ミセスGのブログ

海外ドラマ&映画の感想、世の中のお話

【ハンドメイズ・テイル】シーズン2第8話あらすじ感想:夫に逆らいやがって!むち打ちだ!

f:id:oclife:20180501023752j:plain

ハンドメイズテイル/侍女の物語

ハーイ皆さん、この過酷な猛暑の中、おつかれさまです。みんな本当にすごいよ。毎日お勤めしたり、部活やったり、主婦業やったりさ。自分で自分を褒めてあげてね!

最近いろいろと忙しくて映画もドラマも見れない日が続いていますよ。子どもが夏休みだとなかなかまとまった時間が取れなくて見れないのよね。

それではさっそくハンドメイズテイルのシーズン2の第8話の感想いきますよ。

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2はいよいよこの夏8月29日にHuluで配信開始です!

Hulu発【ハンドメイズテイル/侍女の物語】シーズン2第8話のあらすじ感想です。

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語ってどんなドラマ?

前回のあらすじ感想を読む

ネタバレ注意

 

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第8話のあらすじ

司令官クッシングを反逆罪にするために文書を偽造したセリーナとジューンは、時代が違っていたら良いパートナーになれたかもしれないことをお互い認め合います。元編集者のジューンにライティングスキルを褒められ、セリーナも軟化した態度をジューンに見せます。

ジャニーンが産んだ赤ちゃんが病気になり、プットナム夫妻、ジャニーン、セリーナまでもが悲嘆に暮れます。

フレッドは退院してきますが、「神の意志には逆らえないよー」とかなんとか言って、ジャニーン/プットナム夫妻の赤ちゃんを助けるのを拒みます。

赤ちゃんを助けるため、セリーナは文書を偽造し、マーサである元医師(ドクター・ハドソン)に赤ちゃんの命を助けるように頼みます。

しかし文書を偽造したことがフレッドにバレてしまい、フレッドはセリーナに鞭を打ちます。

 

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン2第8話の感想

シーズン2半ばから少しずつ風向きが変わってきた感のあるハンドメイズ・テイル! 

セリーナの母性がギリアドではご法度である夫への背信行為、自身を犠牲にするほど強いものであることを証明した回でした。

 

セリーナとジューン

前回の怖~いクッシング司令官を闇に葬るためにタッグを組んだセリーナとジューン。これまでの二人の関係を考えると、いつ元に戻るかも分からないほど不安定なものですが、それでもジューンにとっては希望への大きな第一歩です。

双極の立場にある元ライターと元編集者の二人が共通の目的のために手を組む…いいじゃないですかこのシナリオ。もちろん一筋縄ではいかないでしょうが、赤ちゃんの存在がセリーナの心境の変化に大きな影響を与えていることは間違いない。

そしてジューンとのやり取りでも分かるように、かつてのキャリアウーマンとしての自分を思慕しているのも間違いない。

もともとセリーナ役のイボンヌ・ストラフスキーが好きなこともあって、セリーナのこと嫌いになれないんですよね。ちょうどゲーム・オブ・スローンズのサーセイのように、酷いながらも本人的には筋が通っていて、強い信念を抱いている。魅力的なキャラですよ。

さてこの二人のタッグがジューンや女性たちの希望の星となるのでしょうか。この二人がいずれギレアド崩壊のカギとなるのか。目が離せませんね。

 

フレッド

爆発で死んでればよかったものを。しかしフレッドは思っていたよりずっと男尊女卑主義者の伝統回帰男で驚かせてくれましたね。もともとそういう男だったのか、それともギレアドの環境と司令官としての立場が今のフレッドに変えたのか、おそらく両方でしょうかね。

看守と囚人のシミュレーション治験がエスカレートして大変なことになる映画「es/エス」(リメイク「エクスペリメント」も製作されました)みたいに、フレッドも極限までやりそうな気がしますよ。

リメイクの「エクスペリメント」はもちろん看守役でウィテカー出とるよ。

ここにきてフレッドとセリーナ夫妻の亀裂も明らかになってきました。セリーナはあくまでも赤ちゃんが大事で、ギレアドの出生率を解消したい。

一方フレッドは赤ちゃんは大事だが、神の意志には逆らえないし逆らうべきではない、そして夫に従うことは子どもの命よりも大切だと。

結局フレッドのような男尊女卑主義者は、出生率の低下を防ぐためと見せかけて、男性優位社会で女性を奴隷のように扱いたいだけという一面が見えてきました。

ギレアド共和国になる前のフレッドは、どっちかっていうとセリーナのアシスタント役的な弱い立場で、立場が逆転していますね。フレッドが司令官になるまでも特に描かれていないので、やはりアメリカからギレアドへの変遷がもっと見たいわよね。

 

ハドソン医師

セリーナに依頼されたマーサのハドソン医師のくだりは感情的にならざるを得ませんでしたね。

なんとギレアドには赤ちゃんの命を救うことができる医師は、ハドソン医師の二世代も下の男のみということが判明しましたし、出生率が地に落ちているのにそんなメディカル体制は矛盾しまくっているけれど、それがギレアドなんでしょうねぇ。

 

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、Huluで見ることができます。