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【ベター・コール・ソウル】シーズン1あらすじ感想:マイクに惚れる

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ベター・コール・ソウル@AMC

ブレイキング・バッドのファンとしては感想が遅すぎてゴメンなさい!

ついに見始めました、ブレイキング・バッドのスピンオフ「ベター・コール・ソウル」シーズン1を見た感想です。

  

【ベター・コール・ソウル】

ブレイキングバッドのスピンオフが出ると聞いた時は、そりゃ私も小躍りしましたよ。みんなも小躍りしたよね!なんたってブレイキングバッドはマイ「海外ドラマ四天王」の一人だからね。

ウォーキング・デッドがグダグダの煮崩れジャガイモになってきちゃったので、ブレイキングバッドは完全にゲームオブスローンズと並ぶトップドラマであることをここに宣誓しちゃうよ。

でもねースピンオフの名前が「ベター・コール・ソウル」ということを聞いた時は「主役がソウル(ジミー)だと?」と微妙に引っかかって、今まで見る気になれなかったのよね。

ブレイキングバッドの喪失感も大きいから、見たいけど見たくないような。いくらスピンオフといえど、ウォルターとピンクマンを見れないと思うと、ベター・コール・ソウルを見るのに勇気が要ったのね。これ私だけじゃないはず。

それにスピンオフがヒットするとは限らないし、いやむしろスピンオフがヒットする方が稀ですから。

ブレイキングバッドの有終の美を堪能したあとにイマイチなスピンオフを見たら、ブレイキングバッドの名に傷がつくんじゃないかと感じちゃってね、in my heartでだけど。

それで様子見してたんだけど、あっというまにベター・コール・ソウルはシーズン3、4まで進んでて評判も上々じゃないですか?

というわけで見るに至りました。

やっぱり当ブログでは面白い海外ドラマを紹介するのが目的ですからね。おもしろくないドラマはあまり面白くないって書いてあるから安心して下さい。

 

【ベター・コール・ソウル】シーズン1のあらすじ

 物語はブレイキングバッドよりも前の時制。

弁護士としてうだつが上がらないソウルは、なんとか弁護士として名を馳せようと走り回る。

ソウルはひょんなことからメキシカンギャングのボスであるトゥコや、のちにガスのフィクサーとなるマイクと知り合う。

 

【ベター・コール・ソウル】シーズン1の感想

いちおう主役はソウルなんだけど、ソウルはブレイキングバッドでも人気は低いキャラだろうし、ソウルだけ見てるのは正直あまりおもしろくない。

しかしそこを補うのがやはりマイク、トゥコといった強烈なキャラたちです。

特にマイクはブレイキングバッドでもウォルターと同じくらい頭がキレるフィクサーで、もうけっこうなお爺ちゃんであろう年齢でもカリスマ性を保ち続けるキャラです。

マイクとソウルがどうやって知り合ったかも意外だったけど、シーズン1ではマイクの知られざる過去についても触れているので、これはブレイキングバッドファンには嬉しいものがあります。

そういえばブレイキングバッドではウォルターが主役だったから、各キャラの過去やバックグラウンドには触れてなかったもんね。マイクがどんな人間なのか、どんなバックグラウンドなのか気になった人は多いんじゃないかな。

そういったファン心理をしっかり把握して、スピンオフに反映してくれたのも、やはりブレイキングバッドのクリエイターであるヴィンス・ギリガンが引き続き本作ベター・コール・ソウルでもクリエイターをしているからかもしれないですね。

シーズン1を見ただけでも、トゥコやマイクというキャラに一気に惹かれていく。そういえばウォーキング・デッドは何シーズンもずっと出ているキャラなのにまったく惹かれないキャラばかりで、それも視聴率激減とファンの文句に買っていることもクリエイターたちは気づいていないんだろうなぁと思うと、ウォーキング・デッドの未来は暗いです。

マイクがどのような道を経てガスのもとで働くようになるのかも丁寧に描かれているのが嬉しいです(まだ出会っていませんが)。マイクが用心棒として働くようになった理由もマイクらしいし、マイクがプライスというふつうーの犯罪者に説く話もジーンときた。

ある青年が「犯罪者と悪人て同じでしょ?」と聞いた時に「犯罪者と悪人は別ものだ。良い犯罪者もいれば悪い犯罪者もいる。良い神父もいれば悪い神父もいるようにな。良い犯罪者になるか、悪い犯罪者になるかはお前次第だ」と答えるマイクが渋すぎる。

酸いも甘いも噛み分けた人にしか出せない雰囲気というのをマイクはまとってるのよ。

さらにソウルに依頼されて大金を手にすることができたにも関わらず、ソウルの依頼どおり任務を忠実にこなし、大金には目を向けないという潔さ。ソウルがのちに理由を聞いた時の返しが男前すぎて、完全に惚れたね。

しかもウォーキング・デッドのサイモンさんが子どもに見えちゃう腕利き!まさかここでサイモンさんにお目にかかれるとは思わなんだ、嬉しいサプライズでしたけど。

サイモンさんいっつもこんな役や…そろそろいい役やらせてあげて。ガスの下っ端の一人になってたというオチでまた出てこないかな。ウエストワールドにも出てるし、最近人気ものだからね、がんばってサイモンさん。

私が独身だったらサイモンさん隣にいても、マイクのこと好きになっちゃうよ!首から下皺しわのお爺ちゃんだけど構わないわ、そばにいて一緒に生きられるのなら。

乙女になってる場合じゃないわ、レビューしないと。

シーズン1を最後まで見終わった感想は、まぁまぁというところですね。なんでかって、まだ本章が始まってないもの。シーズン1はベター・コール・ソウルの序章に過ぎないんですよ。

ブレイキングバッドを見ちゃった私としては、ソウルの過去とかあんまり興味ないんで、ソウル中心の話は「マイク早く出てこないかなぁ」「トゥコいつ戻る」「ガスいつ出てくんだ」「サイモンさんまた出るかしら」ばっかり考えながら見てたわ。

シーズン1はどうやら真面目にやってるのに空振りばかりのソウルがついに真面目にやることに飽き飽きするまでの長ーい序章だったわね。

その中でスパイスを利かせてたのがトゥコだったり、ナチョだったり。一番の功労者はもちろんマイクね。シーズン1ではガスもまだ出てきてないし、マイクもガスのもとで働いていないので、シーズン2でどう展開していくかが楽しみです。

ベター・コール・ソウルはAmazonで視聴できます。