今朝、電車に乗って娘を送ってきて家に帰ってきたあと、Tシャツの前と後ろが逆なことに気が付きました。なぜ誰も指摘してくれないのか。
Tシャツ裏返しとかカーディガン裏返しとか、常習犯です。
ここだけの話、温泉旅館で浴衣を裏返しに着てたこともある。凄いでしょう?もはや体を張ったギャグにしか見えませんよねぇ。
田舎のほうにいくと、たまにパンツ一丁で家の前の道路を歩いているお爺さんとかいて、「やだお爺ちゃんパンツ一丁で歩いてる!」なんて思ったものだが、彼の気持ちが今なら死ぬほど分かってしまう。
そのうち私もズボン履き忘れて玄関のドアを飛び出していきそうで心配です。
そのくらい鈍感じゃないと、21世紀の世界を生き抜くことはできないんだ!(???)
「私も上司のカツラずらしちゃった」とか「エスカレーターの後ろにいるはずの旦那に向って屁こいたら後ろに他人が立っていた」という方はコメント欄にぶつけてね!
さて前置きはそこまでにして「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」シーズン5第10話のあらすじと感想です。
懲りずにまた感想を書いている。
困ったことに、出来の悪いエピソードほど筆が進むんだなぁこれが。
断言します。「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」は酷いドラマです。
異論は認めない!
ダニエル役の俳優とギャレット・ディラハントが勿体なさすぎて可哀想なレベルです。
視聴率も順調に下がってます。
『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』第10話あらすじ・感想
モーガン、グレース、ドワイトの御三方は「ショッピングモールに立て籠ってたけど噛まれちゃったー」という若者を助けたるー。
噛まれたらもうゾンビ化するから助けなくてええがな。意味わからん。助ける対象をついに人間からゾンビ化確定者まで広げたのか?
噛まれた奴も噛まれた奴ですよ。「赤ジャケ着てるから探して殺してくれ。そのあと外に埋めてくれ。星空の下に。」とかロマンチックなこと言ってんじゃないよ。トランシーバー越しの見知らぬ人に要求多すぎ。
今回、初めてショッピングモールが出てきました。Z世界のオアシスこと「ショッピングモール」。これまで出なかったのが不思議なくらい。本家ウォーキング・デッドでも出たことないよね?シーズン1でジョージア州アトランタのデパートはちらっと出たけど(メルルンが屋上で手錠はめて置き去りされた建物)。
ショッピングモールといえばジョージ・A・ロメロの「死霊のえじきゾンビ」。
リメイク版もよろしくね!サラ・ポーリーが可愛い。原作「ゾンビ」の男性2人もゲスト出演してるよ(TVで名セリフを言う黒人牧師役とTVでゾンビの山積み死体を燃やしてる保安官役)。
モールはゾンビだらけになったらアジトにしたい場所の1つですよねー。皆さんだったらどこへ行きますか?私はやっぱりモールか山かなー。
フィアーのシーズン2みたいにビーチをクルーザーで点々とするのも良いかもしれないねー。旦那は山と言ってたわ。食糧が豊富だし、山の上まで登ってくるゾンビは少ないからって。
「俺はここへ」「あたしはここへ」というご意見あったらコメント欄に書いてね。
さて、モーガンたちがやってきたこのモールですが、モーガン達は2階の入口から入ってみました。1階はゾンビだらけです。でもエスカレーターは家具などで封鎖してあるのでゾンビは登ってこれず、2階にいる限りは安全です。
さっそく1階を見下ろして赤ジャケのゾンビ化したであろう若者を真剣に探すモーガンとグレース。
二人の様子をみたドワイトが
「・・・お前たち、まさかゾンビプールみたいになってるあそこに(1階)下りて行って、すでにゾンビ化した若者助けたるーとか考えているわけじゃぁあるまいよね」。
その、ま・さ・か。
若者を助けるためにゾンビだらけの1階へとエスカレーターを下ろうとするグレース。
モーガンとグレースは高尚な信条の持ち主で、自分を犠牲にしてでも他人を助けようと(ウォーカー化した人も)します。超勇敢!自己犠牲の精神に泣く!とか思えとでもいうのか、ショーランナーのスポッツ・ピンプル!!
ツマンネエエエエエエエー(≧∇≦)
いやいやいや…お前たち、何をしているの?
若者は噛まれたので、遅かれ早かれゾンビ化しますね?いると言っていた警備室にはもういなかったので、多分もうゾンビの仲間に加わって群れてるはずですよ。
ていうかだよ?グレースは血糖値のせいなのか、被ばくのせいなのか、さっき意識を失って倒れたばっかりの病人のくせしてからに?体調悪いのにゾンビの群れに飛び込もうとしてどうするの?あなたがピンチになったら、あなたを助けようとした仲間が危険に晒されるのよ?
そもそも会ったこともないストレンジャーを、しかもゾンビ化しているストレンジャーを相手に何で自分や仲間を犠牲にしなきゃならないわけー!?怒
若者にトドメをさしてあげたい慈悲の心は理解できますけど、それって自分が出来る限りしてあげられることであって、自分を犠牲にしてすることじゃないでしょ?
もう分からない。お前らの思考回路が理解できない。一事が万事こんな調子で、しかも回を追うごとに酷くなっているので、もう観てらんない。でも観ちゃう。
私があの場にいたら止めないね。そもそも最初からモーガンたちのグループに加わってないけどね。
モーガンたちは2階から1階を見下ろして赤ジャケを探す一方、ダニエルたちキャラバン(車5台くらい?)を呼んで車にショッピングモールにある物資をできるだけ乗せようと計画します。
そのためにはトランシーバーでモールの位置を教えなきゃいけないんだけど「ローガンが盗み聞きしているから危ないよ。油田の場所も教えなかったし(確か9話でローガンをトラックから突き落として油田の場所を教えなかった)。奴らが欲しいというのなら、あげてしまえば良かった。この先また戦うことになるかもしれない。」とニーガンたちとの戦いの二の舞になることを懸念するドワイト。
モ「うーん、でもねーガソリン必要だったし。僕、人を信じてるから。ドワイト君、君の事も信頼しているから。襲ってきたら、方向性を変えてやるとか?戦う以外の方法を見つければいいと思うの」
D「(何言ってんの)そんなもんで済むか」
モ「僕たちが正しいことをしてるって、ローガン達に見せてやればいいと思うのね?フッ」とかいって格好つけてる。(ドワイト下を向いて溜息をつく)
ダメだこりゃ…
ドワイトがめっちゃ苛々しているのが見てとれました。ドワイトというより中の俳優さんがめっちゃ苛々していると思います。ドワイトはきっと「ニーガンの次はこれかよーキッツ」と思ってるはず。私ならこっそりグループを離れるね。
そもそもモーガン、グレース、ドワイトの3人はどんだけ他の皆と離れているの?そこまで離れてないでしょ?だったら車で行って呼んでくればいんじゃない?
さてモーガンとグレイスは結局1階に降ります。勇敢だから。ラジコン車でウォーカーを誘導させて。若者もだけど、グレイスが被ばくが心配になってて1階にあるクリニックにX線検査機があると踏んで向かうことになったのね。
命を懸けてまでレントゲンを撮りにいく思考回路が説得力ないけれども、「ヘルプいらんから」という相手も無理やり助けようとする人たちだから、理解に苦しむ行動しかしないと踏んで観ればいいよ。
ゾンビ化した若者にとどめを刺すためにゾンビの群れがいる1階にわざわざ降りていくというアンビリバボーな展開に加えて、さらに凄い唐変木ぶりを見せますよ。ウォーカーたちがラジコン追いかけているときに、グレースがフラ~ッと赤ジャケのウォーカーを目にして尾いてっちゃうの。
しかもなかなか刺さず、ラジコンカーが物にぶつかってひっくり返ってからやっと刺すわけ。なんでもっと早く刺さないの?そもそも刺さなくていい話だけど。
他のウォーカーが気付いて振り返り、二人はモール内のガラス戸の店舗内に避難して、脱出できなくなります。
「ごめんなさいモーガン」
「大丈夫、ドワイトが戻ってくる」
真相知ったらドワイト怒るがな。
結局、赤ジャケもあの若者じゃないし(新鮮じゃなかった)…
何やってんのお前たち。
本家ウォーキング・デッドのシーズン8の中盤で、あの人が死んだとき覚えてますか?のちに医師になるあの男性と一緒になって森の中でゾンビを倒して慈悲を与えるという無意味な行動をしてウッカリ噛まれたあの人の死を。
あれとまったく同じことやってるよね。スポッツ・ピンプルがこっちに越してきてからは(一応ウォーキング・デッド・フランチャイズの総合コンテンツを監督しているらしいけど)、フィアーでもまったく同じことを繰り返していることにお気づきですか。
店舗内に閉じ込められたあとも
モ「グレース、君は勇敢だ。君がしていることは勇敢なことだ。他人のために自分ができること全てをしている。我々も見習わないと」
とかよくわかんない称賛し合いをしていて…
そんなこんなでチャットしている間にガラス戸にヒビが入ってくるんだけど、「やばい、ジェネレーターを探そう」とか言ってるのね?
ジェネレーター探すて前から言ってたのに、なんで悠長にゾンビの大群が押し寄せているガラス戸の前でチャットしてたんけ?
しかもジェネレーターのところまで店舗の裏口から行けたんか!?ゾンビがいるガラス戸しか逃げ道なかったんやないんか!だったら、さっさと行っとけやー!
おかしいでしょ、どう考えても!!!
ジェネレーターに向かう途中、暗い廊下でゾンビが何体か向こうからやってくるんだけど、モーガンが何故か「ヘッドライトを消すんだ」とか言って電気を消させます。消したら真っ暗になっちゃうんだけど。
いう通りにグレイスがヘッドライトを消すと…
ガウガウー!フンッ!
ガウガウー!フンッ!
とかいう音がしました。
グレイスがヘッドライトを点けるとモーガンがゾンビの下敷きになってやられそうになっています。…え?
ヘッドライトを消させた意味はどこにあったの?それより見えないからこっちが余計不利じゃん。意味がわからない…
その後もお馬鹿な行動をいくつかとったあと、屋上にいる赤ジャケの若者を見つけます。赤ジャケの若者、名はチャック。チャック生きてた。星愛好家らしく、やっぱり星が見たかったので屋上にあがってきたそうです。グレースが子ども用の星のプロジェクターをもってきて見せてあげる。
チャックが良い若者だったので、Gさん不覚にも「助けにきてよかった」とか思っちゃう。みんな、助けて。
その後、苦労した末にクリニックの鍵も入手していざ入ろうとしたらグレースが
「やっぱやめた」とか言いだす始末。
モーガンじゃなくてモーガンの中の人が苦笑しながら
「君は勇敢だ」
とか言って怒りをこらえる。
「ゴメンねー(ゾンビしこたま殺させて、おまけに命の危険に何度も晒して)」とかさらっと謝るグレース。
御免で済むか、このお天気娘が!
モーガンを上回る気まぐれ女性なので、モーガンにピッタリだと思います。ロマンチックな瞬間もあったし、これから恋愛に発展するかも。二人とも好き合ってるよね。モーガン泣くなや!モーガンは誠実なので、絶対浮気しないタイプだよねぇ。
ドワイトはダニエルに髪の毛を切ってもらってちょっと格好よくなりました。ドワイトが解放してあげたローガンの一味の人も味がある顔立ちだったので、再登場してキーパーソンになるといいけど。
アルを探しに行くって言ったけど、アルって一人でどこで何してんだっけ…?
あれだけ大量にいたゾンビもモーガンがどうやら片づけたらしいので、モール内は安全になりました。しばらくここをネグラにすれば良いんじゃないのかなぁと思いました。せっかく廃墟モールがあるので、使わないの勿体なくない?メリーゴーラウンドもあるし。モール内にはベッド屋さんがある場合も多いし、食料も大量にありそうだったものね。
フィアーの良い点は悪い点と同じでもあるのだけれど、強い人間の敵が出てこないという点でして、そうすると敵の基本はウォーカーになりますよね。だからウォーカー戦は割と面白いんですよ。ウォーカー戦だけですけどね!
本家ウォキデが完全にウォーカーを添え物にし始めちゃったんで、フィアーはあくまでもウォーカーとの戦いにフォーカスしていれば、最低限の視聴率は取れるんじゃないかなぁと思うのね。チンケな人間の敵はもう出さなくていいよね。
まぁ、文句を言いつづけたら7000文字を超えちゃったわよ、この記事!