そして何らかの理由で親が同行できず、子どもだけでも安住の地に行かせたいという事態もあるだろうけど、いくらなんでも数千件には上らないだろうと思う。

いずれにしても事情が違うのだから同列には語れないと思うのよね。

まぁグローバルメディアもエンターテインメント界もリベラルだから仕方ないけど、こうあからさまだと冷めるよなぁ。とりあえずエンタメと政治は別々に割り切って考えるようには務めているけれど。